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Re: 彼岸楼さんへ  蟹は己の甲羅に似せて、、、
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/105.html
投稿者 彼岸楼 日時 2009 年 11 月 21 日 07:15:21: njbqC.Mf1PyZ2
 

(回答先: 彼岸楼さんへ  蟹は己の甲羅に似せて、、、 投稿者 影の闇 日時 2009 年 11 月 20 日 22:04:46)


 影の闇さん、お久しぶりです。
 そして、レスポンスを有り難うございます。


 >蟹は己の甲羅に似せて、、、

 影の闇さんからは再びモダニストと呼ばれてしまいそうですが、私も含めて日本人はもうそろそろ脊椎動物への飛躍(進化)を遂げてもよい筈だと云った想いがあります。但し、自然とそうなれる訳ではなく、直近では先の大戦における挫折がありましたが、それは試行プロセスにおける或る一つのアプローチの失敗事例と捉えることも可能ではないかと思っています。そこで、私はアプローチのメルクマールとして「近代の生成あるいは復権」を挙げているのですが、それは未だ日本(人)は両脚立ち(⇒近代の超克)を成し遂げてはいないと云った基本的認識によるものです。

 >>仁王像氏の反応は想定内のものであったはずなのにも拘わらず、敢えて氏の政治的意識をサンプリングしたことの事情(真意)を量り兼ねています
 >これは或る意味簡単、小沢氏或は「小沢問題」についてのこの掲示板での議論で、強硬な否定派として、最も華々しく(?)活躍(??)なされて、目立っていましたし、特に森田実氏(リベラル派の佐高信氏と並んで、戦後民主主義の負性というべきものを無自覚なままに発散している)の言説を多用していている処も格好の標的に思えた点です。ただ、仁王像さんの他のモノは殆ど読んでなかったし、(迂闊と言えば迂闊でしたが)「部落民」という言葉を臆することなく吐けるというのは、「市民」というより、「村民」のメンタリティであったなぁと、後から読み返して、反省することしきり。

 上記の影の闇さんの回答に関しては額面通りにそのまま受け取りたいと思います。
 けれども、例えば、少なくともマルクスの“資本論”が、生産主体(労働者)が剰余価値(生存基本財)を受け取るべきとする、権利の正当性の論証に資するべき基礎理論であると云った基本認識の共有を望むことができない人とは交信が難しいと想っていましたが、仁王像氏についてはそのように推断し、私自身はスルーを決め込んでいました。

 >>影の闇さんの考察によればそのベクトルが何かしらの“共和制”を指向するものになる
 >??? 小生が言ったのは、「民主主義」の不能性の文脈で「共和主義」の不在に言及したのであって、「何かしらの“共和制”を指向するものになる」とは全然想って居りません!

 これについては“穿ち過ぎ”とのご指摘を甘んじてお引き受けしたいと思います。あれから小沢一郎について自分の気の届く限りではありますが、リサーチしてみた現状では、なる程小沢一郎のPerspectiveが有する時間軸がそれほど長いものであるかどうかは大いに疑問に思います。

 >>戦後日本の政治的“自立”をさらに“成熟”へと導こうとしているのが小沢一郎である
 <中略>
 >少なくとも前回、江藤淳を論じた際に、日本人の”自立”も”成熟”も不可能と僕が見立てて居るのは、彼岸楼さんはご存知のはず。そうして、このことが異常なまでの対米従属を支える大本に在り、国民国家衰退の時代という事も相俟って、日本の国家的自立の不可能という事は言わずもがな、と思っておりました。しかもこれまで、事有る毎に、戦後日本の国体(国家体制)としての「日米安保体制」ということを力説しております

 小沢一郎個人が何を“自立”とし、どこまでを“成熟”としているかを特定することは難しいものがあり、精々それは親分(田中角栄)に代わってリベンジを果たそうとする程度のものかも知れません。おそらく、小沢一郎が健在でいる間は小沢一流の或る一定の試行は観られるものの、しかしやがてはU.S.のコントロール下の松下政経塾出身者達による政治状況のうちに埋没する運命にあるのかも知れません。

 >米陸軍第一軍団の司令部が首都東京の傍に置かれたことや急速に進む日米の「軍事的一体化」。ーこういった事を考え合わせれば、田中角栄に始まる(正確に言えば鳩山一郎からだろうけど)「対米自立」への志向を完全に(少なくとも軍事的には)封じ込める事が主眼であることは明らかでしょう。−逆に言えば、これらの事を考慮の外に置いて発される「自立」とは何なのか?これは、彼岸楼さんに是非、こちらから聞いてみたいことです。
 >私が彼岸楼さんが提起なり提案された事の殆どが無意味或は絵空事としか思えないのも、このように、現実が丸で見えていないー見えても、それが意味するものが分っていないーからです。

 政治的な意味での“和魂洋才”が敗北してから此の方、それでも日本(人)は生存して来ました。もちろん当事者の奮闘もありましたが、外部の諸状況が好転していったことが存続を可能にした主たる原因であると謂っても過言ではないでしょう。
 私は未来永劫に亙って軍事的な平衡関係が国家の「自立」を担保していくものとは考えてはいません。しかしながら、日本(人)は新たな試行錯誤を開始しながら、環境に働きかけていく必要に迫られている現状にあることは確かであり、それがエネルギー(水・電気・食糧等)供給が停止する経済的基盤崩壊の時間との格闘に至ることは必定でありましょう。その中でエネルギー確保の安定化は「自立」の意味を構成する重要な要素であることに変わりなく、今日では国際的な技術協力や通商によってそれは可能になっています。
 もちろん、これを為すべき主体の所在や在り様を問うべき問題や課題は多々あるでしょう。そして、「自立」も、影の闇さんが言挙げされた<正統性>も、考察していく上での枢要なメルクマールになり得ると考えています。


 Auf Wiedersehen.
 

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