投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 4 月 03 日 20:18:07: 4sIKljvd9SgGs
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090403-01-1201.html
民主党代表・小沢で九月に総選挙?(田原総一朗=ジャーナリスト)
2009年4月3日 リベラルタイム
三月三日、東京地検特捜部は小沢(一郎民主党代表)さんの公設第一秘書であり、陸山会の会計責任者・大久保隆規さんを逮捕した。逮捕したのは政治資金規正法違反(虚偽記載等)の容疑だった。
この原稿を執筆しているのは三月十七日だが、同月二十四日に拘置期限を迎える大久保さんが、同日、同じ政治資金規正法違反でしか起訴されないということになれば、大久保逮捕は東京地検あるいは検察の失敗だったといわざるを得ない。
恐らく検察は、別の容疑を視野に入れて、大久保さんを逮捕したに違いないが、それができなければ、検察の敗北とすらいっていい。
それほど、検察の動きは強引だった。第一に、総選挙がいつあってもおかしくない状況で、国民のほとんどが次は民主党が政権を担うことになると考えていた状況があった。つまり、小沢内閣が誕生する可能性がきわめて高かったのだ。そんな時に、「小沢さんに問題あり」として、小沢さんの公設第一秘書を逮捕したというのは、客観、公平な捜査とはいえないのではないか。いきなり会計責任者の逮捕というのは、やり方が乱暴すぎるといわれてもやむを得ない。逆に、検察がそこまで踏み込んだということは、例えば、斡旋利得処罰法が当初は、視野にあったといっていいだろう。斡旋利得罪で大久保さんが再逮捕ということになれば、小沢さんは、民主党代表を辞任せざるを得なくなる。もちろん、冒頭に触れたように、いまは、三月十七日で、検察がどんな判断をするのか、予測はつかない。だが、僕は、政治資金規正法違反だけで起訴されるのではないかと見ている。小沢さんはそうなれば、民主党代表にとどまるに違いない。
仮に小沢辞任となっていれば、現時点の情勢では、鳩山(由紀夫民主党幹事長)さんが代表に就任したはずだ。一方で、他の罪名で大久保秘書が再逮捕されても、小沢さんが代表を降りずにいれば、麻生(太郎総理)さんは四月に解散総選挙に打って出るに違いない。
この場合、小沢さんが代表を辞任すれば、四月総選挙はなくなったのだ。現状では、秋口の総選挙になるだろう。八月解散、九月総選挙ということだ。
となれば、民主党は自民党、公明党の与党の議席を上回って政権党になるのではないか。小沢さんは力を持ち続け、本人の描く理想的な形でいられるのではないか。小沢さんは総理となるのである。
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