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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080420-OYT8T00023.htm
イラク戦争を考える
現地取材続ける 西谷さんが講演向日
イラク戦争の現状を報告する西谷氏
イラク戦争について考えるシンポジウム「イラク・戦場からの告発」が１９日、向日市の市民会館で開かれた。現地取材を続けるフリージャーナリスト・西谷文和氏（４７）が映像を交えて講演し、約５０人の市民らが聞き入った。
西谷氏は京都市出身。５年間で計８回の取材でまとめた映像は、航空自衛隊の空輸活動の一部を違憲と判断した名古屋高裁判決の訴訟でも証拠採用された。
米軍による爆撃で、原因不明の神経系の病を発症する子どもや若者が相次いでいることを報告した西谷氏は、「多くの症例は、何らかの兵器実験の存在も疑わせる」と訴えた。
シンポジウムを主催した「無防備平和都市条例を目指す向日市民の会」の杉谷伸夫代表は、「イラクの現状を直視し、市民として何ができるかを考えたい」と話した。
（2008年4月20日 読売新聞）
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