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10月15日11時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091015-00000009-mailo-hok
◇他店も低価格で迎え撃つ
「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、新ブランド「ｇ．ｕ．（ジーユー）」を道内に初出店した。カラージーンズが２１種類と豊富なうえ、価格は９９０円とユニクロを上回る割安感が特長。一方、道内量販店も低価格の商品を相次いで投入しており、ジーンズの販売競争が過熱している。
ジーユーの新店舗は、札幌屯田店（札幌市北区屯田８の２）と旭川豊岡タウンプラザ店（旭川市豊岡４の４）。商品の３分の１に当たる２００点が９９０円。ジーンズはストレート、スキニー（ローライズ）、ブーツカットなど用途に合わせたデザインを選べる。来店した女性客（４８）は「値段が安いのに着やすそうな商品が多い」と早速品定めをしていた。
「ジャスコ」「ポスフール」など３０店舗を展開するイオン北海道は、８８０円のジーンズを発売。紳士用はウエストが９種類、また下が７種類あり、合計６３タイプから選べるため、すそ直しがいらない便利さが受けている。婦人用は「ブーツカット」のデザインが好評という。同社は「気軽に買ってはける低価格ジーンズの需要は大きい」と話している。
今年３月に１４７０円のジーンズを販売して話題を集めた西友。１０月には「業界最安値」という８５０円の商品を道内７店舗に投入した。安値の秘訣（ひけつ）は、親会社で世界最大の小売りグループ・米ウォルマートを通じた調達ルートという。同社は「発売後１週間の売り上げは（１４７０円ジーンズの）５倍」と自信を深めている。
【大谷津統一】
１０月１５日朝刊
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