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2009年05月14日
金融情報（急落したナスダック）
【ＮＹダウ】は１８４ドル安（−２．１８％）と比較的おとなしい下落になっていましたが、ハイテク株が主流の【ナスダック】は５１ポイント安と３％を超える下落率になっていました。
景気が更に悪化するとの見方が強くなった為に、景気敏感株の多い【ナスダック】が大きく下げたと言われていますが、実際は違います。
空売りの買い戻しが終わってきたのです。
ファンド・個人が下値で売りこんでいた向きの買い戻しが終わり、積極的に買う向きがいなくなってきたのです。
結果、今や買い手が消えてしまい、動きとしては上に行くよりは下にいく力の方が強くなってきているのです。
日本でも景気の悪化が進んでおり主要金融機関の２月末の【デフォルト率】が発表されましたが、前月比０・００７ポイント上昇し３．４１％に達し過去最悪を更新しているのです。
３月末の決算を乗り切るために色々な方策をとって倒産を避けてきた企業が多い２月・３月ですが、それでも【デフォルト率】が上昇してきており、昨日記載しました＜隠れ不渡り＞が今後＜本当の不渡り＞になった際には、大規模な連鎖倒産が発生することは避けられず、倒産は急増します。
証券界や広告業界は「景気は回復している」というレポートをしきりに流して広告を取ろうとしたり、株・投信をかわそうとしていますが、実態経済は悪化が進んでおり、いつまで思惑通りいくでしょうか？
今は個人が「笛に踊っています」が、実態悪を見ればいつまでも踊っていることは
出来ません。
踊りが終わった時、何が待っているでしょうか？
金融危機情報（大恐慌以来の＄１になったＧＭ株）
【ＧＭ】株は１ドル丁度まで下落し、これは大恐慌以来とＣＮＮが報じています。
経済・金融・社会より一足早く大恐慌に突入したもので、今はじゃぶじゃぶの金融緩和で経済はなんとか保っていますが、いずれはこの効果が切れ、金融市場は大荒れになります。
株式市場が動かなければ為替市場か、商品先物市場が動く筈です。
今日の【ＧＭ】株の＜一ドル＞到達は、今後長く続く大恐慌への予告とも言えます。
http://blog.livedoor.jp/nevada_report/
- 踊りが終わった時、何が待っているでしょうか？ 市場経済の本質が出現する いつまでもママゴトを続ける訳にはいかない abc 2009/5/14 21:58:47
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