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(回答先: 無知だし知ろうともしない国民に言い換えます。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 4 月 06 日 12:35:35)
派遣社員やフリーターの中にはメディアに十分接する機会さえないのではないかと思います。くたくたに疲れて帰ってくる日々では、堅苦しい話題は敬遠しがちになる。これを直に批判するのは酷です。たまたま接するのがメジャーなメディアであれば、基本的に賢くてもその影響を受けざるを得ない。雨宮氏によると、派遣社員は住民票を移していないので、選挙にもいけない場合が多いのだと言います。
肝腎な部分の情報遮断やメディアによる情報支配があっても、一般国民の政治家の「金権体質」への反応は、ネット部落民より健全でまっとうだと思っています。ネット部落民の方が「頭の中で観念ころがし」をやって、かえってそれを容認してしまう傾向がある。私も例外ではありませんが…。
もう一つ指摘したいのは、ネット部落民特有の感情の激発です。おそらく論理構成が弱いのでプロの植草氏のように論理的で抑制が効いた文章が書けない（副島隆彦も同じ）。そのもどかしさを感情の激発で補っているのだと推測します（アマである以上やむをえない部分は認める）。その点でも一般国民の精神の安定性、諦観というか優れていると思います。（一部、忍さんへのレスも兼ねています）
国民を無知で不勉強だとの基本認識で、どうして政治変革の展望が出てくるのでしょうか。国民の潜在的力を信じている（期待している）からこそネット部落からささやかな情報発信を日々し続けているのではないかと思います。しかし、普段の知識量が多い部落民と思われるにもかかわらず、ネット部落特有の妙に偏狭的な「お祭り騒ぎ」は困ったものだと思う。
ついでに筆を進めれば、このネット部落の日本政治への影響力には限界があるということ。どれくらいの影響があるかは分からないがたいしたことではないのではないかと思う。この部落がたとえば忍さんの思想で制圧されたとして、日本国をどれくらい動かしていけるのであろうか（いや、部落を制圧することは不可能でしょう。同様に私が制圧することも金輪際不可能。ゆえにそんな野心は持たない）。そのことを考えれば、シャカリキに力む部落民特有の傾向もおかしく感じるのです。
国の政体をよりよいものに変革するには、圧倒的多数の国民の力によるほかない。ネット部落民のみの力など（今のままでは）たかが知れたものと言えるでしょう。
（ワヤクチャさんの率直なレスに感謝します）
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