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ＦＲＢ、金融緩和を当面継続 バーナンキ議長が議会証言（日本経済新聞）
【ワシントン＝米山雄介】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長は21日、下院金融サービス委員会で証言し、「金融政策は引き続き景気回復を助長するように運営している」と述べ、現在の積極的な金融緩和を当面継続する考えを示した。
同時に「われわれは必要に応じて市場金利を引き上げる手立てを持っている」と強調。将来のインフレ回避に向け、政策運営を危機モードから平時に戻す「出口戦略」に自信を示した。
今回の議会証言はＦＲＢ議長が半年ごとに金融政策運営を包括的に説明する報告。バーナンキ議長は米経済の現状について「景気下降のペースは著しく緩やかになったように見える」と説明。「最終需要や生産には一応の安定化の兆しがある」と景気判断をやや前進させた。ただ「雇用市場は引き続き弱い」と述べた。(23:14)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090721AT3K2101321072009.html
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