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プリウスがエコなのは「エンジンを止められること」、「ブレーキの時に発電できること」、「エンジンの効率が良い回転域を使える
http://www.asyura2.com/09/hasan63/msg/204.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 6 月 07 日 10:34:36: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu193.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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プリウスがエコなのは「エンジンを止められること」、「ブレーキの時に発電
できること」、「エンジンの効率が良い回転域を使えること」の3つである。

2009年6月7日 日曜日

三菱自動車本社ショールームに並べられたアイミーブ


◆三菱 アイ・ミーブ(i-MiEV)発表会速報 6月5日 オートックワン
http://autoc-one.jp/mitsubishi/launch-313008/

三菱自動車は6月5日、量産型電気自動車「アイ・ミーブ(i-MiEV)」を発表した。

アイ・ミーブは、三菱 アイ(i)をベースに電気自動車向けに改良したもので、2006年から電力会社などを通じ走行実験を繰り返し行ってきた。今回は、三菱自動車がアイ・ミーブを量産型として市場へ投入することを正式に発表した。

同発表会で、益子修社長は「環境対応車の開発は自動車メーカーの使命であり、電気自動車は化石燃料に頼らない頂点技術への挑戦。アイ・ミーブが今後、100年のクルマ社会を切り開くパイオニアとなる役割を担いたい」と意欲的に述べた。

アイ・ミーブはハイブリッド車と異なり、100%電気で走るため、走行中のCO2排出はもちろんゼロで排気管(マフラー)は存在しない。

充電は、家庭用のコンセントを使用することができ、AC100Vで約14時間、AC200Vでは約7時間でフル充電になる。気になる走行距離は約160kmが可能だ。

また、電気自動車専用の急速充電器を、ショッピングセンターやガソリンスタンドなどへ設置するインフラの整備を今後進めるとしており、急速充電器であれば30分で80%の充電が可能となる。

販売については、始めに自治体や官公庁向けなどの法人向けに2009年7月下旬から1,400台を販売、個人向けとしては 2009年7月下旬から受付を開始し、2010年4月より年間5,000台を販売する予定だ。

アイ・ミーブの価格は459万9千円だが、経済産業省が実施している補助金により約139万円の補助が受けられ、 差し引くと320万円前後が車両購入価格となる。

三菱では、航続距離をさらに伸ばすことができる「プラグインハイブリッド」の開発にも着手しているという。

一昔前では夢のような「家庭用コンセントで充電できる自動車」がいよいよ発売されたことにより、 プリウス、インサイトなどのハイブリッド車を巻き込んで、エコカーが今後どのような進化を遂げてゆくのか、非常に楽しみである。

この不況下の中、販売台数が伸び悩む自動車業界であるが、次世代へ向けての技術革新は着実に行われている。

◆ハイブリッドが2割になればクルマが変わる!? 6月4日 日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20090601/196303/?P=3

ディーゼルハイブリッドはどうして出ない?
F:燃費と言えば、素人考えではディーゼルでハイブリッドを作ればさらに燃費は良くなると思うのですが、なかなか出てきません。何か問題が有るのですか?

関:問題はコストです。コストの制約がなければ、内燃機関と組み合わせる中で、ディーゼルハイブリッドが僕は一番高効率だと思います。ディーゼルの得意なところって、実は高速なんです。基本、全開してもリーンバーンのままですから。ディーゼルの高速燃費って、ガソリンに乗っている人から見るとびっくりするぐらい良いですよ。

F:ガンガン回しても燃費が良い?

関:燃費良いです。ところが乗用車向けのターボディーゼルには弱いとこがあって、あのクルマを都内の渋滞で乗るととんでもないことになる。こんな車乗りたくないというぐらい、下がスカタンなんです。加給するまで(ターボが効くまで)まったく走らない。

F:するとメルセデスのアレも?

関:頑張ってはいますけど下はかなりキツい。最初のツキが全くない。で、出足のツキはモーターが得意とするところなので、ハイブリッドにすればお互いの欠点を補うことが出来る。

F:それでも出せないのはやはりコストなんですね?

関:コストですねえ。ヨーロッパにインサイトを出しましたけど、彼らに「シビックハイブリッドに対して4割もハイブリッドシステムのコストを下げたよ」と言ってもピンと来ない。そもそもハイブリッドを知らないから。一番分かりやすい例として、ヨーロッパの新しいクリーンディーゼル、ユーロファイブをクリア出来ているディーゼルよりも、ガソリンエンジンに対するアディティブ(additive=追加の)コストが安いですよと伝えると、ものすごく驚くんです(※欧州のディーゼル車は同じモデルのガソリン車に比べ、通常、販売価格で2500〜3000ユーロ程度高い)。

逆に言うと、ディーゼルは燃費ポテンシャルがあるんですけど、やはり排ガスがどうしても汚いので、(触媒など)ポリューションを清浄化する面でお金が掛かる。ですから、ハイブリッドとディーゼルと、どっちが安くなるか。そういう競争。トヨタさんのシステムにしても、今後電池などがどんどん進化して行って、どこかでディーゼルのコストより下回るはずです。そういうポテンシャルを持っているのがハイブリッドです。それくらい、競い合うくらいお金が掛かるものを2つ合わせたらお客さんに……

F:大変な負担を強いてしまう。

関:その通りです。

F:ディーゼルのハイブリッドをやろうとしたら、モジュール型の比較的簡易なシステムでないと難しいんでしょうね。

関:ただ、ヨーロッパも実はディーゼルは頭打ちで。軽油の値段がガソリンと逆転している国も多いですから。それで車両のコストも高いとなると……。既にガソリン車回帰が始まっています。


「ものすごい思い」がたくさん詰まっている
F:いろいろなお話しを伺えて今日は本当に有意義でした。実はこの日経ビジネスオンライン。クルマに興味を示す読者が非常に多いのです。読者に向けて何かメッセージを頂けませんか?

関:はい。インサイトは我々二十数名いる開発者たち全員が自信を持って作り上げた、本当の自信作です。それぞれの人間のもの凄く強い思いがたくさん詰まった特別なクルマです。それをより多くの方に、見て、触れて、乗っていただいて、それを感じていただいて、使っていただけるのが我々は一番嬉しいのです。ぜひ一度乗ってみてください。

F:ありがとうございました

*   *   *

 このインタビューの後に、プリウスが発売を開始した。あちらの販売もまた絶好調のようで、既にバックオーダーを8万台も抱えているという(※ちなみに、ホンダに再度問い合わせてみたところでは「インサイトの受注も引き続き好調で、新型プリウスのインパクトは今のところほとんどない」んだそうです)。

 第二幕が始まったばかりのハイブリッド競争は、しかしカタログや雑誌、あるいは本欄を含めウェブを眺めていても分からない。関さんの仰るとおり、まずは見て、触れて、乗ってみてほしい。「クルマってこんなもの」という思いこみを越えて、新しい世界を見にいこうじゃないですか。

 この原稿を書いている5月27日、カーセンサー編集部は横浜で開かれたトヨタ新型プリウス報道試乗会に招かれた。ちなみにインサイトの試乗会と同じ場所である。

 新型プリウスのできは非常に良かった。すでに3月中旬にサーキット及びその敷地内で行われたプロトタイプ試乗会で乗ってはいたものの、実際の市街地や高速道路で他のクルマに混じって走ってみて、そのすごさを再確認した。街中でも高速でも動力性能は十二分。むしろ速い部類に属する。ゴトゴトせわしなかった旧型に比べて乗り心地もゆったりしている。

 しかし圧倒的に印象に残ったのはエンジンが止まっている時間の長さだ。これはインサイトの比ではない。

 特筆すべきはエアコンを入れていてもアイドリングストップすること、それも相当長い時間止まっていることである。当日は気温26度で薄曇り(実は日射センサーなるものがついており、日差しの多い少ないもエアコン制御に取り入れている)だった。車内温度設定は24度。エアコンをオートにしてエンジンが始動するのを待つ。車外にいるとエンジンは止まっているものの無音ではない。エアコンの電動コンプレッサーが10秒作動、5秒休止のサイクルで頻繁に動いている音が聞こえる。これならすぐにエンジンが掛かるに違いない。

エンジンを掛けずにエアコンがガンガン使える!?
 10分経過。う〜ん、エンジンが始動するどころか、バッテリーの残量目盛りすら減らないではないか。このままでは限られた試乗時間が終わってしまう。意地悪くオートモードが設定した内気循環モードを解除し外気導入に切り替える。さすがに電動コンプレッサーの作動時間が長くなった。待つこと5分、ようやくバッテリー残量目盛りがひとつ減った。

しかし、このペースだと間違いなく試乗車返却時間に遅刻するので、仕方なくテストを切り上げることにした。戻ってからトヨタの担当者に確認すると、その条件だと1時間近くはエンジン掛からないかもしれないですね、と言われた。まだ初夏ということを勘案しても、これはすごい。

 ハイブリッドが燃料を食わない理由は「エンジンを止められること」、「ブレーキの時に発電できること」、「エンジンの効率が良い回転域を使えること」の3つである。特に分かりやすいのは「エンジンを止められること」なのだが、この点においてエンジンとモーターが直結しているインサイトは不利である。いちおうモーターだけでも走れるのだが、実はエンジンも空回りしており、その分のロスがある。

 停車時にはどちらもエンジンが止まるが、プリウスは前述のようにエアコンのコンプレッサーを電動化しているので空調が効く。インサイトは従来のクルマ同様、エンジンからエアコンコンプレッサーの動力を取っているので、エアコンを入れているとすぐにエンジンが掛かってしまう。

 しかもインサイトの場合、Dレンジでフットブレーキを踏んでいる状況でしかアイドリングストップをしない。Pレンジ+サイドブレーキで立体駐車場の順番待ちをすることが多い都市部のマンション住民や、ショッピングセンターの駐車場で子供が寝てしまったお父さんにとっては、ちょっと信じがたい仕様である。

ハイテクと、ハイテクの分かりやすさではプリウスがリード
 試乗会の際にチェックした新型プリウスの燃費は、発進と停止を繰り返した街中で23〜24km/l、高速でのんびり走ると28〜30km/l、高速を飛ばすと16km/l。トータル40キロを走って25km/lと優秀だ。似たような条件でのインサイトの燃費は20km/lちょっとである。エアコンの話は典型だが、他にも技術的にプリウスのほうが進んでいる点は多い。

 これはヤマグチ氏と意見が異なるのだが、ハイブリッド車が人気なのは、エコだなんだという表面上の理由もさることながら、アイドリングストップや回生ブレーキ音、エコ運転用の各種インジケーターなどが象徴する、日本人男性の大好きな「(目と耳で分かる)ハイテク」の塊であることも隠れたヒットの理由ではないだろうかと思っている。この点でも「ハイテク」感が濃厚なプリウスがやや優勢だ。

 インサイトに分があるのは従来のクルマから乗り換えた際の違和感の少なさ(人によってはデメリット?)と、ホンダのブランドイメージ、そしてやはり価格くらいではなかろうか。インサイト危うし!

 しかしインサイトは新型プリウス発表後も、今のところ売れていると聞く。その理由は…、次回に。

(私のコメント)
しばらくは政局ネタを書いてきましたが、久しぶりにエコネタを書きます。GMが倒産してアメリカ経済にどのような影響が出るか非常に気になりますが、GMは燃費のいい小型自動車は作る事は簡単でしたが、小型車では利益が上がらず、UAWによる年金や健康保険の負担が非常に高くて、利益の上がる大型車で利益を上げるしか道はなかったのだ。

売国奴の竹中平蔵が「日本は法人税が高いから日本企業は外国に出て行っちゃいますよ」と脅迫していますが、トヨタの奥田氏からテレビで言ってくれと頼まれているのでしょう。しかしトータルで見てはたして日本はそんなに高負担なのだろうか? トヨタもアメリカに工場を建てたから十分に知っているのですが、年金や健康保険も含めれば日本のほうが負担は低い。だからGMは潰れたのだ。

円高で確かに輸出産業にとっては不利に思えますが、日本は工業原材料のほとんどを外国から輸入して生産している。だから円高で工業原材料価格は安くなり製造コストは低下する。工場も自動化が進んで労働集約型の作業は少なくなってきた。携帯電話のような商品サイクルが早い商品は数ヶ月でモデルチェンジをしますが自動化するより人手に頼ったほうがいいから韓国や中国で生産したほうが安く付く。

しかし自動車のような大型商品は生産ラインを整えて4,5年はモデルチェンジをしないから国内でも採算に合うのだろう。家電もメモリーや液晶などの製造において韓国や台湾や中国の追い上げが激しいですが、これは日本の生産ラインを更新するときに古いラインをそっくり韓国や台湾などに売ってしまうから、韓国や台湾は非常に安いコストでメモリーや液晶を作って世界に市場を広げた。

自動車においても古くなった製造ラインをアジアに持っていって、アジアで自動車作りが盛んになってきた。このようの工場が製造ラインを整えて生産すれば高品質な製品を作る事が出来るようになった。日本の家電や自動車はライバルに古くなった製造装置を輸出して技術もそれに伴って輸出されていく。だから日本企業はライバル企業を育てているようなものです。

このようになるのは日本は製造装置の生産大国なのであり、メーカーが数年おきに製造ラインを新しくしてくれないと製造装置のメーカーが困るわけであり、シャープの液晶工場も亀山の製造ラインを中国に輸出するようだ。中国は安く製造ラインと技術を手に入れて数年後には格安の液晶パネルが世界に溢れるはずだ。シャープはさらに新型の製造ラインを大阪の堺市に建設をする。

自動車もガソリン自動車は古くなって、ニッサンの自動車製造ラインを東南アジアに持っていて生産をする。国内では電気自動車やハイブリッドカー用の製造ラインを新しく作らなければならないからだ。電気自動車やハイブリッドカーは電気部品を組み込む必要があるから従来の製造ラインでは作れないから、部品工場から新しく作らなければならない。

各自動車メーカーは各地に自動車用リチウム電池工場を作っていますが、これからの自動車は燃費の良い革命的な自動車に変わって行く。だからアメリカのオバマ大統領はクライスラーやGMを潰してエコカーにシフトさせようとしていますが、日本は一足早くエコカーシフトを整えた。

冒頭のニュースも、三菱のアイミーブが世界初の電気自動車の大量生産化に入りましたが、世界最先端を行く自動車技術工業力の象徴だ。電気自動車を作ること事態は非常に簡単であり町工場程度の工場で電気自動車を年数百台作ることは簡単だ。素人でも軽自動車を電気自動車に改造する人もいるくらいだ。

しかし年数万台レベルで大量生産するとなると、安定した品質の部品を大量生産しなければならないから工業レベルが非常に高い国でないと作る事が出来ない。しかも従来の自動車関連技術ばかりではなくて、電気工業や化学工業力もなければ電池やモーターなどの部品も作る事が出来ない。アメリカでもベンチャー企業が電気自動車を作っていますが主要部品は日本製だ。

GMの倒産で分かった事ですが、GM車にも日本製の部品が大量に使われていて、100社以上の部品メーカーが影響を受けるそうです。軍需産業にいても兵器に日本製の部品が使われていますが、アメリカはすでに製造業が空洞化して不動産と金融だけで生きて行こうとした。そしてアメリカの自動車メーカーはフォード一社になり日本や韓国の自動車がシェアを伸ばすのだろう。

しかしこれからの自動車は燃費の良いインテリジェントな車でないと、ガソリン価格の高騰する時代では売れなくなる。しかし電気自動車などに使われるリチウムイオン電池は非常に高価であり、アイミーブも450万円もする。ガソリン車のアイミーブが150万円程度だから差額が電池代みたいなものだ。航続距離も問題もありハイブリッド車が次世代自動車の主役になるだろう。

自動車用電池が安くて高性能なものが出来れば別ですが、リチウムイオン電池では燃料電池がプラチナのような高価な金属を使っているようにコストが高くなって商業化は難しい。ヨーロッパではクリーンジーゼル車がエコカーとして作られていますが、これも排ガスをクリーンにする為のコストがかかり限界があるようだ。それよりもハイブリッド車の方が将来性がある。

トヨタのプリウスやホンダのインサイトが爆発的に売れていますが、値段が従来車並みに安くなって燃費の少なさが評価されているからだろう。プリウスの燃費の良さはエンジンを止められる事とブレーキ時に発電が出来る事とエンジン効率がいい事ですが、いかにモーターで走らせるかが燃費を良くする秘訣のようだ。電池の性能が上がれば燃費はますます良くなる計算になる。

ガソリン自動車の欠点はエンジン音がうるさい事であり、車に乗っている人にとってもうるさいし周囲の人も非常に迷惑がかかる。高速道路や国道脇の人なら車の五月蝿さで夜も眠れないほどだ。それが電気自動車やハイブリッド車だとタイヤ音とクーラーのコンプレッサー音だけしか聞こえない。だから電気自動車やハイブリッド車は非常にスマートな車なのだ。

 

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