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石橋克彦証人の注目の発言!?(浜岡訴訟傍聴記)
http://www.asyura2.com/09/genpatu6/msg/227.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 9 月 19 日 09:01:44: twUjz/PjYItws
 

http://blog.livedoor.jp/amaki_fan/archives/51724833.html

2009年09月19日08:54 石橋克彦証人の注目の発言!?(浜岡訴訟傍聴記)

 9月18日東京地方裁判において浜岡訴訟の公判が行われた。当日は石橋克彦神戸大学名誉教授の証人尋問である。新潟中越地震及び駿河湾地震があった後での石橋氏の発言を多くのメディアも注目していた。

 始めにNPJから浜岡裁判を説明しておきましょう。一部を抜粋。

<はじめに>
 東海地震が発生したら、震源域の真ん中の直上に立つ浜岡原発での揺れは、中越沖地震による柏崎刈羽原発のそれをはるかに上回るでしょう。その浜岡原発について、東海地震が起こる前に止めるよう求める運転差止裁判が2002年4月以来、静岡地裁で闘われています。(*現在は2審)

<本訴請求の原因=請求の根拠=の概要>
@ 老朽化し、圧力容器・配管系に重大な欠陥を抱えている原発を巨大地震が襲うことによって、安全審査で想定された事故を遥かに超える重大な原発事故が発生する恐れが極めて強いこと。
A 重大な原発事故による被害と巨大地震による大震災の相乗作用によって、人類がかつて経験したことがない悲惨な地震・核複合被害が発生するおそれが極めて強いこと。阪神・淡路大震災の現地をチェルノブイリ原発事故が襲いかかることを想定しなければならないのである。
  その時間的空間的影響は、広島、長崎の核爆弾の投下直後を上回るものと言わなければならない。浜岡原発にため込まれている死の灰の量は広島・長崎級の核爆弾の数千倍だからである。

<次回期日の紹介>
  判決は2007年10月26日に下され、静岡地裁は原告の請求を認めませんでした。原告は直ちに控訴しました。舞台は東京高裁に移りました。
  高裁での第6回口頭弁論は、石橋克彦神戸大学名誉教授の証人尋問です。地震の専門家が浜岡原発の危険性をどう見ているか、注目されます。


 当日なんとか法廷に入れたものの、地震に関する話しは、難しくてついていけない。その部分を多くの報道陣が陣取っていたので解説してもらおうと思っていたが記事が見あたらない。そこで同じく傍聴していたという下記のブログに助けていただく。

浜岡訴訟、石橋克彦氏(神戸大学名誉教授)の証言

議会中でしたが、石橋克彦(神戸大学名誉教授)氏の証言とあって、どうしてもと裁判に参加しました。東京高裁法廷は、8:11駿河湾地震直後ということもあってか、傍聴者で満席でした。

10:30から12:00という短い時間の中で、海渡弁護団事務局長の石橋証人への質問、それに答える形でパワーポイント駆使しての証言。問題は、M6,5の地震で5号炉に何故基準値以上の揺れが生じたか。

地下構造の徹底した調査が必要になります。中部電力も、原子力保安院から解明を求められ、これまでの地質調査を来年1,2月まで延期。だったら、と弁護団から、2月結審の再検討を、が提起されました。

証言の中で、東海大地震といえばプレート地震ですが、潜り込むプレートと跳ね上がる陸上プレート、その陸上部分に何か所も枝分かれ断層が生まれる、この複合的な地震が想定されてくることが指摘されました。

変動地形学では御前崎沖とう曲帯が断層として存在しています。中電による想定では何故か、海域内でおさまっている、これが陸中にまであるとすると、まさに原発が断層の上に存在していることになります。

氏は、戦前の歴史の誤りが「根拠のない自己過信と失敗の時の無責任」にあるとすれば、いままさに原発震災にその事が問われている、駿河湾地震はまさに「神さまのサイン」、全地球、全人類のために再考を!

 さて私は初めて石橋克彦氏の発言(証言)を聞く機会を得た。多くの専門的な発言を海渡弁護士の質問を受けながらされた最後に話されたお話しがたいへん印象に残った。それは――(*メモにより書きますが、正確ではないので悪しからず)

最近私は半藤(一利)さんの『昭和史』を読んでいる。そこにはエリートが歴史の節目節目でいかに間違った判断をしてきたかが書かれている。あまりにもその状況が原子力に関する判断に似ている。優秀な人たちは自己過信が強く、集団主義などにより大きな流れに飲み込まれていく。起こって困ることは、起こらないことにしようとしていく。最近の中越地震や駿河湾の地震は自然の神様からのサインでしょう。このような状況を正すのは、この法廷でしかできないと考える。

 この石橋氏の魂をこめた発言に思わず私は他の人たちと一緒に拍手を送った。そして早速その『昭和史』を読むことにした。  

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