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2010年に到来か?/ 値がさ株人気「15年周期説」/大和SMBC木野内栄治氏が提唱
http://www.asyura2.com/09/hasan66/msg/429.html
投稿者 gikou89 日時 2009 年 12 月 11 日 11:59:19: xbuVR8gI6Txyk
 

(回答先: ギリシャの深刻な金融危機、EU首脳会議で対応協議へ 投稿者 gikou89 日時 2009 年 12 月 11 日 11:45:32)

2010年に到来か?
 値がさ株人気「15年周期説」
  大和SMBC木野内栄治氏が提唱
   ユニチャム、日本電産、ファストリテが示す前兆

http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=189119&dt=2009-12-11

値がさ株を取り巻く相場環境に“地殻変動”が生じつつあるようだ。


9―11月にかけて、株価1万円台のファーストリテイリング(9983)が74%高の棒上げを演じたことは、まだ記憶に新しい。この時は、好実態評価の一方で、あくまでも「日経平均寄与度の高い値がさ株」としての側面に光が当てられた格好。11月には、同様の観点からソフトバンク(9984)の高値更新も話題を集めたものだが、ここにきて、こうした構図に変化が見られる。


例えば、8日の東京市場では、9000円台のユニ・チャーム(8113)が上場来高値を更新したほか、8000円台の日本電産(6594)、5000円台のテルモ(4543)、船井電機(6839)も年初来高値に買い進まれている。つまり、8日に高値更新した東証1部15銘柄中、4銘柄が5000円超。このうち、日経平均採用はテルモだけだ。

ほかにも、値がさ株といえば、4000円台のセコム(9735)が、8日までの続伸で10月高値からの押し幅3分の2戻しに到達。フシ抜けへの期待感が膨らんでいる。

もちろん、急落に見舞われた任天堂(7974)の例もあり、値がさ株がすべて買われるような状況では決してないが、一握りの値がさ株の強調ぶりが妙に目立つのが最近の展開といえよう。

なぜか…?


これに対する明快な解答として、値がさ株相場「15年周期説」を唱えるのが、大和総研SMBC金融証券研究所の木野内栄治投資戦略部部長、チーフテクニカルアナリスト兼シニアストラテジストだ。

値がさ株は、「15年おきに5年程度上昇する場面がある」というのが木野内氏の主張。過去には、それぞれ1965年、80年、95年から値がさ株相場がスタートしており、サイクル通りなら、来年2010年が、5年程度続く相場の始まりで、現在の動きは、その前触れ的なもの、という位置付けになろうか。

木野内氏によると、「1965年ごろは、電子部品関連株が相次いで買われ、80年ごろは、ビクターをはじめとしたVTR関連株の大相場。そして95年からの5年間の仕上げにITバブル相場が訪れた」という。


そして、その背景となったのは、為替の「円安・ドル高」と「金融危機」なのだそうだ。「65年には山一証券が日銀特融を受けるなど破たん寸前に陥り、80年は米国銀行に危機が訪れた。95年以降にも金融危機が生じ、97年には、実際に山一が破たんに追い込まれている。その点では、今回の経済状況も似通っているといえるだろう。『金融危機』と『値がさ株人気』がどう結び付くのかというと、こうした環境においては、出遅れ修正の循環物色が生じづらく、勢い、少数の好実態株による一極集中物色に向かいやすい。結果的に値がさ株人気となって表れる」(木野内氏)というわけだ。

65年や80年となると、株式市場にも、当時の状況を知る者も少なくなったが、90年代後半といえば、確かに「2極化相場」が一種の流行語となっており、財務不安のある低位株がどこまでも売られる一方で、一部値がさ株人気が続いたもの。特に、最後の99年には、ITバブルの波に乗って値がさ株が狂喜乱舞したもの。ヤフーが「1億6790万円」の高値を付けたのもこのころだ。

当時の代表的な銘柄として、例えば任天堂は、95年6月安値「4470円」から、毎年コンスタントに上昇し、2000年2月の「2万6400円」まで、5年足らずで5・9倍高した経緯がある。

各国の政府支援策効果が薄れる10年は、グローバル経済の、いわば正念場。日米はじめ、先進各国では財政問題が負担となり、新興国経済も、このまま世界の成長エンジンであり続けられるかが問われてくる。こうした中では、独自の技術なり、ビジネスモデルなりを備え、外部環境にかかわりなく成長持続の期待される“実力株”に物色人気が集中するのも自然の流れ。それが、ユニ・チャームなのか、日本電産なのか、ファーストリテなのか、それとも全く新しい銘柄が登場してくるのか…。

「強い銘柄がより強く」の流れが想定される中、値がさ株の動向には、これまで以上に注目する必要がありそうだ。
 

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