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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100104AT2M0301403012010.html
ＦＲＢ議長「住宅バブル対応は規制で」 金利水準「関連弱い」
【ワシントン＝御調昌邦】米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のバーナンキ議長は３日、ジョージア州で講演し「住宅バブルへの最適な対応は（金融監督などの）規制であり、金融政策ではない」と語った。一部経済学者などの「住宅バブルを防止できるのは金融政策」との指摘に反論した形。ただし、金融規制が十分でない場合を想定して「補足的に利用する余地を残しておかなければいけない」と述べ、一定の関与の必要性も付け加えた。
ＦＲＢが公表した講演内容によると、バーナンキ議長は過去の金融政策と住宅価格を分析したうえで「両者の関連は弱い」と結論づけた。これまでは高度なデリバティブを駆使した住宅ローンの増加やローンの引き受け基準の低下などで、消費者の月々の支払いが低下し、住宅価格が上昇したと分析。「（ＦＲＢが誘導する）短期金利の水準が背景ではない」と強調した。
2000年代前半からの金融政策は基本的に政策目標に沿っていたとも主張した。 (00:49)
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