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すでに海外で深刻になっている巨大風車による健康被害問題は知らされないまま、日本に巨大風車がどんどん持ち込まれています
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/143.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 9 月 14 日 17:37:26: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu199.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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すでに海外で深刻になっている巨大風車による健康被害問題は
知らされないまま、日本に巨大風車がどんどん持ち込まれています。

2009年9月14日 月曜日

大瀬港から見える風車郡。このような巨大風車は作るべきではない。


◆巨大風車が日本を傷つけている
http://no-windfarm.net/

「地球温暖化を防止する」という名目で、大切な資源を浪費し、環境を破壊する詐欺と暴力を合体させたビジネスが横行しています。

その中でも、風力発電プラント建設は、日本の電力供給システムのバランスを壊して石油を浪費させるだけでなく、自然環境を大規模に破壊し、付近の住民には低周波による健康被害を与えるという、許し難い代物です。
 すでに風車が稼働している各地からは、悲惨な報告が次々に入ってきています。
 夜眠れず、やむなく車で風車から離れた場所まで移動して車中で寝ているという「風車難民」。苦労の末に手に入れた終の棲家を捨てて引っ越しせざるをえなくなった家族。毎日病院がよいで希望がすっかり失われた生活。
 人間ばかりではなく、野生生物も逃げだしています。低周波を浴び続けることによる細胞の癌化促進やDNA異常の危険性も指摘されていますが、研究報告は近年出てきたばかりです。完全な解明を待っていれば数十年経ち、そのときは取り返しがつかない被害になっているでしょう。

水俣病にしても薬害エイズや薬害肝炎にしても、政府が原因を認めたときにはまったく手遅れで、多くの人命が失われた後でした。生き残っている人たちは、今なお毎日苦しい生活を強いられています。

 風車被害問題のやっかいなところは、風力発電は「国策」だということです。自治体の長が拒否姿勢を見せても、直接地元民に金を見せ、まとめ役の有力者を籠絡させる作戦も展開されます。
 また、「環境派」と呼ばれる人たちや市民運動グループの中にも、未だに風力発電がクリーンなエネルギー供給手段であるという刷り込みが消えず、積極的な誘致・応援活動をしている例がたくさん見受けられます。メディアも、どういう意図か、風力発電に関しては執拗に「推進すべきもの」として報道し続けています。結果として、被害を直接受ける人たちは、なんの援護もなく、孤立しながら個人の生活権をかけて声をあげていくしかありません。
 National Wind Watch という、世界の風力発電問題を調査・リポートしているサイトには、様々な資料が紹介されています。ごく一部を紹介すれば、

コロンビア大学のニーナ・ピエールポン(Nina Pierpont)物理・医学博士による"Wind Turbine Noise Syndrome" (Pierpont, 2006)……「風車の継続的騒音は、不眠症、頭痛、めまい、極度の疲労、怒りっぽさ、集中力の欠如、ストレス、吐き気、種々の胃障害、耳鳴りを生じさせ、結果として慢性的な立腹症状を呈する」として、これらの症状を“Wind Turbine Syndrome”「風車発電症候群」と命名。サイトはこちら
フランス国立医学アカデミー(Chouard 2006)は、慢性的な騒音への暴露からの高血圧症と心臓血管の病気を含む潜在的な神経生物学上の反応を“chronic sound trauma”「慢性騒音精神的外傷」と命名。
カンザス立法府研究部門リポート(2007)では、風力発電ファームからの潜在的な健康被害について、「風力発電地帯から発生する低周波騒音(LFN)は、てんかんと癌をもたらす可能性がある」と警告。
マリアナ・アルベス・ペレイラ教授(ポルトガル ルソフォナ大学)は、VAD(Vibro-acoustic Disease「振動音響病」)と関連した徴候は、心臓血管の構造と細胞の構造の突然変異誘発性の変化をもたらすと報告(2004年、2007年)。
 こうした情報を伝えるメディアはほとんどありません。すでに海外で深刻になっている巨大風車による健康被害問題は知らされないまま、日本に巨大風車がどんどん持ち込まれています。

 日本における風力発電は、地球温暖化にも省エネにもまったく関係なく、単にイメージだけを先行させ、不要なエネルギーを「風が吹いたときだけ」電力会社に高い値段で買い取らせるという、詐欺と押し売りを合体させた暴力経済行為です。税金を使ってエネルギーを無駄遣いするだけならまだしも(そういうビジネスは他にもごまんとあります)、納税者の健康を奪い、命を縮める──被害者は自分の生活を奪われるために税金を納めなければならないという理不尽。
 最近では税金投入だけでは無理が出てきたため、グリーン電力証書などというとんでもない詐欺商売まで始まり、企業から金を集め、巨大風車建設や運営を進めようとしています。グリーン電力協賛企業には、「巨大風車ビジネスを後押しすることは、地雷を埋める寄付金を出しているのと変わらない」のだということに、早く気づいてほしいと心から願います。
 風力発電=クリーンというイメージの刷り込みが非常に強いということは想像がつきますが、思考硬直にならず、昨今の新しい情報に触れ、「日本における風力発電の実態」をきちんと理解することで、この石油の無駄遣いと自然破壊、健康被害押しつけによる官僚や一部企業の悪辣な金儲けを応援するようなことは、一刻も早くやめてほしいとお願いしたいのです。
 この状況を放置すると、日本は情報コントロールによるエネルギー浪費と自然破壊でどんどんダメになります。

 すでに風力発電による健康被害などで人生をめちゃくちゃにされてしまっている人たちの貴重な報告や、似非エコビジネスの実態に関する論考、エッセイ、記録などを、ここに少しずつまとめていきます。
「風車病」とは何か、風力発電は使い物になるのか、日本各地で今何が起きているのか、行政はどう対応しているのか……マスメディアが伝えない様々な情報を、ぜひ一読してみてください。


(私のコメント)
先日のNHKのテレビ番組で、アメリカで風力発電がヨーロッパを上回る規模で建設が進んでいる事を報じていました。テキサスの広大な綿畑に600基もの巨大な風力発電機が並ぶ光景は驚きます。綿畑の3%を風力電力会社に土地を貸すだけで100万円から500万円の借地代金が入るそうです。綿栽培も続けられるのだから農家にとっては安定収入になります。

「株式日記」でもヨーロッパで進んでいる風力発電がどうして進まないなかと書いたことがありましたが、日本でもあちこちに巨大な風力発電機が建てられる様になって来ました。しかし巨大な発電用風車には大きな問題が発生するようだ。巨大な扇風機のようなものだから風きり音がすごいらしい。低周波音で周囲の人が健康を害しているそうです。

風車の直径が80メートルもあるのならゆっくり回転しても風きり音は相当なものになるはずですが、低周波音なのでテレビなどの放送では聞く事ができない。しかし実際に建設された風車のそばでは四六時中低周波音がうなり続けるのだから公害の元になる。ヨーロッパやアメリカでもこのような公害は発生しているはずですがマスコミ報道ではあまり扱われない。

これからの公共事業としてエコロジー発電がいいのではないかと書いてきましたが、巨大風車による発電は日本では向かないようだ。大陸性の気候で風が一定方向から吹き続けて台風などの被害も無いところでは向いているのでしょうが、日本では風が一定せず台風などの被害も想定される。実際に建てた所では羽が折れる事故が多発して稼働率が悪いらしい。

発電される電気も風任せだから安定せず電気の品質が悪い。いったん蓄電池に貯めて送電すればコスト高になる。僻地に建てれば送電線が必要になるし巨大風車による発電は日本には向かない。それよりかは太陽光発電の方が電気の質がいいし、休耕田などを利用した自給自足の太陽光発電所などのほうがいいと思う。

さらにあのような巨大な建造物は景観の問題も起きるし、鳥類などがぶつかって死ぬことが多いらしい。さらに落雷や降雪などによる被害もありメンテナンスも大変だ。「株式日記」でも以前に紹介しましたが、風力レンズを付けた小型の風力発電機などの改良が進めばいいのでしょうが、欧米のメーカーが作る巨大風車には違和感を覚えます。

一枚の羽根の長さが40メートルから50メートルもあるのだから、羽根の末端スピードは相当な速さになり風きり音が発生する。パソコンのファンですらうるさくてたまらないのに巨大風車はまさに公害の元だ。効率を追求していけば巨大化していくのは当然であり、それなりのメリットがあるのですが、弊害も大きくなる。だから日本では家庭用の小型風車の開発で技術開発を進めるべきだろう。

日本では欧米がすれば直ぐにそれを真似ようとします。最近では新型の公共事業としてもあちこちで建設が進んでいるようです。しかしこれは間違いだ。作ったところで直ぐに破損して無駄な投資になる可能性が高い。むしろ家庭用に太陽電池の補完用として小型の風車を開発して付けたほうがいいだろう。


小型ながら定格1kwという高出力を実現した「エアドルフィン」


◆小型風力発電機メーカーとして革新的な製品の開発に成功しているゼファー株式会社 
http://www.iist.or.jp/wf/magazine/0686/0686_J.html

伊藤: 風力発電機は大型と小型と二つに分かれており、それぞれ用途が違います。大型の発電機は市街地にいきなり付けることはできません。東京都の場合も、大型発電機が付いているのは湾岸に3基で、他はほとんどありません。小型は逆にどんなところでも付けられるのが特徴で、市街地に大いに小型を普及させたいといつも考えてものづくりをしているわけです。
 市街地の場合、特にビルの多い東京都の例でいきますと、ビルの屋上というのは実は最適な風力発電所になるんです。風力は高さが有利になってきます。ですから、ビルのルーフトップは全部最適発電所になると考えております。その次に、4、5階程度の住居用のマンションの屋上も非常にいいですね。
 では戸建はどうかというと、住宅密集地の場合の戸建は、高さがとれなくて風の乱れが大きいので、ちょっとやりにくいんですね。やはり2階の屋根から風車を相当上に出さなければならず、家と家の間の隙間に風車を付けても、飾りにはなっても発電はしないんです。一方、発電してエネルギーをどれぐらい稼げるかが一つの指標になりますから、郊外の戸建の住宅は非常にいいですね。特に海岸や高い丘の上の住宅は最適です。
 今まで小型風車の普及の妨げになっているポイントですが、まず一つは振動。どうしても回るので、その振動は避けられません。特に縦回りの風車は必ず振動してしまう。ですから逆に建物の上に載せると、建物を揺すってしまう可能性がある。
 小型風車は今まで振動があって当たり前だったんですね。でも私たちは振動のないものを作ろうということで、非常に軽量化し、振動を大幅に減らすことができました。
 あとは、騒音の問題。回るものですから音がゼロにはならない。かつては騒音が出るから夜は止める話があったのですが、止めたらエネルギーを取れません。それで「アウル」という家庭用発電機を開発する際、フクロウの羽の模様をブレードの表面に加工することによって、騒音を減らすことに成功しました。
 こういう新しい技術によって、これまで小型風車の普及を妨げた課題をどんどん解決していったという経過があります。
 あと残っている問題は、「風力発電と太陽光発電はどちらが効率が良いの?」という質問が非常に多いのです。私たちはお客様に、「太陽光と風力と、どちらが効率がいいですか?」とお尋ねしています。私たちの風車は風速が5メートルあると太陽光発電の発電量とイコールになる。太陽光というのは昼間の8時間が勝負で、だいたい1日の発電量は、1kwの太陽光で3kw/h発電できます。この風車も1kwですが、これ1個で風速5メートルあると3kw/h以上発電できます。
 価格的には今のところ太陽光のおおよそ倍ですが、風速が6、7メートルになると、今度は発電量が太陽光を越えていきます。ですから、風速の高いところでは太陽光よりいい成績も出ています。これは設備利用率といいますが、今小型風力で初めて設備利用率が言えるようになってきました。太陽光の場合、1kwの設備を24時間設置しても、太陽が出ている時間は限られていますので、24kwにはなりません。太陽光の1日平均発電量が3kwですから、標準の設備利用率は13%です。私たちの風力は、5メートルで、13%ぐらい。それが、風が強ければ、20%になり30%になるわけです。(後略)


(私のコメント)
柏崎原子力発電所も浜岡原子力発電所も地震の被害で止まっています。日本にある36基の原子力発電基のうち17基が停止中です。日本に巨大地震が起きて発電所が一斉に停止したら大きな被害が出ます。だから日本にも自給自足型のエコロジー発電の普及に努めるべきでしょう。しかし地方においては公共事業が橋や道路を作るばかりで、電気の自給自足する発想が見られない。

食料なども安全保障などから減反政策など廃止して地方は食料の自給自足体制を整えるべきです。エネルギーにしてもエコロジーの発電所を作れるのは地方にしかなく、日本にはなぜヨーロッパのような風力発電所が出来ないのか考えてきましたが、日本型のエコロジー発電所を地方に作るべきだろう。原子力発電所も地震災害に弱いことが分かりましたが、太陽電池発電所なら災害にも強く非常用発電を賄えるだろう。

 

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