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米、タリバン側との対話必要 次期中央軍司令官
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100901000285.html
【ワシントン８日共同】米中央軍司令官への就任が決まっているペトレアス陸軍大将は８日、ワシントン市内で講演し、治安悪化が進むアフガニスタン情勢を好転させるため、反政府勢力として力を盛り返しているタリバン側との対話も必要だとの認識を示した。
イラク駐留多国籍軍のトップとして名を上げたペトレアス氏は、イラク戦争で敵対したイスラム教スンニ派勢力を取り込んだことが、劇的な治安改善につながった経験を披露。「アフガン政府との和解に前向きなメンバーがタリバン内にいるなら、彼らと話し合うことは重要なステップになる」などと語り、過激グループを孤立させることがテロ攻撃の減少につながると指摘した。
ペトレアス氏は、アフガンなどを統括する中央軍司令官に１０月３１日付で正式就任する。来年以降、ブッシュ大統領の後継政権内で、対アフガン戦略の中枢を担う。
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