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37.日本の治療スタイル タイの歯科治療費が高いという日本人 日本の歯科治療はガラパゴス
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/221.html
投稿者 虹の仙人 日時 2009 年 12 月 28 日 19:42:26: ZmDTMI6bcHXKo
 

(回答先: 歯医者の初診料と歯石除去30分の相場について 間違った認識がまかり通る 投稿者 虹の仙人 日時 2009 年 12 月 25 日 23:30:25)

タイで歯科治療をしている久米仙人によるありがたいお話です。 1バーツは3円です。
興味がわいたら
久米さんのコラム http://www.kobayashi.co.th/Kaicho-shitsu/dental/dental-menu.htm
もどうぞ。日本の歯科治療がガラパゴス状態なのがわかります。

37.日本の治療スタイル
 先日、患者さんが突然ポツリと「ありがたいことです。」と言われました。他の患者さんのこともあり、 電話の対応もあったので、そのときは「?」だったのですが、後でお話をうかがうと "2時間も歯医者がつきっきりで治療にあたってくれるなんてありがたいことです。"ということでした。

 一人の患者さんに1時間、2時間の時間をとるのはあたりまえになっていて、逆に30分しかとらないということは非常に少なくなっていて、これが"あたりまえ"に思えていたので、この言葉で治療スタイルのことをもう一度考えてしまいました。日本だと"5分、10分歯医者が何か処置をして、その後アシスタントなどが後を受け、しばらくしてまた歯医者が数分担当して"といったスタイルです。一人の患者さんに30分以上つきっきりという事態は例外的です。 この日本スタイルをとっている国を私は他に知りません。一度に二人以上の患者さんを担当するというスタイルは、おそらく日本だけでしょう。

 あと思いつくのは戦場ぐらいなものです。どうして日本がこのような独特なスタイルを取り入れるにいたったかは知りませんが、コストを下げて効率のよい診療を目指すという理念があったと思われます。そのおかげで日本の保険治療での歯科治療費はどこの国からみても異常と思えるほどの安さです。こんなことを言うと意外に思われる方もいらっしゃるでしょうが事実です。今、一人あたりの一月の治療費が平均以上だと歯科医院は保険課からなんらかの指導があるそうです。こうやって医療費を抑えようとしているようです。

 このやりかたも乱暴だと思いますが、ことの是非はさておき、その平均値というのが1500点ぐらいだそうです。一週間に一回通院したとして、月に3、4回とすれば500点か400点が1回の平均値になります。1点10円ですから、2割負担の人は1000円から800円、3割負担の人は1500円から1200円です。どうですか?歯科医院で払っていた費用はこんなものじゃありませんでしたか?1日に30人ぐらい受けて、1日135、000円ぐらいのの売り上げになります。1月6日の休みと4回の半日として、およそ300万円の売り上げです。自営業の経験のある方なら、たいした事業にはみえないでしょう。1日に30人受けてこんなものです。一人当たりこれ以上売り上げを上げると役所からいじめられます。もっとたくさんの患者さんを受けるようにしないと経営はよくなりません。

 一方、1日30人ということは、10時間働いても、1時間あたり3人です。一人あたり20分です。1日10時間以上働くのも簡単ではありません。歯科衛生士さんが夜帰れないような時間になってしまいます。日本では1回20分歯医者に担当してもらうのが上限でしょう。これ以上はどこかに無理があります。歯医者がお金持ちだった時代、歯医者は一日に100人とか200人診療していたそうです。300人という人も聞いたことがあります。100人だと1時間10人。1人あたり6分。200人だと3分。300人だと2分!2分3分で何ができたというんでしょう? 企業は1年に1回の検診が義務付けられているので、このアルバイトをしたことがありました。

 全部の歯をみて記録するだけでしたが、8時間で200人でした。見て記録するだけで1人あたり2分24秒です。どんな治療だったか想像すらつきません。麻酔は本当にないとどうしようもないときだけに限られていたでしょう。少々の痛みは我慢を強いられたと思います。その麻酔も一気にうつので痛い注射だったと思います。

 こんな極限状態の中で、治療を怖がる子供にたいして、その気持ちや恐怖心を思いやって治療にあたるなんてことはとても望めなかったと思います。そして日本国民の深層心理に「歯医者は怖い!歯科治療は痛い!」という印象を植え付けてしまったんじゃないでしょうか。患者さんの気持ちを思いやる心優しい歯医者なんてドラマなんかでもまったくみかけません。患者さんの歯の健康を願い祈るような気持ちで治療にあたっている歯医者なんてイメージに合わないのはこの時代のせいだと思うのですが。でもこのイメージにあわない姿が本当は真に望まれる医者の姿のはずです。医療費のことを心配せずに病院にかかれるという素晴らしい社会を目指して作られた制度だったのでしょうが、反面上記のような暗い面ももたらしたと思います。

 そしてもう一つ。どこの国へいっても医療費は高く感じてしまうという事態を招いたのも事実だと思います。ときどき200バーツはだせないので、なんとか100バーツですむような治療を考えて欲しいなんていう人もいます。こんな人は論外にしても、1000バーツが高いと思っている人はけっこういらっしゃるようです。手袋もマスクも毎回交換、注射針は使い捨てのもの、麻酔のカートリッジも使い捨て、全ての器具は滅菌されていることを望んでいて、その上で十分な時間をかけた治療を望んでいて、その材料もアメリカ製やドイツ製、日本製じゃなく発展途上国のものは絶対拒否と思っているのに。

 どうしても生活していた日本の"普通"を基準でものを見てしまい、治療費を高く感じたりしてしまいます。また医者が付きっ切りで担当してもらうと"ありがたい"と思ってしまいます。でもどんな医療が"まとも"かという観点からするとタイの治療スタイルも治療費も私には納得がいきます。逆に日本には"異常さ"を感じてしまいます。その異常な国のことを基準にして物事を考えると誤った判断を招きかねません。

 一度に3人の患者さんを受けるスタイルがまともか、一人の患者さんに1時間以上かけるのがまともか。野戦病院以外で複数の患者さんを受けるような診療スタイルが他の国にあるか。日本の常識は世界の非常識という言葉がありますが、こと歯科医療に関して日本はかなり特殊な国です。そして本当に自分の健康のことを考えられるのであればタイはコストパフォーマンスのいい国だと思います。そして安いことが優先される方には日本は最高です。
 

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コメント
 
01. 2010年1月07日 07:40:52
指導を受けないようにするには、毎回、カルテのコピーを自発的に患者に発行すれば良いでしょう。それができない歯科はヤマしいという事になる。
一回患者一人当たり診療報酬が四千円〜五千円が平均値という設定は不自然。
毎回補綴がらみというわけではないでしょうから。

02. 2010年1月07日 12:29:35
悪いですが,久米仙人さんの治療法は,化石化しており現在の歯科医療の問題を考える上で参考になりません。

日本の標準的歯科治療をコンポジットレジン=「接着歯科治療」に切り替えることが急務です。厚労省は、これを基本体系として入れ替えるべきです。8割をセラミック,2割をプラスチックの複合材料で自由な成形が可能な詰め物です。最近はさらに光重合(じゅうごう)というやりかたで、光を当てて,歯の成分と分子レベルを結合することができるようになったため、隙き間なく強力に歯に着けることができます。

このやり方は、虫歯治療に関し

1歯を削るのを最小化する。
21回30分ほどでの診療・治療で終了。
3麻酔不要。
4治療後の歯の痛みほぼなし。
5最近感染を防止できるので二次性の虫歯も非常に起こりにくい。

という、まことに歯にやさしい、こどもにも怖くない治療ということができます。

虫歯だけでなく、歯が欠けたとき(奥歯、前歯)、以前なら差し歯で対応したが、今はレジンで形を整えることが一発でできる。歯の隙き間もふさぐことができる。奥歯の金属を詰めた部分の歯を白くもできる。ぐらついた歯も安定させることができ、歯周病の治療も効果が上がる。素材は日本企業が開発製造しており、輸入系でなく安心できる。

また最大のメリットは,保険診療の範囲にあるため非常に安い。
80年代から臨床応用されているのにこれが広がらないのは、保険点数が低いためと、手間や技術が必要なため、歯科医がやりたがらないため。


この治療法を歯科治療の標準とすることで、医療費の高騰を大幅に抑制できます。
歯科医の収入を確保した上で、これを基準にすることが大事。結局、歯科医も準公務員にすることしかありません。それで、彼らの生活も守り、国民の歯も守ることの両方が可能になります。

*ちなみに、東京医科歯科大学、東北大、大阪大、北大、岡山大、九大、長崎大、日大、日本歯科大、東京歯科大、昭和大、虎ノ門病院、その他、限られた個人のクリニックで治療が受けられます。


03. 2010年1月07日 13:23:11
02の補足ですが,なぜ,この治療法が麻酔不要かと言いますと虫歯を削るのはいたくないのですが,健康な歯を削ると痛いわけです。で,この治療法は,虫歯部分だけを小さく削るため,痛くなく、したがって,麻酔も不要というわけです。
さて、医療問題の根本のひとつは、医師に医院経営をさせることに無理があるという点です。個人クリニックは、経営が重要になりますが、医師の資質と経営の資質は全く異なるのです。医師は,経営のトレーニングを受けていませんし、また、それは無理です。医師には,治療そのものに集中させる必要があります。経営で頭を悩ませさせるべきではありません。医業を,エンタープライジング(企業経営)なものと混在させることに、決定的な問題があります。解決法は、医師を公務員ないし準公務員化し、彼らの労働リソースを、治療そのものに,集中、解放させてあげることです。それにより、しっかりと休養を与え、高い注意力を維持させ、高度な治療を施させるべきです(高度というのは,高額機器の操作のことではない。丹念で,侵襲性の低く、費用のよりかからない安全な治療という意味)。

また,国民に、いかに健康を守るかの知識と情報を、インターネットなどで政府や自治体が徹底提供することです。とにかく,病気にならないためには何をどうすればいいか、これを行政の情報サービスで徹底し,その結果浮いた医療費からのカネで、公務員医師の給料を支払えばいいのです。

またホリスティック(全身的な見方,意識と身体の相関性に基づく見方)な方法論、治療方法を基礎とすべきです。西洋医療は分析科学、デカルト科学で、これは要素に還元して部分を見る見方。これをやると、より詳細に部分を見る精度の高い機器への要請が高まり、その技術開発が、エンドレスになり,その機器の使用の習得にかける時間が,エンドレスに高まり,医師は疲弊をエンドレスに強いられることになります。

ガンは、一種のキノコといっしょでガン細胞患部の色は、実は黒でなく、真っ白です。したがってガンに重曹を当てると(アルカリ化)一週間以内で,ガンが消失することも分かって来ています。これなど、費用もかかりません。

費用を賭けないで、非侵襲的に治す医療を高度医療と定義し直すことが大事です。



04. 2010年1月08日 19:34:54
カルテの開示をしようがしまいが、毎月の一人当たりの保険点数がおよそ1500点を超えると厚労省から呼び出されるというのが現実です。大阪では、毎年8%X2(2年間で)=16%の歯科医師を呼び出したそうです。タダ保険の平均点数が高いというだけで。 皆さんも車に乗っているでしょうが、毎年の走行距離が1万キロを超えたら、警察署に出頭しなさいと言われているようなものです。
その結果、月に4回程しか治療できず、しかも少しづつ治療するというスタイルが定着しているのです。
また、補綴治療は5000円では不可能です。「タイの歯科治療費が高いという日本人」の典型的なパタンです。ものの価値が分っていません。オーダーメイドの彫金細工がそんなに安いわけがありません。

05. 2010年1月08日 20:04:06
それでかぁ!!!

なんで、1回の予約・治療で、上の歯も下の歯も一気にクリーニングしてくれないんだ?衛生士さんの手が疲れちゃうのかな?

とかずっと思っていました。

そういう仕組みがあって、分散しないと、めんどくさいことになる訳ですね。

なるほど。とても参考になりました。

しかし、歯のクリーニングくらいなら、点数もそんなに高くないだろうし、
それはそれで、何で分割するんでしょう?

ところで、私の場合、こんな感じです。

よくある歯医者に行くパターン
・虫歯もないけど、車検のように歯のメンテナンスに年に2回ほど行きますが、
・1回目はチェック
・2回目は上の歯のクリーニング
・3回目は下の歯のクリーニングと、
  クロルヘキシジンでの消毒(消毒は保険がきかず6000円払う)

この消毒後は、食後数時間経過しても、口の臭さが出てきません。
何時間経過しても出てきません。

半年くらい経過すると、食後歯を磨かないと、口の臭さが出てきます。
そうなったら、また歯医者に行ってきます。

歯医者さんとしては、クロルヘキシジン、どう思いますか?


06. 2010年1月08日 20:28:12
久米仙人さんは、タイでグローバルスタンダードな治療をタイの料金でされています。
コンポジットレジンは充填には良い治療法ですが、金属と比べて比較にならないほど弱いので、適応症でない場合があります。また、プラスチックの中にガラスやセラミックの粉を混ぜ込んであるだけで、基本的にはプラスチックです。歯茎にはよくありません。また、吸水性が有り変色します。また、重合収縮があり隙間ができる場合があります。
一方、ハイブリッドセラミックというのも有り、これはセラミックのつなぎをレジンでおこなうものです。このほうは、アレルギーを起こしにくいですがこれは自費診療です。
セラミックは、セラミックの材料を熱でとかして固めるものです。アレルギーはまず起りません。
イギリス人の講習会に行きましたが、普通のレジン充填、セメント充填の料金は1本1万5千円です。決して安い治療ではありません。日本の保険の料金が、タイと比べても「バカ安」なのです。4年前の大改悪では、「光を当てて,歯の成分と分子レベルを結合することができるようになったため」と仰る歯とレジンをくっつける接着剤の費用が廃止されました。接着剤の価格は目薬瓶1本の量で2万円です。こんなものまで削るからバカ安なのです。全くガラパゴスな料金です。

「また最大のメリットは,保険診療の範囲にあるため非常に安い。」
その保険の料金設定が間違っているのです。間違ったものの考え方の上に正しいものは構築できません。

「80年代から臨床応用されているのにこれが広がらないのは、保険点数が低いためと、手間や技術が必要なため、歯科医がやりたがらないため」
今の歯科医師はレジン充填を日常的にやっています。適応症でない場合はやりません。それだけです。赤字でもやっております。Dentistry is a work of love.の精神です。
医科の病院ですが、高知県であのオリックスが経営したことがありました。オリックスは旨い所だけを分捕って、まずい所を高知県に押し付けて運営したそうですが、オリックスも利益が上がらなかったそうですよ。今の医療は絞りに絞って何もでてかないから、4年前に歯科を集中的に削減したのですよ。歯科の料金は30年間変わっていなかったのにですよ。その間、ヨーロッパとは8倍、アメリカとは20倍の両僅差がつき、タイから見てもバカ安なのです。その費用を高いというのは「日本人だけ」です。当然、韓国よりもずっと安いですよ。昔の歯医者さんの平均年齢が50歳代というのをご存知ですか。過労です。また、技工士さんは、日常的にアスベストを手で触って仕事をしていました。
今の保険料金で保険診療中心の、歯科経営を引き受ける所はありますまい。引き受けるとすれば、当然自費中心に考えるでしょう。
また、予防を考えておられるようですが、それは全くその通りですが、現実は歯磨き指導すら困難、治療説明も伝わらない、治療料金も含めて不都合な真実は理解できないのが現実です。もし、それができるなら、おそらく義務教育の試験は全員が100点を取るような時代が来るでしょう。



07. 2010年1月09日 18:16:01
どうでもええけど、オラの母ちゃんタイ居たとき風呂上がり、チビを拭こうとして逃げるチビ追いかけて滑って転んで前歯2本折りやがった。人工歯根にセラミック、回数にして3回だかの治療で完璧に治しやがった。技術もさることながら料金2万バーツの6万円。
5年居たけどタイもまんざらじゃねえって感心したよ。

んでおら思ったよ、歯の治療はタイ旅行のついでが一番って。


08. 2010年4月05日 15:58:22: WnqJD
タイの歯医者へ行ってきました!親切、丁寧、時間をかけてゆっくり治療してくれる。笑顔に癒されました。日本の歯医者の笑顔って怖くない?治療費高いなんてとんでもない。英語が話せればタイで治療受ける方がずっとお得で明瞭会計。

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