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銀行の最低自己資本比率、金融庁長官「変更せず」（日本経済新聞）
金融庁の佐藤隆文長官は6日の記者会見で、日米欧など主要国の金融監督当局で構成する金融安定化フォーラム（ＦＳＦ）が不況時に銀行に自己資本の取り崩しを認める報告書をまとめたことに関連し、「（自己資本を取り崩しても）最低所要自己資本を下回ることがない枠組みが想定される」と述べ、銀行の最低自己資本比率は当面変更しない考えを示した。
現在、国際的に活動する銀行は8％以上の自己資本を維持しなければならない。ただＦＳＦは報告書で不況時に銀行に資本の取り崩しを認める一方、好況時には自己資本を8％以上に高めることを盛り込んだ。
佐藤長官は不況時に自己資本を取り崩すとしても、最低自己資本比率の8％は変わらないとの見方を示した。「4％の最低自己資本比率が課されている国内営業の銀行も同様だ」と語った。(23:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090406AT2C0601U06042009.html
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