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http://www.kinyobi.co.jp/KTools/antena_pt?v=vol712#11
レバノン
ヒズボラのナスララ師が
「中東の最も尊敬すべきリーダー」に
米国の著名なシンクタンクであるブルッキングス研究所の中東政策部門・サバンセンターがこのほど、中東6カ国、4000人を対象に「中東の最も尊敬すべきリーダー」についての世論調査を実施したところ、レバノンのシーア派武装組織・ヒズボラ（神の党）の指導者であるナスララ師がトップに選ばれた。
この調査は、エジプト、モロッコ、ヨルダン、サウジアラビア、レバノン、アラブ首長国連邦で実施。レバノンを除きスンニ派の親米国家ばかりだ。だが2006年にヒズボラがレバノン南部に侵攻したイスラエル機甲部隊を撃退して以降、ナスララ師の名声は中東で広がり、今回26％を獲得。第2位は中東でイスラエルとの非妥協的な姿勢から孤立しているシリアのアサド大統領で、16％を獲得。第3位は、非アラブ人ながら10％を集めたイランのアハマディネジャド大統領だ。
（編集部）
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米国
反戦活動家が
捜査当局によって「テロリスト」に
米東部・メリーランド州の反戦活動家や死刑廃止を求める市民団体のメンバーが、州や連邦政府が作成する「テロリスト」の人名データに登録され、そうした人々が主催する集会やデモ、さらに使用するＥメールも恒常的に捜査当局のスパイによって監視されていた事実が、このほど情報公開法で入手した捜査資料によって明らかになった。
公開されたのは、2005年3月から06年5月までの288時間に及ぶ監視記録46ページ分。それによると、20あまりの州内の集会に州警察の「バルティモア情報部」と呼ばれる機関からスパイが送り込まれ、反戦活動家のリーダーの「主要犯罪」が「テロリズムー反政府」という項目に入れられ、「対テロデータベース」に登録されている。だがこうした団体や参加者は暴力など違法行為をしておらず、思想だけで「テロリズム」と認定され、監視理由になっていた。
（編集部）
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