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丸善・丸の内本店4階に「松丸本舗」を開店。 松岡正剛の千夜千冊 【丸善、主宰。 松岡正剛、編集。】
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/272.html
投稿者 hou 日時 2009 年 11 月 29 日 08:09:31: HWYlsG4gs5FRk
 

松岡 正剛(まつおか せいごう、1944年1月25日 - )は、日本の編集者、著述家、日本文化研究者。編集工学を提唱。

京都府出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を歴任。現在、株式会社松岡正剛事務所代表取締役、編集工学研究所所長、ISIS編集学校校長、連志連衆會理事。

妻は、かつて、稲垣足穂の本などに幻想的な絵をよせた、画家のまりの・るうにい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E5%89%9B

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『正座と日本人』丁宗鐵 松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇
さまざまな分野の作品の書評を掲載。
www.isis.ne.jp/mnn/senya/

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丸善・丸の内本店4階に「松丸本舗」を開店。 
松岡正剛の千夜千冊 【丸善、主宰。 松岡正剛、編集。】

http://www.matsumaru-hompo.jp/greeting.html

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。  

  弊社はこのたび、松岡正剛氏ならびに株式会社 編集工学研究所のご協力をいただき、丸善・丸の内本店4階に「松丸本舗」を開店いたします。

 「松丸本舗」は書店におけるショップインショップの型で、書店がお客様に本のもつ真の力をお伝えしようとする場です。

 これは弊社が書店として、「人」と「本」と「知」の関係を真剣に見つめ、そこにあるべき書店の真の役割とは何かを考え、挑戦し、その結果たどりついたひとつの「答え」であります。

 明治2年、日本国の繁栄を願う志をもって弊社は創業いたしました。爾来、エネルギー資源に乏しい日本にとって唯一といえる資源は「人財」であり、その源泉は「本=知」であると信じて事業を続けてまいりました。今後も、日本の知を支える存在であり続けたいと考える丸善が、松岡正剛氏より氏の読書方法論や編集工学の知見を惜しみなく提供していただき、創業140 年の年に、他に例のない“知の空間”を実現することができました。

 この「松丸本舗」を、日ごろより弊社をご支援いただいております皆様方に是非ご高覧賜りたく、ご案内申し上げます。お近くにお越しの際には何卒ご来場賜り、皆様方から「松丸本舗」についてご意見、ご感想を頂戴できれば幸甚に存じます。

 今後末永く「松丸本舗」をご支援くださいますようお願い申し上げます。
丸善株式会社 代表取締役社長
小城武彦
Takehiko OGI


ご挨拶

  いま、日本の政治経済が大きな転換をはかろうとしているように、出版界と書店業界もIT社会との共存と競争を余儀なくされて、大きな変換に向かっています。そこには、版元・著者・編集者・翻訳者はむろん、デザイナー・アーティスト・印刷者からメディア事業・各種店舗・ウェブ関連業者・広告業界などもいやおうなく組み込まれます。

 そんなときに丸善さんから声がかかって、これまでになく独創的で挑戦的な「松丸本舗」という商用文化実験装置を組み立てることになりました。最低でも3年間、かなり思いきったことをしてみようと決めました。

 私は、本の世界があまりにも狭い領域のまま店頭展開されてきたというふうに思っています。それとともに「読書する社会」というものも見えにくいままになっていると感じてきました。本の世界では読前・読中・読後はつながっているはずです。本の世界はもっと知のファッションのように、知のスポーツのように、知のスーパーマーケットのようになるはずです。

 しかしそのようになるためには、まずは「本の見せ方」「本の接し方」「本の読み方」をさまざまに変容させる必要があります。たとえば「、本を贈る文化」や「共読する文化」や「他人の蔵書が覗ける文化」をはぐくむ用意が必要です。

 私はずうっと本を愛してきた者です。本を奪われたら何者でもなくなるでしょう。「松丸本舗」では、その経験をいかした多様な試みをしてみようと思っています。従来の常識を破ることも、多くの本好きな人々と組むことも、新刊・古本・洋書をまぜることも試みます。当初は試行錯誤が続くでしょうが、なんとか時代を切り拓くための一助となればと思っています。
編集工学研究所所長・イシス編集学校校長
松岡正剛
Seigow MATSUOKA

http://www.matsumaru-hompo.jp/greeting.html  

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