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１月の日銀当座預金、41.8％増 ５年ぶり高い伸び（日本経済新聞）
日銀は3日、金融機関が日銀に預ける当座預金の1月の平均残高が10兆9378億円となり、前年同月比で41.8％増加したと発表した。量的緩和政策を実施していた2004年3月以来、約5年ぶりの高い伸び。金融機関の年末越え資金繰りを助けるために資金を潤沢に供給し、当座預金に金利を付ける措置を実施した影響で、資金が短期市場に流れず当座預金に滞留した。
当座預金の伸び率は、残高を政策目標としていた量的緩和政策を解除した06年3月以来、マイナス傾向が続いていた。昨年9月に米大手証券リーマン・ブラザーズが破綻し金融危機に陥ると金融機関同士が貸し倒れを恐れて相互不信に陥り、短期金融市場はまひ状態に陥った。日銀は市場の動揺を抑えようと大量の資金を供給。当座預金残高は08年9月から伸びを高めていた。
当座預金に利息を付ける措置も残高を押し上げる要因となった。
日銀は昨年10月に当座預金に0.1％の利息を付ける制度を導入。(14:21)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090203AT2C0300D03022009.html
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