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セブン−イレブン：東京高裁、加盟店への仕入れ額報告命ず【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090826k0000m040104000c.html
コンビニエンスストアチェーン「セブン−イレブン・ジャパン」（本部・東京）の元加盟店経営者２人が、商品仕入れ額などの報告を同社に求めた訴訟の差し戻し控訴審判決で東京高裁は２５日、書面での報告を命じた。原田敏章裁判長は仕入れ先から得ているリベート額も報告すべきだとし「リベートを秘密にしていること自体が問題」と指摘した。
セブン−イレブンでは、加盟店が本部に商品を注文し、本部が仕入れ先に商品を一括発注している。代金は本部が仕入れ先に支払って加盟店に請求するが、加盟店は支払単価や値引き額などを知らされていない。
判決は「加盟店から商品代金の支払いを委託されている同社には基本契約書に規定がなくても、具体的な支払い内容を報告すべき義務がある」と判断。原告側は請求書や領収書の原本も提示するよう求めたが、判決は「極めて多数」と退けた。
１、２審は契約書に報告義務が明記されていないとして訴えを退けたが、最高裁は０８年７月「同社は報告義務を負う。加盟店が仕入れ代金の具体的内容を知りたいのは当然」と審理を差し戻していた。【伊藤一郎】
▽セブン＆アイ・ホールディングス広報センターの話 従来から仕入れ内容などは報告していたが、支払い額についても判決に基づいて対応していく。
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毎日新聞 2009年8月25日 21時41分
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