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ロシアの次期大統領メドベージェフ・「ルーブル基軸通貨化」を宣言。それはつまり「ドル体制崩壊」に動くということ
http://www.asyura2.com/08/wara1/msg/238.html
投稿者 大西健二 日時 2008 年 2 月 19 日 05:42:21: Zg4goyIkX.Zhg
 

【RPE】メドベージェフ「ルーブル基軸通貨化」を宣言

http://www.mag2.com/m/0000012950.htm

★メドベージェフ「ルーブル基軸通貨化」を宣言


全世界のRPE読者の皆さまこんにちは!

いつもありがとうございます。

北野です。

RPE読者さん以外の日本人がボケボケボケボケしている間に、世界
は大きく変化しています。

大きく変化しているというのは、「アメリカの一極支配構造」が崩壊して
きているということです。

で、どうして「一極支配構造が崩壊してきているの?」といえば、

「ドル基軸通貨体制が崩れてきているから」となります。


この点私は05年1月発売の「ボロボロになった覇権国家」
(詳細は→  http://tinyurl.com/dypky   )


以前も以降も一貫して警告しつづけてきました。

本が発売された当初は、「バカじゃないの!」「トンデモ系」「陰謀論」
とサンザン馬鹿にされました。

ところが今では3大新聞にも取り上げられ、「昔失礼なメールを書きま
したがすいません」とワビのメールが洪水のように届いているのです。


さて、最近話題になった出来事。

ジョージ・ソロスが「ドル時代の終焉を宣言した」という話をしました。

<世界はドルの買い増しに消極的=ジョージ・ソロス氏

1月24日7時35分配信 ロイター

[ダボス(スイス) 23日 ロイター] 著名投資家のジョージ・ソロス
氏は23日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、世界
的にドル離れが進んでいるとの認識を示した。

同氏は「金融市場には保安官が必要だ。世界はドルを買い増すこ
とに消極的だ」と発言。> 


<「現在の危機は、ドルを国際通貨とする時代の終えんを意味する。
            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ワシントン・コンセンサスではなく、新しい保安官が必要だ」と述べ
た。>(同上)

さて、ロシアはこういう状況でどう動くのでしょうか?


▼ロシアはドル体制崩壊を後押ししている


皆さん、現在起こっている世界経済の危機は、「『サブプライム問題』
が発端だ」とか思っていないでしょうね?

危機の根は、もっとずっと長く深いのであります。

まず第2次世界大戦中、ブレトンウッズ体制=金(きん)ドルシステ
ムがつくられた。

このシステムのせいで、アメリカから金(きん)がどんどん流出してい
きます。

ニクソンは1971年8月、「金・ドル兌換の停止」を宣言。
(ニクソンショック)

これでドルは、基本的に他通貨同様、タダの「紙切れ」になりました。

しかし、「他にかわりがない」という一点で、その後も基軸通貨であ
りつづけたのです。

レーガンさんの80年代、アメリカは世界最大の債権国から世界最大
の債務国に転落してしまいます。

90年代はじめ、「アメリカはまもなく国家破産する」といわれた。

しかし、クリントンは「IT革命」を起こし、世界から資金を集中させる
ことで、この危機を乗り切りました。

しかし。。。


1999年、ユーロが誕生。


ついにドルにかわる「基軸通貨候補」が誕生したのです。

その後ユーロは強くなりつづけ、06年末には市場流通量がドルを
超えてしまいます。

現代の世界を見ると、ドルとユーロが並存している状態。

しかし、世界最大の借金大国アメリカのドルはますます弱くなり、ユ
ーロはますます強くなっていきます。(短期には上下するが。。。)

ドルが弱くなり、ユーロが強くなっている。

あるいはドルが弱くなり、他通貨が軒並み強くなっている。

これは、自然に起こったことではない。

つまり、人為的に起こっていることなのです。

要するに、アメリカの一極支配をぶち壊し、多極世界を構築したい
独仏・ロシア・中国・中東産油国が一体化して、ドル攻撃に動いて
いる。

ロシアはどうか?

まず、ロシアはルーブル建ての原油取引を開始。

<ルーブル建て原油取引開始 ロシア、影響力強化狙う

【モスクワ9日共同】モスクワの取引所、ロシア取引システム(RTS)
で8日、初のルーブル建てロシア原油の先物取引が始まった。

サウジアラビアに次ぐ世界第2位の産油国であるロシアは、自国通
貨建ての自国産原油市場を創設することで、国際原油市場での影
響力強化を図る狙いだ。>

(共同通信 06年6月9日)

さらに、プーチンさんは07年6月、「ルーブルを世界通貨(基軸通貨)
にする!」と宣言します。

<米露“破顔一笑” 「ルーブルを世界通貨に」プーチン大統領ますます
強気

6月12日8時0分配信 産経新聞

【サンクトペテルブルク=内藤泰朗】ロシアのプーチン大統領は10日、出
身地サンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムで、
同国の通貨ルーブルを世界的な基軸通貨とすることなどを提唱した。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さらにプーチンは、アメリカ没落後の世界像をぼんやりながら提示しました。

「現在の金融システムは、1〜2の通貨(ドル・ユーロ)にしばられており、
グローバル経済の戦略的要求を反映していない。

なぜなら、これら通貨の変動が国々の外貨準備や、経済のある部門に
ネガティブな影響を与えるからだ。」

で?

「この問題に対する答えは一つ − 

いくつかの世界通貨と金融センターが出現することだ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

世界がアメリカ一極世界から、5〜6の多極世界になる。

そして、5〜6の基軸通貨がある。

ロシアのルーブルがその一つになる可能性は十分あるでしょう。

このように、今世界で起こっている危機は、偶然起こっているのではな
く、


米一極主義 対 多極主義 の結果起きている。


ああそうそう、メドベージェフの話でした。


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▼メドベージェフ「ルーブルを基軸通貨に」


アメリカの選挙戦が盛り上がってますね。

ちなみに、ロシアでも3月はじめに大統領選挙がある。

しかし、プーチンが後継指名したメドベージェフ第1副首相の勝利は確
定的。

そんなわけで、全然盛り上がらないのです。

ま、別にどっちでもいいんですが。


最近メドベージェフさんが、世界経済の現状とロシアの行くべき道につい
て語りました。

「リベラル派」といわれるメドベージェフさんですが、経済政策に関しては、
「アメリカの経済支配体制を遠慮なくぶち壊す」と宣言しています。

<「資源決済ルーブル建てで」

2月16日8時2分配信 産経新聞

プーチン・ロシア大統領の後継者、メドベージェフ第1副首相は15日、東
シベリア・クラスノヤルスクで演説し、

「(石油、天然ガスなど)資源輸出の決済をルーブル建てに移行させる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
必要がある」と述べた。

イタル・タス通信が伝えた。>

うお!

きましたな。

ほんの8年前まで、原油はドルでしか買えなかった。

それが今では、イランのようにユーロや円で売る国、

ロシアのようにルーブルで売る国が登場しています。

アメリカはイランを攻撃し、(イラクに対しそうしたように)「ドル建て」に戻さ
せることはできるかもしれません。

しかし、ロシアと戦争するというオプションはありませんから、ロシアの「ル
ーブル建て」に手出しできないのです。

<メドベージェフ氏は、豊富な資源輸出を通じてルーブルの地位を

「地域基軸通貨」
~~~~~~~~~~~~~~~~~

に高める考えを強調、>(同上)

ロシアで金融危機が起こった1998年、ロシア産原油は1バレル10ドル以
下まで下がりました。

それが今では1時100ドルを超え、90ドルなら誰も驚かない。

オイルマネーで潤うロシア。

この国のGDPは去年、イタリア・フランスを抜き去り、世界7位に浮上しま
した。

近い将来イギリス・ドイツを抜き去り、世界5〜6位の経済大国になることは
確実。

当然、ルーブルが、メドベージェフのいう「地域基軸通貨」になるのは不可
能ではないでしょう。

<「金融界では今、基軸通貨の役割見直しが進んでいる。
           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ロシアはこれに乗じて

国際金融センターの一つを目指す」と語った。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(モスクワ 遠藤良介)(同上)

そう、現在はドルとユーロが並存している。

しかし、中東産油国は、「湾岸共通通貨を2010年につくる」と発表していま
す。

ロシアは、「ルーブルの基軸通貨化」を目指す。

世界はプーチンのいうように、5〜6の基軸通貨と金融センターが並存する
多極世界にむかっているのです。


▼世界統一通貨というシナリオ


とはいえ、「いくつかの金融センターと基軸通貨がある多極世界」以外のシ
ナリオもあります。

「以外」というか、「まったく正反対」というべきでしょうか。


「欧州は統一にむかっている」

皆さん、こう思っているでしょう。

しかし、事実をいえば、求心力と遠心力が同時に働き、まったく正反対の
動きが同時に起こっているのです。


例えば、先日セルビアからの独立を宣言したコソボ。

これで、旧ユーゴスラビアは、

スロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア、セルビア、
モンテネグロ、コソボ

の7カ国に分裂したことになります。

果たして欧州は統一にむかっているのでしょうか、分裂にむかっているので
しょうか?


世界も同じ。

中国・ロシア・中東イスラム産油国などは、多極世界を志向しています。

一方で、既存の支配勢力は、一極支配を目指している。

現段階では、あまりにもファンタスティックに思えるシナリオですので、
「北野の空想」程度に聞いておいてください。


第1次大戦の後、国際連盟が作られましたね。

第2次大戦の後、国際連合が作られた。

そして、ドルを基軸通貨とする世界経済システムが現在まで機能してきま
した。

じゃあ、第3次世界大戦が起こり、その混乱を収拾するべく、新たな世界政
府ができたっておかしくないでしょう?

あまりにとっぴな話に聞こえますが。。。

しかし、1928年の時点で、

・1929年に世界恐慌が起こる
・それがきっかけで、世界はブロック経済化する
・1930年代に、第1次大戦の敗戦国ドイツでファシズムが台頭し、東欧を侵
略する
・アメリカ・イギリス・ソ連 対 ドイツ・イタリア・日本の大戦争が起こる
・欧州は決定的に没落し、米ソ二極体制ができる
・国連ができる

なんて想像できた人がいたでしょうか?

もし、アメリカでマケインさんが勝ち、イラン攻撃→中東大戦争というシナリ
オを現実化させる勢力がその気になれば、何でもありということなのです。


しかし、ご存知のように戦争を抑制する勢力もあります。

それが、中国・ロシアを中心とする多極主義陣営。

アメリカは自動没落の過程に入っているので、中ロは戦争をする必要もな
いのです。

これは、アメリカが悪で中ロが善という話ではありません。

ただ、時流的に「中ロは平和を志向し、アメリカは戦争を志向する」という話。

(中ロは、国連安保理を利用し、「中ロは平和を愛する」「アメリカは戦争す
きで悪の帝国だ!」とプロパガンダする。)

アメリカが敗北しイラン攻撃をあきらめれば、この国はゆるやかに没落して
いくでしょう。

日米同盟は徐々に無力化し、日本は自立を迫られることになります。

というわけで、今回のアメリカの選挙は、歴史の教科書でも「歴史的」と書
かれる重要な選挙なのです。


今回の話、「濃すぎてよくわからん」という方、

下の情報をゲットしてください。

完全資料つきで全部わかるようになります。(おわり)


=================================================================


●え”〜中ロ同盟が米幕府を滅ぼす???

仮想敵同士だった中国とロシア。
アメリカの執拗ないじめとカラー革命に激怒したプーチンは、ついに東の
ジャイアントパンダ(中共)と提携することを決意します。

日本人が知らないうちに(悪の?)薩長同盟は成立し、米幕府体制は崩
壊にむかいます。

素人目にもアメリカの覇権後退が明らかになってきました。
その真因を、中学生でもわかるように解説する(豊富な資料つき)

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★★★朝日新聞07年11月18日付は

「北野幸伯著『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』は、タイトルほどの極
端さはさておき、アメリカの一極支配に対抗しようとしているプーチン政治を、わ
かりやすく見通す。

アメリカが影響力を及ぼしたとされる周辺国の政変に対策をとり、外貨準備か
らドルの割合を減らし、石油をルーブルやユーロで売る──ロシアの揺さぶり策
から、アメリカの世界戦略に改めて気づくことができる本だ」と絶賛。

「中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日-一極主義vs多極主義」(草思社)
(詳細は→ http://tinyurl.com/yro8r7 )

PS2 「あとがき」からお読みください。

【RPE】メドベージェフ「ルーブル基軸通貨化」を宣言

http://www.mag2.com/m/0000012950.htm


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