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【wiki、遠山の金さん】(どのチャンネルも「遠山の金メッキさん」ばかりで視聴者がヒステリックになってきているようです)
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投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 3 月 12 日 12:44:39: 4sIKljvd9SgGs
 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%87%91%E3%81%95%E3%82%93
遠山の金さん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

遠山の金さん(とおやまのきんさん)は、江戸町奉行・遠山金四郎景元を主人公にした時代劇。

目次 [非表示]
1 物語
1.1 基本的な構成
1.2 派生
2 作品一覧
2.1 映画
2.2 テレビドラマ
2.3 小説
2.4 主題歌
3 関連項目


[編集] 物語
講談・歌舞伎で基本的な物語のパターンが完成し、陣出達朗の時代小説「遠山の金さん」シリーズなどで普及した。


[編集] 基本的な構成
「水戸黄門」「暴れん坊将軍」と同様、「気のいい町人」が最後に「実は権力者」の正体を明かして悪を征し、カタルシスを得る。

事件を「奉行の景元」が「遊び人の金さん(正体を知らない岡っ引き等には“金の字”と呼ばれていたりする)」として自ら潜入捜査を行い、事件の真相と黒幕を突き止める。その後、被害者と共に、あるいは単独で悪人の屋敷に乗り込み、突き止めた悪事の数々を言い立てる。ここで悪人たちは金さんを取るに足らぬ小物と思い込んでいるため悪事のすべてを得意げに自慢をし、金さんとその同行者をまとめて抹殺しようとする。ここで金さんは片肌脱いで、桜の彫り物を見せつける(梅之助主演の初期の版では片肌ではなく両肌脱いでおり、テーマ曲でもそのように歌っていた)。この後悪人たちと入り乱れてチャンバラとなるが、なぜか町人で素手の金さんに悪人たちはかなわない。(刀などの得物を金さんに奪われて峰打ちで返り討ちになる場合もあり。)この混乱の中奉行所の者たちが悪人を捕縛するためその場に駆けつけるが、金さんは彼らに姿を見られないよう、到着前に立ち去る。捕縛された悪人たちはその後お白洲に曳き出され、吟味に掛けられる。
「北町奉行・遠山左衛門尉様、ご出座〜」の声と太鼓と共に登場する。白洲には「至誠一貫」と書かれた額がある。
遠山「これより**について吟味を致す、一同の者面を上げい」「さて○○(悪人)、××(罪状)とあるが相違無いか」とお決まりの台詞を言う。
白洲で被害者は悪行を訴えるが悪人は犯行を否認する。
被害者「遊び人の金さんなら全て話を知っています。金さんを呼んでください」
悪人「金さん?そんなどこの馬の骨とも判らない遊び人など全く存じません。証拠がないのなら釈放してほしい」「名奉行と言われた遠山様が、確たる証拠も無いのに我らを罪人扱いとは…」「その金さんなる遊び人はどこにおりますかな?お白洲に連れてきて頂きたい、もっとも居たとしての話ですが」等と徹底的におちょくり、しらばくれる。
悪人の仲間の幕府高官が陪席している場合、その高官が「遠山殿、これは全く意味のない白洲ですぞ。」「**奉行である身供をここに座らせるとは、御身のお立場も危ういですぞ」等と、とぼけた様に悪人の無罪を主張したり、圧力をかけたりする。
ここで他の悪人の取り巻きが「金さんを出せ!」「出してみろ!」と怒鳴る。被害者は泣きそうになる。そして取り巻きの罵声が最高潮に達した時、奉行が「やかましぃやい! 悪党ども!!」「おうおうおう、黙って聞いてりゃ寝ぼけた事をぬかしやがって!」などと、今までの謹厳な口調とはガラリと変わった江戸言葉で一喝する。
奉行「そんなに会いてぇなら会わせてやる。この桜吹雪に見覚えがねぇとは言わせねえぜ!(この遠山の桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみろぃ!など)」と片肌脱ぐとそこには金さんと同じ桜の彫り物(この時「金さん」が桜吹雪を見せている時の映像を回想の様に流す事もある)。幕府の高官が悪人の仲間の場合で、白洲に陪席している場合、その高官が「おのれ遠山!」などの言葉とともに遠山に斬りかかろうとし、奉行に撥ね返される(大体、長袴で蹴り倒される)。他の悪人は「ははぁ、畏れ入り奉りました!」も言う。
一同、全てを“金さん”こと奉行に見られていた事を知って愕然となり、悪人は観念する。(ここで元の格好に戻り、判決を言い渡す)主犯には大抵「(市中引き回しの上)打ち首獄門」または「磔獄門」、共犯は「終生遠島」、高官には「御公儀(評定所・**藩)より、追って極刑(切腹)の沙汰があろう」と言う。その後「引っ立てい!」となる。悪人の手下はこの時もジタバタしている。
悪人が連れ出された後、「さて△△(被害者)…」となり、被害者が「お奉行様とも知らずご無礼を…」などと言い、平身低頭する。被害者が軽微な犯罪を犯している場合、大概「江戸十里四方所払い(つまり江戸市中からの追放)」「寄場送り」などの温情判決を下す。
最後に、小声で「金さん」になり「達者で暮らすんだぜ」「お父っつぁんを大事にしなよ」などと温かい言葉をかけ(無罪になった場合は「俺が金さんって事は内緒にしておいてくれよ」などとも言う)」、「これにて一件落着」で全てが終わる。
所変わって、自宅で嫁と談笑したり、「金さん」として岡っ引きや、行き付けの店の町人などと軽口を叩いて番組は終わる。
※本来火付盗賊改方の所轄である、放火や強盗などは平気で裁いているのに、やけに寺社奉行には神経質になっている事が多い。また、「たった数日で金さんの顔を忘れる訳が無い」「毎度『金さんとやらをだせ!』と凄みながら本当に金さんが来たらどうするのか?」とか「毎週事件が起こるのは遠山の管理責任だ」などと言うツッコミがあるが、そこはご都合主義の「フィクション時代劇」として割り切って見るべきである。バラエティ番組などでは金さんを自ら演じていた高橋英樹が往々にしてそういうツッコミをすることがある。なお、実際の江戸町奉行は朝は江戸城へ登城し、午後からは奉行所で夜遅くまで執務するという多忙な職務であり、市内へ探索に出ているような時間はないが、これも「フィクション時代劇」として割り切って見るべきである。


[編集] 派生
テレビ東京では中村梅之助の主演で「そば屋梅吉捕物帳」を製作している。これは町奉行の景元に代わり、背中に彫り物を入れた瓜二つのそば屋が事件を探る、と言うもので奉行と金さんを分離してそれを一人二役で演じるというバリエーション物。また日本テレビ系で放送された中村梅之助主演の「伝七捕物帳」でも紫房の十手を持つ黒門町の伝七(中村)がそっくりの顔の奉行(中村・二役)から指示を受ける場面が何度かあった。これも「遠山の金さん」が下敷きにあってのものであろう。

また、『悪を裁く立場の者が二つの顔を持つ』というパターンの類型として、さらに極端なバリエーションとしては萬屋錦之介主演の「長崎犯科帳」が存在する。本質的には必殺シリーズなどと同じいわゆる裏稼業ものに分類される作品であるが、主人公・平松忠四郎は表の顔は長崎奉行でありながらも、その裏で表の奉行の顔では裁けぬ悪を許さず一刀両断してゆく闇奉行という二つの顔を持っている。

 

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