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スティグリッツ教授：経済は依然「深刻なリセッションのさなか」 10月７日
（ブルームバーグ）：
ノーベル経済学賞受賞者のジョゼフ・スティグリッツ教授（コロンビア大学）は７日、各国経済は依然として「深刻なリセッション（景気後退）のさなか」にあるとし、金融政策はこれ以上緩和できない状態にあることから、成長てこ入れには財政政策が必要だとの考えを示した。
同教授はダブリンで、欧州中央銀行（ＥＣＢ）の政策について「現在は、金融政策ができることのほぼ限界に達した状態だ」と指摘した。また、リセッションは「しばらくの間」続くとの見方を示した。
オバマ米大統領は雇用悪化に歯止めをかけるため、減税と歳出拡大に訴える可能性がある。欧州ではＥＣＢが政策金利を過去最低にしているが、４−６月（第２四半期）の域内総生産（ＧＤＰ）確定値は前期比0.2％減と、先に発表された改定値を上回る落ち込みとなった。
スティグリッツ教授は、景気浮揚の「主なてことして、財政政策が必要だ」と述べた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aVcpJWhfCp54
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