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http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200902090057.html
「国営に戻すなんて言っていない」 首相、郵政発言釈明
2009年2月9日11時39分
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衆院予算委員会に臨む麻生首相＝９日午前、河合博司撮影
麻生首相は９日の衆院予算委員会で、民営化した日本郵政グループの４分社体制見直しに言及した自らの発言について、「民営化は４年ぐらい前に議論をし尽くした。国営に戻すなんてことは１回も言っていない」と釈明した。その一方で首相は「民営化している以上、経営効率化を考えるのは経営者として当然だ。３年の見直し規定があるので（政府の郵政民営化委員会の）お話を受ける立場にいるだけ。改善すべきものは十分に改善されてしかるべきだ」とも述べた。
自民党の佐田玄一郎氏の質問に対する答弁。
この日は景気・雇用をめぐる集中審議。民主党の中川正春氏は、銀行などへの資本注入の必要性など経済情勢の認識を首相にただした。首相は業績不振に陥った一般企業に政府が資本注入する問題について、「今、自動車の大会社でただちに政府の資金がなければ、この３月は倒産するというような自動車会社は、この日本にはない。経済状況は他国に比べたら傷は浅い」と述べた。
審議の冒頭、衛藤征士郎委員長は１６日に中央公聴会を行うことを提案。民主党など野党が反対する中、与党の賛成多数で議決した。野党議員は議決時に委員長席を囲んで抗議し、審議が始まると自席で立って抗議の意思を示す場面もあった。
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