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(回答先: 中国：ウルムチでの大規模デモ 一部では催涙ガスで鎮圧【毎日JP】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 9 月 04 日 20:56:39)
ウルムチ ルポ 民族間の不信 一触即発 漢族がウイグル族居住区破壊 暴動から２ヵ月 政府にも矛先【西日本新聞】
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6824/
（2009年9月5日掲載）
【ウルムチ共同】「政府は無能だ」。中国新疆ウイグル自治区ウルムチで３日、注射針による刺傷事件の多発に怒った漢族数万人の抗議デモが発生、民族間の不信からウイグル族の商店が破壊された。
「事件の真相は分からないのに、なぜ庶民を襲うんだ」とウイグル族住民は反発。
当局は厳戒態勢で混乱の拡大を抑えているが、４日も住民の政府や異民族への怒りは収まらず一触即発の状態。
デモで死者５人が出ていたことも判明し、異様な緊迫感が街を包んでいる。
「（亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」主席の）ラビア・カーディルが組織している」「ウイグル人の女性や子どもが動員されている」
市中心部の人民広場を警備する武装警察を遠巻きに見ていた漢族の住民らは、８月中旬から多発する刺傷事件をウイグル族の仕業とみなし、憎悪をあらわにした。
死者１９７人が出たウイグル暴動から約２カ月となるが、民族間の不信感は消えていない。
ウイグル族の居住区は武装警察が民族間の衝突を避けるため車両やバリケードで完全に封鎖中。
通行人に紛れて居住区内に入ると、青果店や雑貨屋が壊され、商品が路上に散乱していた。
漢族の暴力に怒るウイグル族住民が、外国人記者に気付いて集まってきた。
「昨日は近くのウイグル族の学校も漢族のデモ隊に襲われた。けが人も出た」。
ウルムチ暴動の際は、当局を恐れて口をつぐむウイグル族が多かったが、武装警察が近くにいるにもかかわらず、大胆になっている。
「メディアは事実を伝えていないわよ！」。
記者が写真を撮っていると、漢族の中年女性がいきなり怒鳴った。
漢族男性は日本人記者と分かると「日本はラビアを訪日させた。取材に協力するな」とかみついた。皆がいらだち、怒りを隠さない。
ウルムチ市トップの栗智共産党委員会書記は「われわれは敵対勢力を粉砕する能力がある」とテレビで繰り返し、住民に冷静さを保つよう呼び掛け。
だが漢族住民らは「ウルムチ暴動後、漢族は何人も襲われているのに、新疆政府は無能だ」と当局も批判。
不穏な空気の中、４日も１０００人規模のデモが再発した。
自治区トップの王楽泉党委書記は自治区で１５年近く勤務する地元密着型の指導者。
しかし家族がウルムチ市内で幅広く娯楽施設などを経営し「腐敗官僚」として漢族の間でも評判が悪い。
３日のデモでは「王書記は辞めろ」と怒号も飛んだ。
批判の矛先は、政府や共産党に向き始めている。
●５人死亡と当局が発表 抗議デモ
【ウルムチ共同】中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市の張鴻副市長は４日記者会見し、注射針による刺傷事件をめぐる治安悪化の不満などから３日に市内で起きた漢族住民ら数万人による抗議デモで５人が死亡、１４人が負傷したことを明らかにした。
今回のデモで、死者が確認されたのは初めて。
当局は死傷者の民族別の内訳を公表しなかったが、ウイグル族が殴られ死亡したとの情報もある。
新華社によると、ウルムチ市では４日、治安当局の厳戒態勢が続く中、漢族とみられる住民１０００人以上が事件の取り締まり強化などを求めて再び抗議デモを行い、武装警察部隊が鎮圧に当たった。
孟建柱公安相が４日、現地入りして治安の早期回復に全力を挙げるよう地元幹部らに指示した。
- 中国、暴動続発のウルムチ市トップを解任【読売】 ワヤクチャ 2009/9/05 21:03:12
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