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社会参加で犯罪未然に、政府が行動計画【NIKKEI NET】
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081222AT1G2200D22122008.html
政府は22日、全閣僚をメンバーとする犯罪対策閣僚会議を開き、治安回復に向けて2009年からの5年間に取り組む課題を示した「犯罪に強い社会の実現のための行動計画」を決定した。孤立した若者や高齢者、刑務所出所者などに社会参加や地域への定着を促し、「犯罪者を生まない社会」づくりを目指す。振り込め詐欺の横行や通り魔事件の続発など新たな犯罪情勢への対応策も盛り込んだ。
行動計画策定は03年に続き2回目。各省庁は今後、実施のための具体的作業に取りかかる。
計画では、社会とのつながりが希薄な若者や高齢者への対応について、定職に就く意欲のない若者らの自宅を相談員が訪問する英国の若者支援総合窓口制度「コネクションズ」を例示。行政やボランティアの側から孤立した若者らに積極的に働き掛けて社会参加を促す方法を検討していく。(14:13)
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