★阿修羅♪ > 戦争a0 > 615.html
 ★阿修羅♪
全訳:9・11のテープはなぜ破壊されたのか?(P.C.ロバーツ:Counter Punch)
http://www.asyura2.com/08/wara0/msg/615.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2008 年 2 月 06 日 08:26:43: SO0fHq1bYvRzo
 

全訳:9・11のテープはなぜ破壊されたのか?(P.C.ロバーツ:Counter Punch)


元レーガン政権閣僚であり、米国保守派の論客の一人であるポール・クレイグ・ロバーツは「9・11内部犯行」を主張する者の一人ですが、

http://www.asyura2.com/07/war92/msg/413.html
【ボルテール・ネット西語版】元レーガン政権高官P.C.ロバーツによる『9・11の正体を暴く』をスペイン語で紹介

彼は2月4日付のCounter Punch誌は彼の次のような論文を掲載しています。
全文を和訳しました。

****************************************
http://www.counterpunch.org/roberts02042008.html
2008年2月4日

それらが自白が無かったことを明らかにするものだったのか?

なぜ9・11のテープが破壊されたのか?

ポール・クレイグ・ロバーツ著


多くの米国人たちは9・11委員会報告に満足しているのだが、しかし当委員会の議長2名、トーマス・キーン(Thomas Kean)とリー・ハミルトン(Lee Hamilton)はそうではない。9・11委員会を辞退した米国上院議員マックス・クリーランド(Max Cleland)もまた不満を持ち、ボストン・グローブ誌(2003年11月13日号)に対して「この調査は今や信用を失っている」と語った。元FBI長官ルイス・フリーフ(Louis Freeh)ですらもウオールストリート・ジャーナル(2005年11月17日号)で、委員会報告には不明確な諸点および「回答を必要とする複数の疑問」があると書いた。

キーンもハミルトンも共に、2度おおやけにこの点を語っている。一つは2006年の本「Without Precedent: The Inside Story of the 9/11 Commission(大統領抜きで:9・11委員会の内幕)」、そして2008年1月2日にニューヨーク・タイムズで、あの報告書には不正確な諸点と未解答あるいは誤解答の諸疑問点があると述べているのだ。

1月2日にキーンとハミルトンはCIAが彼らの調査を妨害したと非難した。「我々は、我国が直面した最大の悲劇の一つを調査するために議会と大統領によって作られた法的な力を持つ機関に対して政府の高官たちが情報を与えないように決定したことを、よく知っている。我々はこれを妨害行為であると主張する。」

キーンとハミルトンは彼らの本で、9・11謀略犯罪に関する唯一の内部情報源であった拘禁中の重要証言者との接触」を図ることができなかったことを書いている。

あの委員会が主犯格とされた者達の尋問から何が分かるのかを知るために許された唯一の情報は、クハリッド・シェイク・モハッメド(Khalid Sheikh Mohammed)といった「三番手」の情報源からのものであった。委員会は犯人と見なされた拘禁中の者達に質問することはおろか、彼らを尋問した者達と会うことすら許されなかったのである。キーンとハミルトンは次のように書く。その結果として三番手の者達から彼らに与ええられた「逮捕者の情報が信憑性について判定のしようが無かった。」「クハリッド・シェイク・モハッメドのような者が我々に真実を語っているのかどうかどうやって知ることができるだろうか?」

その尋問のテープが存在した事実は9・11委員会に対して秘密にされていたのである。

そのビデオ・テープはその後に破壊されてしまった。そのビデオの破壊の決定にホワイトハウスが関与しており、そしてそのビデオが、ブッシュ政権が否定している拷問という方法をとっていたことを暴露するものであるから破壊されたと信じられているために、問題となったのである。

ブッシュ大統領によると、米国は、大統領と司法省が拷問の権利を主張しているとしても実際には拷問を行っていないことになっている。

この拷問の件はめくらましなのだろうか? 9・11委員会は尋問方法や逮捕者の扱いを調査する任務は与えられていなかった。委員会は、9・11攻撃へのアル・カイダの加担を調査しこのテロ事件の実行者を決定することだった。党委員会に対して、アル・カイダとオサマ・ビン・ラディンの関与を自白する証拠ビデオを差し止める理由はどこにも無かった。

この証拠ビデオが9・11委員会に対して差し止められたのは、この犯罪への加担者とされる者達の自白がなかった、アルカイダと結び付けられなかった、そしてビン・ラディンと結び付けられなかったからなのだろうか?

ブッシュ政権にとって拷問の問題を恐れるような理由は無い。司法省の覚書がその使用を合法化しており、議会が法制化しブッシュ大統領がサインしている。それは過去に逮捕者を拷問した米国の審問官を遡って保護するものである。2006年9月に議会を通過し2006年10月にブッシュがサインした軍事委員会法はジュネーブ会議で保障されている逮捕者の権利を奪い去るものだ。「この項目にしたがって軍事委員会が裁く侵略する無法な敵の戦闘員は誰一人として、ジュネーブ会議をその権利の源として主張してはならない。」この法律にある他の条項は逮捕者から早い裁判と拷問および自白強要に対する保護を奪い取る。この法律は、戦争犯罪を追求する告訴に反対して拷問を過去に遡って保護する条項も含んでいる。

ブッシュ政権は狡賢くも拷問疑惑を利用してCIAのビデオ・テープ破壊を「拷問話」とごちゃ混ぜにしたのだろうか? そのテープがあの犯罪に関する自白が無かったことを明らかにするものであるために破壊されてしまったということが十分に考えられる。キーンとハミルトンが問うように、証拠が無ければどのようにして真実を知ることができるだろうか?

我々が知る全ては、サダム・フセインが大量破壊兵器を持っていたとか、イランが引き続き核開発計画を推し進め核兵器保有に近づいている、などと我々に語る政府の言葉だけである。NIE報告がイランは2003年に核開発計画を放棄したと結論付けているにもかかわらずなのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポール・クレイグ・ロバーツはレーガン政権で財務省補佐官を勤めた。彼はウオールストリート・ジャーナルの社説ページのアシスタント編集者、そしてナショナル・レビューの寄稿編集員であった。彼は「The Tyranny of Good Intentions.」の共著者である。彼とはPaulCraigRoberts@yahoo.comで接触することができる。

***************************************

  拍手はせず、拍手一覧を見る

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      HOME > 戦争a0掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。