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次世代スパコン、富士通が開発継続…文科省部会了承【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090719-OYT8T00346.htm
経営難からＮＥＣが撤退を決めた政府主導の次世代スーパーコンピューター（スパコン）開発計画で、文部科学省の作業部会は１７日、残留を決めた富士通の技術により開発を継続することを了承した。
理化学研究所と同社は設計の評価を始め、当初計画通り、毎秒１京回（京は１兆の１万倍）という計算能力を持つ、世界最高性能スパコンの２０１２年度完成を目指す。
文科省によると、目標の性能を達成するには、新たにシステムの強化が必要で、総事業費は当初の１１５４億円を超える可能性があるという。
開発計画では、２系統の演算部を持つ世界初の「ハイブリッド方式」で設計が進められた。ところが、一方の系統を担当していたＮＥＣが今年５月、撤退を表明。同社と共同で設計にあたった日立製作所も離脱を決めた。
（2009年7月18日 読売新聞）
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