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株談議09/03/17 目先底入れし短期的上昇相場へ突入か?鬼門は4月のG7
http://www.asyura2.com/09/hasan62/msg/144.html
投稿者 Ddog 日時 2009 年 3 月 18 日 01:19:48: ZR5JcjFY1l.PQ
 

米シティグループ、1-2月は営業黒字 CEOの内部メモで明らかに
http://www.afpbb.com/article/economy/2580435/3901081
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【3月11日 AFP】経営難に陥っている米金融大手シティグループ(Citigroup)は、前年の赤字から一転して、今年1-2月は営業黒字を確保する見通しだという。AFPが10日に入手した、シティのヴィクラム・パンディット(Vikram Pandit)最高経営責任者(CEO)による内部メモで明らかになった。

 パンディットCEOはメモの中で、「シティは09年1-2月に収益をあげている。それも07年第3四半期以来、最も好調な四半期業績となる見込みだ」と述べている。この2か月の収入は190億ドル(約1兆8800億円)以上だという。

 パンディットCEOは一方で、「四半期決算にはもう1か月残っている。市場の動向次第で結果は変わってくる可能性もある」と語り、慎重な姿勢も示した。

 シティはこれまで、5四半期連続で赤字を計上している。かつて世界最大の金融機関だったシティは、不動産市場の崩壊や金融危機などで大打撃を受け、現在は米政府から公的資金による資本注入を受けている。(c)AFP
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この記事は、NY市場と東京市場の株価とドルの長い暗いトンネルを抜け出す号砲となった。

だから株や経済は面白い、陰の極で迷いながらも人とは逆に株を買う、人が有頂天になっている時に株を売る。人間の心理を観察する楽しさ、勉強すればした分だけ、この世の中の仕組みを理解することができる。世の中の流れを読む痛快さ、今の世界はエキサイティングで知的刺激に満ちている!

この世の中は、ユダヤだのイルテミナだのに支配され自分達は騙され続けていると信じている、無能な陰謀論者達には、この知的ゲームの楽しさ醍醐味は一生味わえないだろう。

目先は完全に流れが変わりましたが、けして手放しで喜ぶことはできません、先日のG20は何事も無く、纏まらずにほっとしたのですが、4月のG7如何によっては恐慌突入の可能性を残しているからです。

恐慌の定義として信用の悪化が懸念されます。米金融機関については最悪期を脱したが、ビックスリーの去就は予断を許さない。オバマ政策の不手際の懸念については強く持っています。麻生政権に至っては、言語道断。もし、効果的な経済対策をするのであれば、まず与謝野を切り、消費税を引き下げるべきである。

オバマ政権と麻生政権、4月2日のG7に運命はかかっているのです。

私は、グルーグマンが本当にケインジアンアかどうかは別として、ケインジアンをあまり信用していません。どちらかといえばフリードマンとその弟子であるバーナンキFRB議長のマネタリスト派を信じています。

かつて、当時FRBの理事であった現バーナンキ議長はフリードマンの90歳の誕生日のスピーチでフリードマンを讃え、「貴方の大恐慌の分析は正しかった、FRBは利上げをしてしまい恐慌を引き起こしてしまった。しかし、貴方のおかげで二度と恐慌下で金利を引き上げる過ちを起こさないだろう」と、述べた。
http://www.federalreserve.gov/BOARDDOCS/SPEECHES/2002/20021108/default.htm
私(Ddog)はバーナンキがFRB議長である限り恐慌は起きないと思っています。(グールーグマンがなったら即、恐慌突入でしょう。)
しかし、G7やG20で、世界的な過度な金融機関への規制強化が行われるような事があれば、規制強化の結果として、大恐慌時、FRBが愚かにも行った金融引き締めと同じ効果となってしまうのでないかと懸念しています。金融機関への規制強化=金融引き締め=大恐慌の可能性! グルーグマンあたりが安易に口に出してはいるが、陰謀論者の諸君が望む国際金融機関を規制することは大恐慌の引き金を引く事と等しい!マーケットがとんでもないことになってしまう恐れは残っています。G7やG20あるいはサミット等で安易な規制強化を妥結してしまうリスクはまだ高い。

安易な金融規制の強化を行えばNY市場の株価がここから1/4となる可能性すらある。6000ドルをこの秋から来年にかけ6000ドルを割るか否かが目安ではないか、高値からの58%調整が、大恐慌を除く過去の大きな調整場面での下値目処となり、それを割り込めば恐慌突入の可能性がある。。

日銀の白川総裁はその点非常に注意深く、私を安心させる考え方を持っている。
【「金融危機への対応:日本の経験と現在のグローバル金融危機」】
http://www.boj.or.jp/type/press/koen07/ko0902c.htm

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自己資本の厚みは、本来、当該企業の収益の成長性に関する市場の期待を反映しているはずです。しかし、国が政策目的で行った資本増強は将来の損失バッファーとなるという点では民間ベースで調達された資本と変わらないものの、将来の成長に期待してリスク・マネーを投じるという民間ベースの資本とは違った動機があります。また、会計上表れた自己資本比率の高低のみをもって金融機関の健全性を判断する傾向――換言すれば、将来の成長可能性ではなく将来の損失許容力で判断する傾向――が強まれば、健全であるが故に公的資本を受け入れていない金融機関が、健全でないが故に公的資金を受け入れた金融機関に比べ、自己資本比率が低いという理由で、競争上不利な立場に置かれるという逆説的な事態が発生することにもなりかねません。さらにこうした事態を避けるため、多くの金融機関が一斉に規制上の自己資本比率の引き上げを図ろうとすると、実体経済活動がさらに悪化することにもなりかねません。今後、金融機関の規制・監督を見直していく際、自己資本比率規制のあり方は極めて重要な論点ですが、そうした一般的な論点とは別に、金融危機時においては自己資本比率規制の枠組み自体がプロシクリカリティを強めないように配慮することも必要となります。
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※プロシクリカリティ=BIS規制など会計上の問題で、貸し出し資産の悪化の為追加融資が出来ない状態のことを指します。

日米は、安易な金融機関の規制強化に反対なので、恐慌突入は回避できると考えていますが、欧州では怒りに任せて金融規制を強化の動きが見え、どうなるか予断を許さない。

もし、恐慌回避ができたのなら、目先株価は回復期に入った可能性は高い。日経平均9200円(26週線)戻りが目処か?

市場では今も悲観論があふれて、投資家が投資行動を起こそうとすれば超悲観論が流される。日本の黒字企業だけをみればPERは15倍程度のものがごろごろしている。このおいしい魚を外国人投資家がねらわないはずがない。米国の景気は金融機関を中心に超悲観論的な収益予測が上昇方向へと上方修正される動きがあるが、こうした超悲観論予測は今後次々に消えていく。海外の投資家は企業収益が改善されている米国株に現状的をしぼっているが、次のねらいは日本株買いへとつながると思います。

中国の全国人民代表大会(全人代)では温家宝首相が景気回復のための十分なタマは備えていると追加的な財政支出策を用意できるとの見方を示した。日本も4月2日のG20に向けて財政支出の拡大や株価対策が打ち出されることを考えると、8000円台をめざすことは間違いなさそうで年度末には75日線もクリアーするのではないかとみている。4月初めのG20に向けて世界の財政支出をからめた景気対策は本格化するであろうが、テクニカル面では相場の転換を示唆した動きがはっきり出てきており、今週は中期的な方向性を占う一週間となる重要な週となりそうだ。

いずれも日経平均は直近の高値から63%下がったところで底入れし、本格的な回復局面に入った。この経験則が今回もあてはまるとすれば、日経平均の大底は約6500円程度と言われているので、もう下値余地は限られている。現在、東証1部のPBR(株価純資産倍率)は約0.8倍と言われる日PBR1倍以上が正常値と言われていることを考えると日経平均は9000円あたりまでとりあえず戻しても良いという見方がある。

とはいえ、本格的回復は来年2010年以降で、まだまだいやな場面は遭遇すると覚悟はしています。

【Ddogのプログレッシブな日々】
http://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/24914381.htm

 

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