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投稿者 稀代の天才白魔女さん 日時 2009 年 9 月 10 日 01:27:36: u31fCu3ZM.QfQ
 

(回答先: Re: なるほど  でもやはり 投稿者 影の闇 日時 2009 年 9 月 09 日 23:26:49)

>では、文明終焉の徴として、『壊れゆくアメリカ』(J・ジェイコブズ)で、北米における「高等教育の機能不全」を現す例として「資格偏重主義」を挙げているのは何なのか?貴女の思い込みとは異なり、アメリカやカナダにおいてこそ、教育がビジネスに堕しているー高等教育がその役割を果たしていないー証左として、この「資格偏重」が浸透していることが告発されているのです。 

なぜアメリカやカナダでもこの手の教育になってしまっているのか?
それは自由主義経済であるにもかかわらず、社会主義的な教育政策をしているからです。
近代化過渡期における、農村や製造業のような「他人と同じことをする=資格」ことが認められていた時代が終わり、成熟社会に入った今、サービス産業やソフトパワーみたいな産業で「他人とは違うことをする=創造資本」が認められるようになるべきだと考えますが、その例に出された、アメリカやカナダなどはそこまで行ってないということでしょう。現在の日本も、です。

ならば、自由主義経済の枠内において、さっさとバージョンアップして頂ければ良いだけです。

ただし、統計データが手元にあるわけじゃないですが、やはり資格みたいのは日本・韓国・中国都市部など、そーゆー社会主義的な、あるいは民主主義が未成熟な国に多いと感じますね。アメリカで上記の例があるとしても、日本ほどに資格資格いっているとは聞いたことがありません。

ですが、この資格うんぬんは、まあちょっと横に置いておきましょう。

影の闇さんの問題提議の根幹は、上記と関連するとはいえ、やはりこちらのほうでしょう。

>では、その「(不)公正」を判断する基準、その際のモデル、何よりそれを判定する<主体>(大澤真幸のいう”第3の審級”)は誰(何)なのか?

私の言う公正が、欧米の基準を前提にしたモデル・・・であるのはその通りです。そもそも近代の民主政治はキリスト教のある西欧圏をベースとしております。「二大政党制」といった二元的な発想も、まったく、、そーゆーものなんです。

しかし、影の闇さんは、その前に、前提である、公正は、本当に、日本で普遍的な公正にうりるか、という疑問をお持ちになっているようです。

ということでしょうか?

もしかして、森田実じゃあないですけど、「談合にも功罪あるんだ」みたいなお人でしょうか?
仮に「その水準」だったとしたら、残念ですが、もっと深い思想があるなら聞いてみたいのものです。

でも、、そーゆー話は「好き」ですから、これからどこかでしていってもいいですけど、
私は現実に実地できる発想でなければ、意味がないしやる気がないのです。

「公正は欧米モデルか前提になってる! その公正さを疑って、まったく新しい思想を注入するのだー」って大風呂敷ひいても、実地できなければ意味がないのです。たとえば日本の政治というと、「小選挙区制」ですけど、ここからどうやって、真に望ましい方向に持って行くかを議論したいものです。

欧米モデルの「公正」で、やっていくしかないと思います。多少のカスタマイズはあってもいいですけど。  

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