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進まない日本の地熱開発、アメリカでは144もの地熱開発プロジェクトが進行している。
http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/187.html
投稿者 taked4700 日時 2009 年 12 月 24 日 16:13:33: 9XFNe/BiX575U
 

http://www.renewableenergyworld.com/rea/news/article/2009/12/geothermal-industry-seeing-new-investments?cmpid=WNL-Wednesday-December16-2009より部分引用;

According to figures from the Geothermal Energy Association and Islandsbanki, the number of projects in development throughout the U.S. increased by 60 percent in 2009, to 144. If those projects go forward, the U.S. could add another 6,400 MW of capacity in the next five years, resulting in almost 10 GW of total capacity. That's equal to today's global installed capacity.

要約すると、アメリカでは2009年進行中の地熱開発事業は60%増加し、144事業となった。これによって、6400MWの地熱発電容量の増加が今後5年で見込まれる。それによってアメリカ全土で10GWになり、現在の全地球の地熱発電容量と同等だ。

要するにアメリカは原子力を進めるなどと言いながら、実際には地熱開発を大規模に進めているわけだ。スマートグリッドなども地熱発電では必要がなく、これもアメリカの宣伝でしかない。太陽光発電やスマートグリッドによって日本は国力を使い果たそうとしているように見える。

 

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コメント
 
01. 2009年12月25日 10:46:54
現在の全地球の地熱発電容量と比較することで、大きそうな印象を与えてるけど、全地球の発電容量と比較すると、どうなるかな?
たとえば、柏崎刈羽原発はいまだに点検中のものが多いけど、ここだけで1〜7号機までの定格出力を合計すると821万KW=8.21GW

02. taked4700 2009年12月29日 13:38:50: 9XFNe/BiX575U
 確かに絶対量としての発電容量は地熱はまだまだ小さいです。しかし、重要なことは、既に商業ベースで十分にペイできる発電方法として、しかも、実勢ベースでは原発などよりよっぽど安い発電方法として地熱発電があるということです。

 アメリカで行われている原発の新設プロジェクトは現在たった一つです。ブッシュが新エネルギー政策で原発建設再開を宣言してから既に8年。当初は数十のプロジェクトが進むと言われていたのに、現実にはたった一つ。ブッシュの宣言は一体なんだったのですかね。単に、老朽化が進む原発の処理のために、日本企業を原発建設会社、それは基本的に原発廃炉にも関わることになるはずですが、に呼び込むために行われたようにしか見えません。

 そして、日本は、原発を新たにまた作ろうとしている。地熱発電はほとんど進まず、高レベル廃棄物の処理方法も現実にはまったく決まっていない。そもそも、ガラス固化体がうまく作れていない。日本列島、ほとんどの地域が人口周密地区であり、かつ、地震の危険地帯でもある。そんなところに50あまりの原発がひしめいている。人類の歴史史上、原発が大規模な地震にあったことはなく、原発が安全かどうかは日本がその実験台になる。しかし、2007年の中越沖地震でさえ、原発は故障し、すんでのところで大事故になるところだった。中越沖地震はいつ起こってもおかしくないと言われる東海地震の何十分の1、または、数百分の1の強さであり、東海地震の震源域の中央にある浜岡原発では地盤が1m以上も隆起すると言われている。

 果たして、日本は原発震災を乗り切れるのか?


03. 2009年12月29日 17:41:03
商業ベースでペイできるかどうか、と、原発の置き換えになるか、は別だ。
原発の置き換えにどのくらい必要かは、01の挙げた数字でわかるだろ。

04. taked4700 2009年12月31日 16:27:52: 9XFNe/BiX575U
 公的に探査が行われ、地熱地域として既に開発ができるとされている地域は少ないのが現状です。

 しかし、現実には、日本のほとんどの地域で地熱発電はできるようなのです。地域によって熱源の深さや岩盤の状況などが異なるのでコストがどの程度になるかはあまり予測できませんが、日本の温泉地帯とか火山地域は、ほとんど適地といっていいはずです。ですから、地熱開発可能地域と言う言い方なら、かなりのものであり、そこでの発電可能容量も十分に原発での発電分をまかなう規模があります。これは、自分が言っていることではなく、その道の専門家が既に認めていることです。

 つまり、原発は本来不要であり、十分に地熱での代替ができます。


05. 2010年1月01日 02:10:52
専門家の言うことが当てにならないのは、つくば市の風車問題で明らか。

06. taked4700 2010年1月01日 23:42:09: 9XFNe/BiX575U
 専門家の言うことが当てにならないのはそういうようにさせる動きが背景にあるからです。風力発電や原子力の問題もそうで、日本にエネルギー自立をさせたくないと言う国際的な圧力があるので、日本の専門家の多くが風力発電や原子力についてうそを平気でつくし、マスコミもそのうそをそのまま流してしまう。

 専門家の言うことが当てにならないのは、そう言った大きな力が背後に働いているからで、そういう当てにならないと言うか明らかにうそをついている専門家の例はごまんとあると言っても言いぐらい。だから、いまさら、専門家が言っていることは当てにならないと言う様に反論されるのは勘弁してもらいたい。

 地熱発電は明らかに圧力をかけられる側にあり、その地熱発電を推進しようとする専門家は大きな圧力に立ち向かって発言しているのだから、うそなどではない。マスコミを読むときにこれは最も基本的な知識だと言っていい。


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