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【電波を放つ犯罪企業TBSのインチキ募金ビジネス】 TBS「ヌードで学校」寄付を拒否され宙に浮いた1200万円の行方
http://www.asyura2.com/09/hihyo9/msg/192.html
投稿者 passenger 日時 2009 年 3 月 27 日 13:36:52: eZ/Nw96TErl1Y
 


【もはや電波を放つ犯罪企業TBSのインチキ募金ビジネス】 TBS「ヌードで学校」寄付を拒否され宙に浮いた1,200万円の行方

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http://www.cyzo.com/2009/03/post_1773.html

TBS「ヌードで学校」寄付を拒否され宙に浮いた1,200万円の行方


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Tシャツや特典の「生写真」の多くはネットオークションで転売された
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テレビで話題のトピックを複眼的な視点で読むメディア・ウォッチャー今一生が、「こいつはギモンだ!」ともの申したのは......。

 タレントの若槻千夏は『悪魔の契約にサイン』(TBS)というテレビ番組の企画で「インドに学校を建てる」ためにセミヌードになってTシャツを販売した。

 だが、2月18日の最終回の放送直後、TBSは寄付先だった社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」から「この募金活動のサポートを辞退したい」と告げられたことを番組ホームページで発表した。

 つまり、一部が寄付に回されるはずのTシャツの売上総額1,200万円(2月23日時点)という大金が宙に浮いてしまったのだ。

 このプロジェクトには放送時から多くの疑問があったことは以前の記事に書いたが(http://www.cyzo.com/2009/02/post_1520.html)、TBSとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの両者にコメントを求めたところ、以下の回答があった。


 まず、TBSに事情を問うと、「『社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン』さまからは、諸般の事情ということしか伺っておりません。突然の受け入れご辞退ということで驚いておりますが、善意の募金がインドでの学校建設に生かされるよう引き続き、弊社内に責任者を置いて、新しい方法を速やかに決定するよう努めてまいります。また、進捗状況については、番組サイトを延長する形で順次開示していくことにしております」(広報IRセンター)。

 一方、寄付を辞退したセーブ・ザ・チルドレンは、「当団体は、当団体の趣旨等諸般の事情に照らし、今般のTBS様からの寄付の御申し出をお受けする事を辞退させて頂きました。今回のご寄付は、TBS様の番組企画として御申し出頂いたものであり、これ以上のお答えは致しかねます」というものだった。

「当団体の趣旨」とは、「国連の『子どもの権利条約』を理念とし、世界の子どもたちとその家族、周囲の環境をよりよいものに改善するため、精力的に活動」(団体サイトより)することだ。

「世界の子ども」にとって「セミヌード」による資金調達は、国際的な世論から好ましく受け取られなかったのだろう。

 この「寄付拒否」を受けて、当初はこのチャリティ企画に対して好意的だったネット上のコミュニティでも、TBSに対する疑問の声が日増しに高まってきているのが現状だ。

 3月26日現在、チャリティが寄付先に断られた事実を発表した2月18日からすでに1ヶ月以上が経っているが、TBSは番組ホームページで新着情報を発表していない。

 そもそも「なぜインドに学校を日本人が新たに建てる必要があるのかについて、TBSは放送でもホームページでも明らかにしていない。それどころか、いつインドのどこにどんな規模の学校を建てるのか、建設後の運営維持費を毎年誰が賄うのか、寄付されるはずの1,200万円の「一部」とは実際はいくらなのかについても、一切公表していない。

 一方、インドでは国政レベルで2010年までに「6歳から14歳までの子どもの100%就学」が計画されており、世界銀行のグループ機関で最も貧しい国々を支援している国際開発協会(IDA)から無利子の支援金を取り付けている。「貧しい子どもたちのために」という当初の願いは、TBSが動かなくても果たされることが決まっているのだ。

 それでも学校を新設したいなら、卒業資格が公的には認められない私塾になる。「むしろ校舎があっても通えない児童を支援したほうがいい」という声もある。

 日本に住むインド人の男性は、「地方の農村に教室1室・教員控室・トイレ程度の小さな校舎を作るなら、土地代を除けば100万円でもできる。でも、女性のヌードで建てた学校だなんて知ったら誰も通わない」と語った。

 1ヶ月以上も大金を遊ばせておくという事態を見れば、TBSの 「情報開示基本方針」は事実上、破綻しているといえよう。では、事態の収拾はいつになるのか?

TBSのIR情報のサイトには昨年末までの短期決算が4半期ごとに報告されているが、今年の収支については5月まで発表を待たなければならない。次の決算発表対象期間である今年1月から3月末までの収支は、今月中に会計処理されるはずだ。

 ということは、TBSは、不明瞭なチャリティの収益について3月いっぱいまでに自らの事業収入として計上するか、預かり金として処理するのかを判断することになる。つまり、遅くとも会計処理が終わっている4月上旬には、何らかの打開策を発表できるはずなのだ。

 公共の電波を使って善意のお金を集めた以上、若槻千夏を「脱ぎ損」にしないためにも、一刻も早く収支報告を明示し、私たち視聴者を安心させてほしい。それが、国際協力NGOからの信用を失ったテレビ局が果たすべき最低限度の説明責任だろう。
(文=今一生)

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●今一生(こん・いっしょう)
ライター・編集者。1997年「CreateMedia」名義で編集した『日本一醜い親への手紙』がベストセラーに。'99年に発表した『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行。著書に『親より稼ぐネオニート』(扶桑社新書)、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)、『プライドワーク』(春秋社)など多数。「放送文化」でドキュメント番組批評を連載中。
http://www.createmedia.co.jp
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http://www.cyzo.com/2009/02/post_1520.html

若槻千夏「ヌードTシャツで学校建設」という不明瞭すぎる"美談"

テレビで話題のトピックを複眼的な視点で読むメディア・ウォッチャー今一生が、「こいつはギモンだ!」ともの申したのは......。


 タレントの若槻千夏がTBS系のバラエティ番組『悪魔の契約にサイン』の企画で自身のセミヌードを印刷したTシャツを1月31日・2月1日に東京の赤坂サカスで販売し、完売した。

 1枚2000円のTシャツが約3000枚売れたら、インドに学校を作れるだけの資金が集まる。そんな企画趣旨だが、この「美談」にはいろんな疑問がわいてくる。

 社会や世界のために「一肌脱ぐ」というアクションは、これまでもあった。


 国際環境保護団体グリーンピースは氷の溶けたアルプス最大の氷河に600人を集めてヌード写真を撮って地球温暖化防止を訴えたし、動物愛護団体PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)の"I'd Rather Go Naked Than Wear Fur"(毛皮を着るくらいなら裸のほうがマシ)キャンペーンの趣旨に賛同して脱いだ人たちもいる。日本でも昨年、乳がん撲滅キャンペーンのチャリティとして写真家の蜷川実花さんが10人の女性のヌードを雑誌『グラマラス』の創刊3周年記念企画として撮影した。

 いずれも裸というインパクトによって社会的課題に対する関心を広く喚起できたが、それはヌードという表現が本来の趣旨を伝えるのに適していたからだ。

 では、若槻は学校建設の資金を作るのにヌードになる必要があったのだろうか? 1枚買うとTシャツの図柄とは別のセミヌード生写真1枚がおまけとしてもらえるという意味不明のコストを考えると、視聴率アップの話題作りのためにヌードをやらせて社会貢献という美談で正当化しようとした印象がぬぐえない。

 そもそも女性の肌の露出が神経質なほどタブーとなっているインドで、「ヌードで建てた学校」が地元の親や子どもから手放しで歓迎されるのだろうか? 国や自治体、企業の資金さえ満足に提供されない貧しい田舎町なら、日本という外資による学校建設は有益なのかもしれない。だが、田舎に行けばいくほど女性の解放は進んでおらず、欧米や日本のように「女性の裸」をおおらかに受け入れてくれるとは限らない。

 他にも、このチャリティには不明瞭な点が多い。

 インドのどこにどのくらいの大きさの学校を建てるのか、建設費に充当される「収益の一部」とは売上総額600万円のうちのいくらなのか、建設後に必要な教員の人件費などの運営維持費は誰が責任を持つのか、なぜチャリティ販売を始める前にそうした詳細な説明をしなかったのか......。詳細は、TBSあるいは寄付先の公式サイト上でも明らかにされていない。

「学校建設費をヌードで資金調達する」という国際協力は、NGOの関係者に聞き回っても「前代未聞」という。

 そこで寄付先にメールで尋ねると、「ご寄付の詳細につきましては今後TBS様との調整によりホームページ等で情報を開示して参ります」という回答が返ってきた。

「こんなに良いことします。だからお金を出して」と言うだけなら、路上で難民支援の募金を偽装しているカルト宗教団体と同程度のアカウンタビリティ(説明責任)だ。

 社会的責任投資の観点からみると、TBSは説明不足を認めざるを得ないだろう。

 それとも、番組のチーフプロデューサー・合田隆信氏は、自分の子どもや妻が「学校が建つなら私も脱ぐ」と言い出しても「他に方法があるだろう」とは言わないのだろうか? 番組サイトには「追加販売を検討」とあり、今月18日のOAでチャリティイベントの模様を伝えるとか。追加販売による収益を何に使うのだろうか? そして、学校の運営に持続可能な仕組みを持たせるところまで若槻にレポートさせ、誰もが納得できる情報開示をしていくだろうか? 数々の疑問への答えを心待ちにしよう。

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●今一生(こん・いっしょう)
ライター・編集者。1997年「CreateMedia」名義で編集した『日本一醜い親への手紙』がベストセラーに。'99年に発表した『完全家出マニュアル』で造語した「プチ家出」が流行。著書に『親より稼ぐネオニート』(扶桑社新書)、『社会起業家に学べ!』(アスキー新書)、『プライドワーク』(春秋社)など多数。「放送文化」でドキュメント番組批評を連載中。
http://www.createmedia.co.jp
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