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(回答先: ブッシュ中東歴訪の主目的はハマース粛清計画の総仕上げか エジプト人政治分析家が論評(ベリタ) 投稿者 近藤勇 日時 2008 年 1 月 21 日 22:25:05)
ガザで大停電 イスラエルの制裁による封鎖で燃料不足
http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080121/mds0801212016004-n1.htm
【カイロ=村上大介】パレスチナ自治区ガザ地区にある唯一の発電所が20日夜、イスラエルによる制裁による封鎖で燃料不足で稼働を停止し、大規模な停電が発生。発電所当局者がロイター通信に語ったところによると、人口約150万人のうち80万人に送電ができなくなった。
イスラエルは、今月9〜16日のブッシュ米大統領の中東歴訪後、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するガザ地区からのロケット弾攻撃を阻止するためとしてガザへの攻撃を強化。18日からはガザとの検問所も封鎖し、燃料や国連の人道物資も含めて全面封鎖を続けている。
稼働が停止した発電所は、ガザ地区の電気の約3分の1を供給し、イスラエルやエジプトから送電されている残りは供給が続いているという。
しかし、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、停電が病院や上下水道などの民生に深刻な影響を及ぼしていると指摘、境界封鎖は砲撃とは無関係の住民に対する「集団懲罰」と批判している。
これに対し、イスラエル外務省報道官はAP通信に、「ロケット弾が止まれば平常に戻る」と語り、ハマス側が故意に“人道危機”を演出しているとの見方を示した。
しかし、ハマスと対立するアッバス自治政府議長も20日夜、イスラエルに燃料搬入を認めるよう表明。エジプトのムバラク大統領は21日、イスラエルのオルメルト首相との電話会談で、全面封鎖の解除と対ガザ攻撃の停止を求めた。ヨルダンやレバノン、モロッコ、アルジェリアなどアラブ各国では21日、抗議のデモが続いた。
イスラエル軍の攻撃では、武装勢力を含むパレスチナ人の死者は15日以降だけで30人以上となっている。