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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=a0uSC9SSj4ZI
ヘイマンのバス氏：ＭＢＳやジャンク債購入、ハイパーインフレを予想
10月６日（ブルームバーグ）：ヘッジファンド、ヘイマン・アドバイザーズの運用担当者、カイル・バス氏はハイパーインフレ（超インフレ）が金利を押し上げるとの見通しを基に、短期の住宅ローン担保証券（ＭＢＳ）やジャンク（投機的格付け）債を購入している。
同氏は2007年にサブプライム（信用力の低い個人向け）住宅ローン証券を空売りし、５億ドルの利益を得た。
バス氏が投資家にあてた２日付の書簡によると、同社が運用助言するファンドはＭＢＳを全保有資産の約50％にまで高めた。高利回り銘柄を中心に社債も買い増し、比率を約25％にまで引き上げた。
バス氏は世界各国の中央銀行や政府が金融システム救済のために実施している政策が、「通貨価値の急低下」につながると予想。
デュレーション（残存期間）が短い証券を購入していることを明らかにした。米国だけでも当局が融資や支出、保証した総額は11兆6000億ドルに上っている。同氏は今年、株価や信用市場の回復を予想できず、17％超の損失を出している。
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：ニューヨーク 千葉 茂 Shigeru Chiba schiba4@bloomberg.net Editor:Akiko Nishimae記事に関する記者への問い合わせ先：Pierre Paulden in New York at ppaulden@bloomberg.net;Jody Shenn in New York at jshenn@bloomberg.net or
更新日時: 2009/10/07 00:18 JST
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(コメント)
結局、米国債のデフォルトもなく、FRBの破綻もなく、ハイパーインフレとドル価値の低下で、1兆ドルの対外資産は為替差損でボロボロ・・・となるシナリオを読む人もいるわけです。
ハイパー・インフレになるかどうかは、余剰資金が株式市場に流れ込むかどうかがポイントと思っています。
私は、米国の株式市場は官民一体の仕手相場となる可能性が一番高いと見ています。
ハイパー・インフレシナリオだと、日本が最大の被害者となりますが、そうならない事を祈るのみです。
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