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対イラン武力行使辞さず イスラエル首相
2008.1.15 08:09
イスラエルのメディアによると、オルメルト首相は14日、国会の外交国防委員会で「イスラエルはイランの核保有を認めることはできず、いかなる選択肢も排除しない」と述べ、イランの核武装阻止のため武力行使を辞さない考えをあらためて表明した。
米政府が昨年12月、イランが2003年に核兵器開発計画を中断したとする米国家情報評価(NIE)を発表した後、ウラン濃縮中止を迫る国際社会の圧力が弱まっていることに警鐘を鳴らす狙いがあるとみられる。
イスラエルは1981年、イラクの核開発を阻止するため同国の原子炉を空爆した。しかし、イラン核施設の空爆作戦は(1)地下を含め広範囲に散在する施設の完全破壊は無理(2)イランの報復攻撃を招く可能性が大きい−ことなどから、実施は困難とされる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080115/amr0801150809001-n1.htm