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Re:米空軍の士官ら6人次々と変死 -- B-52核弾頭搭載飛行は本当に過失だったのか?
http://www.asyura2.com/08/wara2/msg/626.html
投稿者 近藤勇 日時 2008 年 6 月 06 日 08:32:02: 4YWyPg6pohsqI
 

(回答先: 相次ぐミス、米空軍幹部2人を更迭(日刊スポーツ) 投稿者 近藤勇 日時 2008 年 6 月 06 日 08:04:43)

米空軍の士官ら6人次々と変死 -- B-52核弾頭搭載飛行は本当に過失だったのか?
http://omoroid.blog103.fc2.com/blog-entry-107.html

[アメリカ発] 去る8月30日、核弾頭が搭載された巡航ミサイル6個を載せたB-52爆撃機がアメリカ上空を飛行していたというニュースは、日本でも報道されたので、ご存知の方は多いと思う(参照)。

米国防省の発表では、爆撃機は中北部ノースダコタ州の空軍基地から南部ルイジアナ州のバークスデール空軍基地へ廃棄予定の巡航ミサイルを運ぶために飛行していたのであるが、搭乗員らは核弾頭がミサイルに装着されているのに気づいていなかったという。過失飛行だったというわけだ。

1960年代後半に2件の核爆撃機の墜落事故が起こって以来、これまでアメリカは核兵器を搭載した爆撃機の飛行を行っていなかった。ソース1によると、搭載されていた核弾頭(1個)は62年前広島に落とされたピカドンの10倍の破壊力を持つもので、推定5百万人から6百万人を殺戮する威力を持つ核を爆撃機は搭載していたそうである。

このニュースは空軍関係者からのタレコミを米の軍事情報紙、ミリタリー・タイムズが9月5日スクープして世に知られることとなったが、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポスト等の全国新聞は大きなヘッドラインとしては扱わず、飛行は過失であり、安全性への危険は無かったという当局の発表を鵜呑みにした記事を掲載しただけに終わっている。

また、この事件については米政界も沈黙を守っており、誰も政府や軍部を声高に批判するでもなく、公聴会も一つとして開かれていない。仮に爆撃機が墜落し、誤ってミサイルが落下しても、安全装置があるため核爆発が起きることはないというが、事件の大きさを考えるとマスコミも政界もあまりに素っ気ない対応だ。

それとは対照的に、英語圏のネット界では、あれは過失飛行ではなかったという陰謀説が飛び交っている。その中でも筆者の注意を引いたのはソース2であるが、ミサイルのローダーやパイロットとして、今回の過失飛行事件に直接関ったとされる6人の空軍軍人が短期間に次々と死亡しているという記事を掲載している。以下の表は各軍人の死亡を伝えるローカルニュースの内容を要約したものだ。


8月30日の過失飛行前後に死亡した空軍士官ら6人の氏名、階級、年齢、配属先、死亡時期、死因 番号 氏名 階級 年齢 配属先

1 アダム・バーズ 一等兵 20才 ノースダコタ州、マイノット空軍基地
2 ウェストン・キッセル 中尉 28才 ノースダコタ州、マイノット空軍基地
B-52パイロット
3 ジョン・フルー 大尉 33才 フロリダ州、ハールバート・フィールド空軍基地
空軍特殊作戦司令部
4 トッド・ブルー 下士官 20才 ノースダコタ州、マイノット空軍基地
第五空軍保安部隊飛行中隊
5 不詳(夫) 不詳 29才 ルイジアナ州、バークスデール空軍基地
6 不詳(妻) 不詳 32才 ルイジアナ州、バークスデール空軍基地

番号 氏名 死亡時期 死因 ニュース
1 アダム・バーズ 2007年
7月5日 マイノット郊外で、空軍同輩の運転する車で事故死。 1
2 ウェストン・キッセル 2007年
7月20日 テネシー州に帰省中、オートバイで事故死。 2
3 ジョン・フルー 2007年
8月30日-9月8日 友人の結婚式に出席するため、8月25日ワシントン州、ポートランドを訪問。8月30日以降行方不明になり、9月8日遺体となって発見される。死因不明。 3a, 3b, 3c

4 トッド・ブルー 2007年
9月10日 ヴァージニア州、ワイズビルの家族の元に帰省中死亡。死因不明。 4
5 不詳(夫) 2007年
9月15日 オートバイで走行中、SUVと衝突事故死。 5
6 不詳(妻) 2007年
9月15日 オートバイで走行中、SUVと衝突事故死。 5


表からもわかるように、犠牲者の年齢は20代から30代前半と若い。彼らのうち4人は交通事故死しており、残りの2人については死因が特定されていない。勤務先はマイノット空軍基地が3人、バークスデール空軍基地が2人、そしてフロリダ州のハールバートフィールド空軍基地が1人。

ソース記事は、口封じのために全員事故に見せかけて殺されたのだと示唆しているが、ニュースから得られる情報だけでは当然ながらなんとも言えない。若い彼らが短期間に相次いで変死した事実はもちろん注目に値するが。

一方、過失飛行だったという政府の説明に一番説得力のある疑問を投げかけているのは、空軍核攻撃部隊にかつて所属していた退役軍人たちだ。ミリタリー・タイムズのウェブサイトにはフォーラムがあるのだが、ここには500にのぼる意見が投稿されており、その多くが核攻撃部隊を熟知するという人々によるものだ。

投稿記事には、核兵器の扱いには複雑な手続きを踏まなければならず、また爆撃機には搭載されている武器をすべて点検するコンピューターシステムが内蔵されており、搭乗員が核弾頭が搭載されているのに気づかないというのは有り得ないという意見が述べられている。また、核弾頭の移動自体、間違いなくホワイトハウスから指令されたことだと結論づけている投稿もある。

ブッシュ政権は、テロとの戦いで核兵器の使用もありえるというスタンスを崩していないし、2002年の核戦略見直しでは、非核所有国に対し先制核攻撃するオプションを盛込んでいる。そして2006年、同政権はイランの核開発計画を挫き、その軍部とインフラの大部分を破壊するための「小型戦術核」の使用も含めた対イラン攻撃計画を策定している。

また、最近では二人のイギリス人軍事専門家が米国はイランに対する攻撃を準備しつつあるという内容のレポートを共同で発表しており、その中でブッシュ政権が核兵器の使用を真剣に検討している確たる証拠があると言及している。

こうした流れを見てみると、今回のB-52核弾頭搭載飛行は不吉な前兆と言える。もっと不気味なのは、アメリカのメディアや政界が皆沈黙していることだ。アメリカの指導層はイランを潰すためなら核を使ってもよいと考えているのだろうか。

ミリタリー・タイムズへの今回のタレコミは、空軍インサイダーがアメリカ国民と世界に向けて軍部の不穏な動きを知らせるためにやった事なのかもしれない。もっと深読みすれば、イランに圧力をかけるため、ホワイトハウスが自作自演した可能性もあるわけだが。いずれにせよ、イランはこのニュースに他の誰よりも注目したに違いない。

ソース:

Media, politicians maintain silence on flight of US nuclear bomber

Minot AFB clandestine nukes 'oddities'  

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