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イラク本 「我々は彼女を粉々に噴き飛ばした」 (イラク情勢ニュース)
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/230.html
投稿者 新世紀人 日時 2008 年 9 月 23 日 12:54:43: uj2zhYZWUUp16
 

http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/2008_Dahr_Jamail_20080916.html

イラク情勢ニュース URUK NEWS > 2008 解放への道

イラク本 「我々は彼女を粉々に噴き飛ばした」
BOOKS-IRAQ: "We Blew Her to Pieces"

ダール・ジャマイルの中東速報
2008年9月16日付
http://dahrjamailiraq.com/hard_news/archives/iraq/000835.php
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=43891


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◆◇◆ 書籍
 Winter Soldier Iraq & Afghanistan
<冬の兵士 イラク&アフガニスタン>
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戦争に反対するイラク帰還兵のサイト

同上: ビデオを見る
 9月16日発、(IPS) −− イラクの人々を別にすると、米軍がイラクで行っていることを米兵以上によく知っているものは誰もいない。この新刊書は、アメリカの占領がイラクにもたらした大きな被害を、兵士たち自身の言葉で、詳細かつなまなましく読者に伝えるものである。
 9月16日に出版された『冬の兵士 イラク&アフガニスタン −− 占領の体験』という本は、米軍兵士とアメリカの軍隊がイラクで行ってきたことへの痛烈な歴史的批判の書である。

 <戦争に反対するイラク帰還兵(IVAW)>およびジャーナリストであるアーロン・グランツによって執筆された本書は、2008年3月13日から16日にかけてメリーランド州シルバー・スプリングで開かれた公聴会から生まれた。

 3回のイラク派遣を経験した海兵隊のジェイソン・ウォシュバーン伍長は、「一人の女性が歩いていたの私は忘れない」と話し始めた。「彼女は大きなバッグを抱えていて、われわれの方に向かってきているように見えた。それでわれわれは榴弾砲マーク19の照準を彼女にあわせた。砲煙が消えたとき、彼女の持ったバッグは食品雑貨でいっぱいだったことが判った。彼女はわれわれに食料を届けようとしていたのに、われわれは彼女を粉々に砕いたのだ」。

 イラクでの交戦規則について論じたパネル討論で、ウォッシュバーンは交戦規則がいかにザル法もどきで、あって無きがごとくなのかを証言した。

 「3度のイラク派遣を経験するなかで、交戦規則はずいぶん変わった」と、ウォッシュバーンの証言は続く。「危険が増すほど、我々に許され期待された対応は残忍なものとなった」。

 感情を高ぶらせた彼の証言は、同書に収録された軍内のセックス流儀、帰還兵の健康問題、軍のノイローゼなど、他の帰還兵によっても再三再四繰り返されてきた問題を提起している。

 「ほかにも我々が奨励されたこととしては、武器を置き去りにするとか、3度目の派遣ではシャベルを置くとかがあった。そのための武器やシャベルを持ち歩くのは、一般市民を射殺する事故が発生したとき、その武器を死体のうえに投げだすことができるからであり、そうして死体(の身元)をゲリラのように装った」とウォッシュバーンは言った。

 このようにイラクで行われていることについて、どのページも兵士たちの衝撃的な話があふれている。

 「戦果を誇示する」ために撮影した死者の写真から、民間人への拷問と虐殺まで、この本には何でも収録されている。

 グランツはIPSの取材に、「イラク戦争で起こっていること、この戦争の実態について、我々は歴史的記録を残そうとしているんだ」と言った。

 米陸軍第82空挺師団の兵士でイラクで1年間勤務したハート・バイジスは、無線での命令について話した。

 「ある時、敵は移動手段にタクシーを使っているので、すべてのタクシーを銃撃せよと命令した。 ・・・狙撃兵の一人が応答した。『あの、確認ですが、すべてのタクシーを銃撃するので?』 中佐が答えた。『お前の聞いた通り、すべてのタクシーを銃撃せよ』 その後、この町は全部対が車両を銃撃した。私の最初の戦争体験はこれだった。そしてその後の経験も同じようなものだった」。

 シリア国境に近いイラクのカイム地域で1年を過ごしたビンセント・エマニュエル(海兵隊の射撃手)は、相手の身元を確認せずに弾倉が空っぽになるまで撃ち尽くしたこと、ハンビー(軍用車両)で死体を轢(ひ)いてまわったこと、「戦果を自慢するため」に死体の写真を撮るため車を停めたこと・・・を語った。

 ・・・ (中略)

 これはアメリカ社会にとって重要な本である。特に<冬の兵士>の証言が、ワシントン・ポストを除いては、大手メディアで報道されなかったからである。ポスト紙も首都圏でのできごとのなかの一つとして扱っただけだった。

 ニューヨーク・タイムズ、CNN、ABC、CBSは完全にこれを無視した。

 ・・・ (以下、略。 ※原文=英字は上のURLでどうぞ)


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