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米専門家ピーター・ベック氏に聞く:「我慢せず、迎撃失敗すれば“無用の長物”と明らかになってしまう」
http://www.asyura2.com/09/kokusai4/msg/134.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 3 月 30 日 03:05:21: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: 北朝鮮ミサイル実験、今後起きうる6つのシナリオ(起こさねば、只の弾頭無し&当たりっこないミサイルCM) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2009 年 3 月 29 日 00:19:47)

 一見「ロケット打ち上げを我慢すべき」とは弱気な発言に見える。でも考えれば、弾頭無しミサイル(=ロケット)など騒がなければ、それ自体何の脅威にもならない。
============(引用ここから)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009032902000097.html
【国際】
対話維持へ 米我慢 米専門家ピーター・ベック氏に聞く 
2009年3月29日 朝刊

ピーター・ベック氏=ワシントンで


 北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射が秒読み段階に入り、米国など関係国には緊張感が走る。発射を防ぐ外交的手段はもう尽きたのか。発射した場合、米国はじめ関係国はどう対処すべきか。北朝鮮問題の若手専門家、ピーター・ベック・アメリカン大学非常勤講師(45)に聞いた。 (ワシントン・岩田仲弘)

 −北朝鮮がミサイル発射を中止する可能性は。

 「ミサイル発射は“こけおどし”ではない。計画発表時から発射は既定路線で、むしろ発射しない方が驚きだ。体面を汚すからだ。失敗すればやはり面目を失うが、今回は自信があるのだろう」

 −米国には説得するすべはないのか。

 「ワシントンに今、北朝鮮に発射を思いとどまらせるのに十分なアメ(懐柔策)があるとは思えない。仮にあっても、今の段階ではゆすりに屈したとみられるため、与えないだろう」

 −日米両政府には迎撃論もくすぶるが。

 「もし迎撃を試みて失敗すれば、迎撃システムが“無用の長物”であることが明らかになってしまう。多くの科学者は、それが効果的に作用するかどうか常に疑ってきた」

 −北朝鮮は国連安全保障理事会での対応を強くけん制している。

 「米政府も新たな国連決議を求めるかもしれないが、過去の決議がほとんど機能しなかったことを考えると、どれほどの意味があるか分からない」

 −意味ある対応とは。

 「米国と韓国がカギとなる。オバマ、李明博(イミョンバク)両大統領とも現実主義者。両政府とも建前上、しばらくは怒りを表明するだろうが、本音では『ひとつ話し合おうじゃないか』というところではないか」

 −ミサイル発射を容認するのか。

 「不快ではあるが、今後(核問題などで)北朝鮮と交渉を続けようとする限り、究極的には我慢しないといけない。オバマ、李明博両政権にとって最も避けたいのは、(一触即発の)危機に直面することだ」

 −北朝鮮の核問題に関する六カ国協議の再開が遠のくのでは。

 「短期的にはそうかもしれないが、交渉を模索する以外、どんな選択肢があるのか。強硬路線に限界があるのは、拉致問題を抱える日本が示している」

 −オバマ政権は米朝二国間対話にも意欲を示しているようだ。

 「二国間対話は必要不可欠だ。(強硬な)ブッシュ政権下でさえ、核問題が進展したのは六カ国協議の枠組みでの二国間対話を通じてだった」

 −米韓両国が強硬姿勢に転じる可能性は。

 「オバマ政権下では、強硬な核不拡散専門家が六カ国協議の交渉に加わる。北朝鮮があまり挑発的な態度をとり続けると強硬路線に転じる可能性も十分あるが、米韓両国とも今は事を構えるべきではないと考えているはずだ」

ピーター・ベック氏アメリカン大学非常勤講師。カリフォルニア大学バークレー校卒業。韓国経済研究所(ワシントン)の研究・学術部長、韓国統一省の政策諮問委員などを歴任。2月に米下院外交委アジア太平洋小委員会で米国の対北朝鮮政策のあり方について証言した。
================(引用ここまで)

 

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