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マケインは5月15日のオハイオ州での演説で「2013年1月までにイラク戦争で勝利し、イラク駐留米軍のほとんどを撤退させる」と表明したそうだ。
<米大統領選>マケイン氏「1期中にイラク撤退」(5月16日 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080516-00000039-mai-int
ワシントン・ポストなどを当たってみたが、その軍事的根拠を述べた記事を目にする事はできなかった。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/2008/05/15/ST2008051503444.html?sid=ST2008051503444
マケインは20年スパンでのアメリカ軍のイラク駐留の重要性をよく理解している政治家だと思うが、大統領選を前に背に腹は代えられず、大統領の任期期間の4年間という限定を付けて、イラク戦争勝利によるイラク撤退を公約したのだろう。
デフォルメされるアメリカのリベラル系マスコミの報道ほど、イラク戦争の戦況はアメリカにとって悪くないようだ。
次期アメリカ大統領戦で民主党のオバマが勝つか、共和党マケインが勝つかはわからない。しかし、次期アメリカ政権の4年間の間で、中国共産党が政権を維持した場合、アメリカ軍のイラク撤退は、中東のイランをテコとして、アフリカからユーラシア大陸にかけての資源のベルト地帯で、中国とイランの支配力を大幅に強める事になってしまう。
イランの資源世界戦略は、米中の世界戦略と衝突する(5月11日)
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/iran.1.html
中東情勢とドル支配体制の崩壊−イラク撤退がサウジアラビアに及ぼす影響―(1月3日)
http://otd9.jbbs.livedoor.jp/911044/bbs_plain?base=294&range=1
エネルギー資源争奪の時代、次期マケイン政権が誕生すれば、彼の公約に関係なくアメリカのイラク駐留は今後10年以上長期に続くと考えるが、それは軍事専門家の一致した見方だと思う。
DOMOTO
http://www.d5.dion.ne.jp/~y9260/hunsou.index.html