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プラグインハイブリッドカーを、米陸軍が開発して、民需用にした「Karma」を2010年から販売する予定だ。
http://www.asyura2.com/09/hasan64/msg/508.html
投稿者 TORA 日時 2009 年 9 月 12 日 13:04:11: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu199.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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トヨタやホンダが真っ青になるような、プラグインハイブリッドカーを、
米陸軍が開発して、民需用にした「Karma」を2010年から販売する予定だ。

2009年9月12日 土曜日

プラグインハイブリッド車「カーマ(Karma)」(写真)を2010年から販売する予定
http://wiredvision.jp/archives/200504/2005042503.html

謎に包まれた、カーマに搭載されるプラグインハイブリッドシステムの
Qドライブは、米軍にハイブリッド車の戦闘用試験車両を納めた実績を
持つクオンタム・テクノロジー(QT)が開発

◆米陸軍、発電機にもなるハイブリッド車を公開 John Gartner 2005年04月25日

米陸軍によると、さまざまな用途に適用できる輸送用車両は、タンク一杯の燃料で長く走るだけでなく、ポータブルの発電機を提供する必要があるという。こうした車両を手に入れるために軍は現在、大型軍用車『ハンビー』に代わるハイブリッド車の開発に取り組んでいる。これが成功すれば、燃焼エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車の市場拡大につながる可能性がある。

 11日?14日(米国時間)に開催された自動車技術者協会(SAE)の世界会議において、陸軍の戦車車両研究開発技術センター(TARDEC)は、ハンビーや『ジープ』、装甲車や小型トラックなどの代替となる、さまざまなタイプのボディーに対応可能なハイブリッド方式の車両プラットフォーム『MPハイブリッド(写真)』を披露した。

 TARDECに属する国家自動車センター(NAC)で軽量プラットフォーム部門を率いるハル・アーマンド氏によると、ハイブリッド車開発に踏み切った背景には、燃費の改善とメンテナンス負担の軽減への期待があったという。

 MPハイブリッドは、小型の3気筒ディーゼル・エンジンと2つの電気モーターで動く。製造コストは約2万ドルで、1台6万5000ドルのハンビーに取って代われるかもしれないと、アーマンド氏は語る。リッターあたりの走行距離は、現在のハンビーが約4.7キロなのに対し、MPハイブリッドは約21キロになる見通しだ。「節約できる金額は多ければ多いほどいい」と、アーマンド氏は言う。

 トヨタ自動車の『プリウス』と同様、この試作車は、低速走行時やアイドリング中は電気モーターのみを動力源として燃料消費を最小限に抑える。陸軍は、MPハイブリッドの整備や修理を容易にするため、遮るものなしにエンジン、電気モーター、動力伝達系路に手が届くように設計した。バッテリーは車体の下、シャーシの中央部に位置しており、メンテナンスは楽にできる。

 MPハイブリッドは、ハンビーでは大きすぎて不便な基地内での兵員の移送など、戦術とは直接関係のない状況で利用される可能性が高いと、アーマンド氏は語る。今回の試作車は、この技術が現実的なものであることを証明するために、「既製の部品」を使って90日足らずで組み立てたという。

 アーマンド氏によると、陸軍は間もなく、訓練施設を利用してMPハイブリッドの実地走行テストを行なうという。これが成功すれば、陸軍の幹部たちがMPハイブリッドの生産台数と配備方法を決定する。研究チームではまた、危険地帯での補給に役立つ遠隔操作型の無人ハイブリッド車の研究も進めていると、アーマンド氏は語る。

 自動車専門サイト『エドマンズ・コム』で走行試験を担当する編集者のダン・カーン氏によると、軍が過去に製造した車両のいくつかは、一般消費者向けのモデルに改造されて人気が出ているので、MPハイブリッドも同じ過程をたどるかもしれないという。カーン氏は、ディーゼル・ハイブリッド車は燃費がよく、「軍の基地内のように、短い距離の移動に適している。これはうってつけの用途で、多くの燃料を節約することになる」と語る。

 修理が簡単なジープやハンビーは、元々は陸軍が作り出したものだが、人間や荷物を運ぶ民生車としても成功していると、カーン氏は語る。トヨタのプリウスとは違い、特別に訓練された機械工を必要とせずメンテナンスに手間がかからないMPハイブリッドの登場によって、ハイブリッド車への関心がさらに高まる可能性があるという。「ハイブリッド技術に軍が関わることで、この技術がさらに便利に使いやすくなりそうだ」とカーン氏。

 MPハイブリッドは、システム・インテグレーターの米クアンタム・フュエル・システムズ・テクノロジーズ・ワールドワイド社が陸軍と共同で開発した。クアンタム社のアラン・ニーズウィーキー社長兼最高経営責任者(CEO)によると、同社はこれまでに40万台以上の特殊車両を作ってきたという。

 ニーズウィーキーCEOは、クアンタム社は陸軍のどんな注文にも応じた車両を製造できるし、MPハイブリッドのプラットフォームを民生用として他の自動車メーカーにライセンス供与することも検討していると語る。このプラットフォームを民生車の車体に使用し、最高時速56キロの制限がない、近所や牧場を走り回れる燃費のいい車として販売されるかもしれない。

 MPハイブリッドは、27×35センチほどのユニットに収まる小型のディーゼル・エンジンを採用しているため、他のハイブリッド車より価格が安くなると、ニーズウィーキーCEOは説明する。ニーズウィーキーCEOによると、クアンタム社はMPハイブリッドの設計にあたって、ディーゼル・エンジンをボンネットから簡単に取り外せるようにしており、このエンジンを5キロワット級の携帯発電機としても利用できるという。

 エドマンズ・コムのカーン氏によると、米ゼネラルモーターズ(GM)社の『シボレー・シルベラード』や米フォードモーター社の『エスケープ・ハイブリッド』も補助的に電力を生みだすことができ、車のエンジンが電力源になることは証明されているという。

 カーン氏は、将来のMPハイブリッドの購買層には、現役時代にこうした車両を使っていた元兵士も含まれるだろうと予想する。ハンビーやジープの所有者は、シンプルな設計や無骨な外観ゆえにその車を愛しているわけで、陸軍が作り出したディーゼル・ハイブリッド車もこうした車と同じ道をたどり、一種のステータス・シンボルになるかもしれないと、カーン氏は語った。

◆トヨタ・GM合弁工場NUMMIを買収?米新興自動車メーカー「フィスカー」の謎 9月9日 ダイアモンドオンライン 桃田健史
http://member.diamond.jp/series/ecocar/10009/?page=5

<第3の謎> 「軍事用」として
詳細不明のハイブリッドシステム
 これがフィスカー最大の謎である。

 Qドライブという、プラグインハイブリッドシステムの詳細は公開されていないのだ。

開発しているQT(クオンタム・テクノロジー)もフィスカーも、Qドライブについては「軍事機密に係ることなので…」と曖昧な返答を繰り返すばかり。確かにQTは、ハイブリッド車の戦闘試験車両を米軍に納めている。

 QTの会社資料では、フォードエクスプローラーを基本車体としていると明記されているだけで、技術詳細は不明だ。北米の日系自動車メーカーの技術関係者たちも「Qドライブとやらが、全く分からない」と首をかしげている。また、電気自動車開発の老舗企業で、BMW MINI Eの全面的な開発やテスラの初期技術開発を行った、ACプロバルジョン社のトム・ゲージ社長はこう証言した。「QTは元々、水素タンクの技術を得意としてきた。電気自動車関連での独自開発については聞いたことがない。多分、外部からの技術提供があるのだろう」。

 筆者がこれまでに取材した電気自動車会社関係者は異口同音にこういう。「電気自動車の開発は、ガソリン車と比べればとても簡単だ。構成部品も少なく、動力系の制御もしやすい。対して、最も難しいのがハイブリッド車だ。ガソリンエンジンと電動モーターを同時に制御する技術は、多額の研究開発費用と大勢の開発者がいる大手自動車メーカーでなければ不可能だ」。筆者は、アメリカ、日本、台湾などの電気自動車開発の現場で、試作品としてホコリを被った数多くのハイブリッド車の姿を見てきている。

 大手自動車メーカーからの技術提供…、まさかカーマと同じシリーズハイブリッド型のPHEV、GMシボレーボルトがからんでいるのだろうか?

 こうした数々の謎を吹き払うかのように、2009年8月15日(土)、カリフォルニア州ラグナセカレースウエイ(サンフランシスコの南部モントレー市)で、カーマの初公開試走が行われた。同日は「第36回ローレックス・モントレー・ヒストリック・オートモービル・レース」が開催されていた。これは富裕層が持ち寄った自慢のクラシックレースカーの走行会。その合間に、カーマの単独走行が1周3.6キロのコースで2周行われた。このラグナセカは、筆者がアメリカでレース活動をしていた時のホームコース。丘陵地帯でアップダウンが激しく、急降下する左低速コーナーの「コークスクリュー」が名物だ。その難所コースを、高周波モーター音を響かせてカーマが走った。その模様はyoutubeにもアップされており、最高速度は150km/h程度だ。

 またこの週のモントレーは例年、アメリカ中の車好き富裕層が集結する。このヒストリックカーレースの他に、ユーザー参加型のイタリア車イベント「コンコルド・イタリアーノ」、そして名門ペブリビーチゴルフコースで行われる「コンコールド・エレガンス」が併催されている。この各会場に、カーマは展示された。

 車好きの投資家が高級ワインを片手に楽しい時間を過ごす、モントレー。そこからNUMMIまで、車で2時間弱だ。

 最良のお膳立てで、フィスカーの事業戦略は着々と前進している。

 こうした「信じ難い話」が、いくつもゴロゴロ転がっているのが、現在の世界自動車産業だ。その現実を、日系自動車メーカーは斜に構えて見過ごすことなく、真剣に受け止めるべきである。

2009年8月15日カリフォルニア州ラグナセカで
カーマの初公開試走が行われた。

カーマは、蓄電地がフル充電状態から50マイル(約80km)まで、
EV(電気自動車)状態で走行。その後はガソリンエンジンが
発電機となり蓄電池に充電しながら走行する。
ガソリンエンジンのみでは走行しない方式で、これは2010年量産
予定のGMシボレーボルトと同じ、シリーズハイブリッド車に属する。

(私のコメント)
アメリカは国家戦略として「脱石油」を目指していますが、動力燃料をもっとも消費しているのが米軍であり、米軍も国防戦略として「脱石油」を目指している。米軍が使用している車両としてはハンビーが有名ですが、リッター4キロしか走らない。米軍が輸送する物資の半分がこのような兵器用燃料であり膨大なコストがかかっている。

だから米軍が国防戦略として「脱石油」を打ち出すのは当然であり、50兆円もの国防予算の多くをハイブリッドカーの開発に向けていてもおかしくは無い。これは国防機密だから内容はよく分からないのですが、GMのボルトやベンチャー企業が開発したカルマの仕様がよく似ている。米陸軍が開発したプラグインハイブリッドカーを民生用にしたのが「ボルト」や「カルマ」だろう。

ハイブリッドカーにはシリーズ式とパラレル式がありますが、米軍が開発したのはシリーズ式のハイブリッドカーであり単純な構造であり、メンテナンスもしやすい方式だ。電気自動車にジーゼルエンジンの発電機を備えたものであり、ジーゼルエンジンは発電専用になり、米軍ではMPハイブリッドと呼んでいるようです。

アメリカはこのように国防戦略としてハイブリッドカーを開発していますが、問題は自動車用の電池だ。シリーズ式のハイブリッドカーはパラレル式のハイブリッドカーより大容量の電池とハイパワーのモーターが必要だ。だからどうしてもコスト高になり、値段は4万ドル前後と予想されている。電池のコストが車の半分を占めるから電池のコストダウンが売れるか売れないかの分かれ目になる。

MPハイブリッドは軍用車両だからコストは問題にならないのでしょうが、民間用の車は価格が勝負になる。トヨタのプリウスや本田のインサイトはすでに量産化されて販売されているから仕組みはよく分かるのですが、ボルトやカルマは試作車があるだけでどのようなものかは公表されていない。Qドライブというシステムは軍事機密ということで全く分からない。

ボルトやカルマは来年発売予定ということですが、量産体制がどうなっているのだろうか? 電池の開発や量産体制はどうなっているのだろうか? トヨタやホンダと違ってアメリカは国家プロジェクトとして軍事予算を使って開発しているのだから空恐ろしい。日本もl公共事業よりも科学技術開発や軍事技術開発に金を回すべきなのですが、自民党政権は橋や道路建設に使ってしまった。

アメリカの自動車産業はリーマンショックによって壊滅的打撃を受けましたが、日本の自動車メーカーがその穴をめるのだろうか? それともカルマを製造する全く新しいメーカーが出て来るのだろうか? そもそもアメリカ人がどの程度ハイブリッドカーを評価するかがまだ分からない。トヨタのプリウスは売れているようですが、その他のハイブリッドカーはつきに2000台程度が売れている程度だ。

それに比べると日本の自動車ユーザーは、まだ完成もしていなかったトヨタのプリウスを高値でも買う人が大勢いた。今年はプリウスやインサイトがバカ売れして生産が間に合わないほどですが、アメリカやヨーロッパではハイブリッドカーの人気はいまいちだ。これだけエコロジーが話題になりながら、ヨーロッパではプリウスは高速性能が良くないと言うことで期待したほど売れなかった。

9日に携帯電話のガラパゴス化について少し書きましたが、日本人の新しい物好きや高度な技術に適応する能力が携帯電話にも自動車にも現れてくるのだろう。つまり日本人のレベルの高さが商品開発のスピードの差にも現れてくるのであり、携帯電話ではiモードが出来て携帯の高性能化の競争になったし、自動車ではハイブリッドカーや電気自動車への関心の高さが商品開発の差になってきているのだ。これは欧米では真似が出来ない事だ。

 

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