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ＦＲＢ、これ以上財務省証券買い入れない方針表明すべき─有力エコノミスト＝ＷＳＪ（ロイター）2009年 10月 6日 15:38 JST
［６日 ロイター］
有力エコノミストのイアン・ブレマー、ヌリエル・ルービニの両氏は、米ウォールストリート・ジャーナル紙（電子版）に寄せた論評の中で、連邦準備理事会（ＦＲＢ）は、有効な出口戦略を実施するためにこれ以上財務省証券を買い入れないことを機先を制して表明することが必要だと指摘した。
両氏によると、金融刺激策が急激に撤回されれば、デフレが再燃するリスクが拡大するほか、後手に回った場合は経済がスタグフレーションに陥る可能性がある。
米金融規制については、先の２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）で合意された「大き過ぎて潰せない金融機関の破綻制度」の確立などを含む改革を採用すべきだと提言している。
また、大手金融機関で預金受け入れ銀行であれば、自己資本強化、流動性バッファーの拡大、レバレッジの縮小に加え、リスクがあり流動性があまりない資産への投資を控えるべきだとしている。これらの金融機関の業務は国際的な監督を受ける必要があるという。
さらにＦＲＢは、資産および信用バブルが発生しないようにモーゲージ市場を監督する権限を拡大する必要があるとしている。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK847825620091006
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