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2009/04/23(木) 12:56:00 ID:ENLjFmBO
政策実現道筋触れず
森田知事所信与党も「がっかり」
森田知事は２２日、就任後初めて臨んだ県議会で、「（東京湾）アクアラインの通行料８００円」などと持論
を訴えたが、実現に向けた道筋は明らかにせず、与党の自民党からも「期待はずれ」と失望の声が上が
った。また、自らの政治資金など一連の問題に言及しないまま、「一切の利権政治とは決別する」と宣言
するなど、ちぐはぐな印象を与える結果となった。
この日の臨時会で、知事が読み上げた所信表明の原稿は、Ａ４判で２枚。時間にして約７分と簡潔だった
が、時折手ぶりも交えながら、「『必ずやる』との信念を持って、全身全霊をささげる」などと決意を表明。
マニフェスト（政策構想）に並べた内容を改めて強調した。
それだけに、目新しさに欠けたことは否めない。自民党の中堅県議は「今日はあいさつだから」と理解を
示したが、若手からは「一歩踏み込んで、実現に向けた方向性を打ち出してくることを期待していた。
がっかりした」と落胆の声も漏れた。
また、知事自らの政党支部や政治献金などを巡る問題に触れなかったことについても、あるベテラン県議
が「知事はもっと積極的に説明責任を果たすべきで、所信表明で何ら言及がないのは議会軽視だ」と
語るなど、与野党を問わず不満が多く出た。これについて知事は議会終了後、記者団に「告発されている
から、当局から求められれば、いつでもお話しする」と述べるにとどまった。
◇
臨時会は、２１日に副知事を退任した白戸章雄氏の後任として、元県総合企画部長の石渡哲彦氏＝写真
＝、教育長含みの教育委員に文部科学省企画・体育課長の鬼沢(きざわ)佳弘氏を選任する人事案など
を可決、閉会した。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090423-OYT8T00009.htm
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