投稿者 有島実篤 日時 2009 年 4 月 30 日 17:28:15: JnUMLBjEgL1oc
(回答先: 国民の判断が常に正しいとは限らない 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 4 月 29 日 20:56:10)
国民がみんな、東大出の官僚や一流企業の幹部並みの知識と能力があったら、国は潰れているでしょう。
皆社長になりたがって、平社員がいなくなる、要するに搾取したい人ばっかりで、搾取される人、会社を儲けさせてくれる人がいなくなるからです。
国民がみんな、官僚の描いた計画の、将来の結果が分かってしまって、バカらしくて税金を納めなくなるからです。
要するに国というものは、少なくとも資本主義国の場合は、特に日本という国は、大部分の国民は、大企業、資本家に騙されて、会社が潰れたら元も子もなくなると思い、会社がうんと儲けなければ外国企業に負けると思い、会社のいいなりに働き、首切られて放り出されても、派遣村に泣きつくことくらいしかできないでいる。
生活保護がパートの給料より高いといわれれば、自分が貧乏なのは生活保護に無駄飯を食わせているせいだと思い、健康保険料や介護保険料が高いのは、年寄りが長生きするからだと思い、税金が高いのもみんな年寄りや障害者や失業者が、自己責任を果たさないからだと思い、官僚の無駄遣いはとんと忘れてしまう。
だから国が持っているのです。
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