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大阪・神戸のウィルスは、メキシコ初期とも、米東部・カナダとも異なる。この意味は?
http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/136.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 5 月 30 日 01:20:22: 9XFNe/BiX575U
 

 ブタインフルエンザ(新型インフルエンザ)遺伝子は、約1万3000の塩基配列を持っている。人から人へ感染する際に、その内の一つとか二つが、偶然変化することがある。そのため、塩基配列を比べていくと、インフルエンザウィルスの伝播の様子が分かる。つまり、互いに似ている配列を持てば、それは、同じ時期に近い場所で流行っていたことになるし、異なる配列が多ければ、時間的にも地域的にも離れていることを意味する。

 今回、大阪・神戸でのウィルスは、

「遺伝子配列はほとんど同じだった。同じ感染者から広がったか、同じ時期に複数の患者が同系のウイルスを持ち込んだことが考えられるという。」

ということで、感染源は、

「4月下旬にニューヨークなどで集団感染を起こした米東部・カナダ系のウイルスは、メキシコ・米南部系からわかれたとみられ、兵庫・大阪のものはその途中でわかれた系列と推定された。兵庫・大阪にウイルスが入った時期はわからないが、米東部・カナダ系が生まれる前に流行していたウイルスが何らかの形で大阪・兵庫に持ち込まれたとみられるという。」

だから、感染源は依然として不明なままだ。

更に、成田で発覚したものについては、

「新型が出現した初期のメキシコや米国南部の患者のウイルスにより近かった。」

という。

 ただ、これらの報道は非常に不完全だ。意識的に情報を少なくしているように思う。

第一に、成田で発覚したケースと言うのは具体的にどのケースを言うのか不明確だ。多分、カナダに研修に行っていた大阪府立校の高校生のケースのはずで、それが5月9日だ。しかし、このとき、ある生徒は機外に出てから症状を訴えたため、濃厚接触の可能性のある人が留め置かれずにそのまま空港から外へ出てしまった。しかし、この高校生の遺伝子の塩基配列と大阪・神戸で流行っているウィルスのそれとは違うということなので、このとき、機内で振り撒かれたはずのウィルスはその後姿を消していることになるようだ。

第二に、初期のメキシコや米国南部の患者のウィルスというのと、大阪・神戸のケースは、かなり時間的に発生がずれているはずなのだ。神戸・大阪で国内感染者が始めて確認されたのが5月16日。WHOがインフルエンザの感染状況をフェーズ4へ引き上げたのが4月28日だ。更に、ニューヨークのセントフランシスという私立高校の生徒が、メキシコのカンクンへ春休み中に出かけていてブタインフルエンザにかかったと認定されたのが4月25日だ。神戸・大阪の遺伝子の塩基配列は、このニューヨークのものよりもメキシコでの発生初期のものに似ているということなので、多分、セントフランシスの生徒が春休みにカンクンに行った時期よりももっと早い時期、つまり、4月の初旬から中旬ぐらいにメキシコから持ち込まれたものということになる。しかし、そうなら、ほぼ一ヶ月間かそれ以上の時間、ウィルスは、発症せずにおとなしくしていたか、または、普通のインフルエンザとして治療されていたことになる。でも、普通のインフルエンザとして治療されていたのなら、もうとっくに、神戸・大阪の全域、または、関西圏全域に広まっているはずなので、こちらはあり得ない。

第三に、ウィルスの遺伝子上の塩基配列の変化の比較を世界中で採取されたウィルスについてやれば、ブタインフルエンザの伝播の様子が分かるはずで、それは、多分、とっくの昔にやられているはずだが、多分、まだ、誰も発表していない。なぜ、公開しないのか?

***以下、報道各社の記事を引用する。時事通信社、朝日新聞、47ニュース、産経新聞、TBSの順。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052901095
大阪、兵庫のインフル、由来同一=塩基配列解読−製品評価技術基盤機構と感染研

 製品評価技術基盤機構は29日、国立感染症研究所と共同で、大阪府や兵庫県で分離された新型インフルエンザウイルス9株の全遺伝子の塩基配列を解読した結果、大阪、兵庫のウイルスはいずれも遺伝的に近く、同一の由来と考えられると発表した。毒性や「タミフル」などの抗ウイルス薬への耐性に影響する変異はなかった。
 同機構などは、16、17日に分離された大阪府4株、兵庫県5株のウイルスからそれぞれ約1万3000ある全塩基を解読。相互比較の結果、違いは1、2塩基しかなかった。これは、大阪、兵庫の感染が同一感染者から広がったか、同じ時期に同一地域から国内に持ち込まれた可能性が高いことを示すという。(2009/05/29-22:10)

**********

http://www.asahi.com/national/update/0529/TKY200905290236.html
新型インフル感染、神戸と大阪は同じルートか

2009年5月29日21時6分
 兵庫県と大阪府で起きた新型の豚インフルエンザの集団感染は、同じ感染ルートから広がった可能性が大きいことが、製品評価技術基盤機構と国立感染症研究所の分析でわかった。同機構が29日、発表した。

 世界でこれまでに37株のウイルスの全遺伝子が解読されており、国内で解読できたウイルス(成田1株、兵庫・大阪9株)との近縁度を、遺伝子の変異の度合いから分析した。

 それによると、兵庫と大阪のウイルスの遺伝子配列はほとんど同じだった。同じ感染者から広がったか、同じ時期に複数の患者が同系のウイルスを持ち込んだことが考えられるという。

 一方、最初に感染が見つかった成田空港での患者のウイルスと、兵庫・大阪のウイルスとは別の系統であることもわかった。成田のものは、新型が出現した初期のメキシコや米国南部の患者のウイルスにより近かった。

 4月下旬にニューヨークなどで集団感染を起こした米東部・カナダ系のウイルスは、メキシコ・米南部系からわかれたとみられ、兵庫・大阪のものはその途中でわかれた系列と推定された。兵庫・大阪にウイルスが入った時期はわからないが、米東部・カナダ系が生まれる前に流行していたウイルスが何らかの形で大阪・兵庫に持ち込まれたとみられるという。

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http://www.47news.jp/CN/200905/CN2009052901001046.html
兵庫、大阪の新型は同一 発生初期のウイルス侵入か

 兵庫県と大阪府の新型インフルエンザ患者は、ほぼ同じウイルスに感染していたと、独立行政法人「製品評価技術基盤機構」と国立感染症研究所が29日、発表した。

 両府県の感染の関連は不明だったが、同機構は、今回の結果は同一のウイルスによる感染が広まったことを示すものだとしている。メキシコなどで分離されたウイルスに比較的近く、そうした地域から新型発生初期のウイルスが持ち込まれたのではないかという。

 16、17日に兵庫県で5株、大阪府で4株のウイルスを分離して解読。遺伝子の約1万3000の塩基配列はよく似ており、違いは最大で4カ所だった。

 海外のウイルスと比較すると、塩基配列の違いは10−20カ所程度で、新型発生初期の「メキシコ・米国南部」系統と、4月下旬に集団感染を起こした「米国東部・カナダ」系統の中間だが、どちらかというとメキシコ系に近かった。
2009/05/29 19:44 【共同通信】

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http://sankei.jp.msn.com/life/body/090529/bdy0905291349005-n1.htm
【新型インフル】大阪、兵庫両府県のウイルス「ほぼ同一」 (1/2ページ)
2009.5.29 13:48

 新型インフルエンザの国内感染で、規模が大きかった大阪府と兵庫県の感染は、もとは1つのルートで国内にウイルスが入り、その後に両府県で広がった可能性が高いことが29日、分かった。これまで感染者の行動を調べる疫学調査が行われているが、両府県の感染が同一ルートのものか、別のものかは分かっていなかった。

 独立行政法人製品評価技術基盤機構などが行っていたウイルスの遺伝子配列の解読から分かった。機構では、神戸市内で最初に感染が確認された男子高校生を含む両府県の発生初期の感染者ら9人から採取したウイルスの解読をしていた。その結果、それぞれの遺伝子配列がほぼ同一であることが判明した。

 ウイルスは、人から人へ感染する際にわずかに遺伝子を変異させていく。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/090529/bdy0905291349005-n2.htm
(2/2ページ)
2009.5.29 13:48

 機構で調べたところ、9つの検体の遺伝子配列は、いずれもメキシコ、米、カナダ、イギリスでのウイルスとは、遺伝子配列の違いが大きく、最大で30カ所以上の違いがあった。一方で、9つを相互で比較すると、最も離れているものでも4カ所の違いしかなく、同機構は「9つはほぼ同一のルートから入ったといえる」と分析。国内感染の基となるウイルスについては「9つが酷似しすぎていて、どれが最初かはわからない」とした。

 国内での感染をめぐっては、今月16日に神戸市内の高校生らが感染していることを確認。翌17日には大阪府茨木市の高校でも感染者が確認され、両者の感染経路について調査が進められていた。

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http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4144739.html
大阪・兵庫の「新型」、メキシコからか

 大阪と兵庫で感染が広がった新型インフルエンザのウイルスが、アメリカやカナダで流行する前に発生初期のメキシコから持ち込まれた可能性があることがわかりました。

 この解析を行ったのは製品評価技術基盤機構で、大阪と兵庫の患者から採った新型インフルエンザウイルス9株の全遺伝子を解読し、これまでに全世界で解読されたウイルスと比較した結果、わかったものです。

 大阪・兵庫の9株のウイルスは遺伝子配列がほとんど同じで、同じ感染者から広がったものとみられます。

 また、先月下旬にアメリカ東部やカナダで流行が広がったウイルスよりも、メキシコで採取されたウイルスと遺伝子配列が似ていて、流行初期の段階でメキシコから持ち込まれた可能性があるということです。(29日17:53)  

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