超大バカ政府の言うことを、鵜呑みにするのは、大変危険です。
下手すると命取りになりかねません。

わたしは、あなたが書いている「恐怖」だと思いますよ。
政府の目的は、国民ひとり一人がつながらないようにするのではないのかなぁ。
自分のからだは自分で管理するのですよ、といっも刷りこまれているね。
これて、ひとり一人に分断して、恐怖を刷る込むためなんだろう。
この目的のためだから、現象は違うように見えるが、日本国政府による「原発事故」と「新型インフル」の対応は、まったく同じではないだろうか。

「豚インフルエンザの薬は効かないかもしれない」

2012年4月12日

政府備蓄の「特効薬」に医学研究者が疑問提出

医学研究者は、「政府が備蓄している豚インフルの薬がほとんど効果がないかもしれない」と警告している。

研究者グループは、「Vioxxやタミフルなど一般に広く用いられている薬の安全性や薬効に関する一般社会の認識が、治験データをすべてチェックすることができるようになった結果、根底的に変わってしまった」ケースをいくつか取り上げてチェックしている。研究者の一人、クリス・デルマー教授は、「2009年に豚インフルエンザの蔓延を防ぐために連邦政府が備蓄したタミフルに予防効果があるとする十分な証拠がない」と指摘している。

QLD州ボンド大学の「Centre for Research in Evidence-Based Practice」のデルマー教授の研究チームは、4月12日発刊のピア・レビューのある「Public Library of Science Medicine」 ジャーナルに研究論文を発表している。その中で、「認可薬を使い、代価を支払うのは一般国民であるから、認可薬に関するすべての情報を一般国民に開示するべきだ」と主張している。

デルマー教授は、今年初めのタミフル再審査に参加しており、再審査の結果、「タミフルが症状の軽減に効果があることは確認できたが、インフルエンザの合併症を減らし、入院しなければならなくなる重症化を防ぐ効果については信頼できる証拠が見当たらなかった」と結論している。現在、デルマー教授は、「世界中の政府がタミフルを備蓄しているのは、「タミフルにインフルエンザの合併症を減らし、入院しなければならなくなる重症化を防ぐ効果がある」とする主張を信じてのことだ。

「これまでに私達が調べてデータはいずれもタミフルがアスピリン以上の効果を持たないことを示している。あるいはそれ以上の効果があるのかもしれないが、それを裏付けるデータが見当たらない。これまでに公開されている証拠は、タミフルがインフルエンザ感染や伝染を予防する効果があるとするには十分ではない。むしろ、手洗い励行、マスク着用、手袋、患者隔離など物理的な対策の方が、その効果を示す証拠が十分に揃っている」と述べている。

さらに、「タミフルに、豚インフルエンザ重症化で入院する事態を軽減する効果があるという簡略なデータはいずれも製薬会社ロシュ社の治験によるものだけで、同社にデータを要求して2年経つがごくわずかな報告書しか受けとっていない」としている。

ABCサイエンス・オンラインで、ロシュ社が声明を出し、「タミフルの効果と安全性は実証済み。認可申請にあたって、オーストラリアの医薬品管理局(TGA)を含む、世界各国の保健当局に治験データをすべて提出している。そのデータをチェックし、効果とリスクを評価して認可を決めるのは保健当局の責任」と反論している。しかし、デルマー教授は、「TGAには、膨大な量の情報を厳密にチェックするだけの人材や予算がない。現に、アメリカ合衆国の食品医薬品局(FDA)は、ロシュ社のタミフルの薬効の一部を退けている」と語っている。(NP)