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http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPJAPAN-11875920091009
【9月のヘッジファンドの運用資産、2兆ドル近くに回復＝調査会社】
2009年 10月 9日 11:15 JST
［ニューヨーク ８日 ロイター］ 調査会社ヘッジファンド・ドット・ネットによると、９月のヘッジファンドの運用資産は、市場の上昇と５カ月連続となった投資家からの資金流入を背景に２兆ドル近くに達した。
世界のヘッジファンドの９月の運用資産は約３％増の１兆９５００億ドル。ネットで８月から５６４億ドル増加した。主に株式、債券、その他の資産価値が上昇したことが背景。
ヘッジファンド・ドット・ネットによると、ヘッジファンドの総資産は２００８年春に過去最高の３兆ドルを記録した。ただ、同社の調査結果は競合他社が公表しているヘッジファンドの資産規模を大きく上回っている。
９月の純流入は７０億ドルにとどまったものの、新規資金が５カ月連続でヘッジファンド業界に流入した。同業界は、昨年第４・四半期に資金流出規模が過去最高となったほか、０９年第１・四半期には大量の償還に見舞われていた。
第３・四半期に特に人気があった戦略は統計的アービトラージ戦略で、アロケーションは１３％増加。イベントドリブン戦略へのアロケーションも８％増加した。
一方、投資家への償還でロングオンリー戦略は４％減少。マルチ戦略ファンドとコンバーチブル・アービトラージ戦略ファンドは償還が新規資金の流入を上回った。
９月のヘッジファンドの平均運用成績はプラス２．７％。７カ月連続でプラスを記録した。年初来ではプラス１７％近くとなった。
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.
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(コメント)
株高が如何にして引き起こされるのかと言う理由は、米国では以下のように言われています。
単純です。
「カネ余りと低金利」
別名、過剰流動性といいます。
個別企業の業績がどうの、不景気がどうの、雇用がどうのなんて、言いません。
ドンドン業績が悪くなる企業は別として、そうでない企業の株は業績と関係なく上がります。
カネ余りを目撃しつつ、不景気だから株式は上がらないと言う考え方はそこには微塵もありません。
別名は「バブル」と言います。金融問題の解決の為に米国は一定のバブルを許容すると見ています。
出口戦略と言っていますが、それは金融引締め時のダメージを少なくするための警告・牽制と見ていますが、どうなりますか。
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