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自民議員とマスコミが馬鹿で不勉強な時代に安泰だった東大法学部村が、ネットカフェ難民の井戸端会議に敗北せんとしています。
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak19/msg/547.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 5 月 03 日 15:22:46: 4sIKljvd9SgGs
 

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なぜマスコミは小沢が嫌いなのか(永田町異聞)
http://www.asyura2.com/09/senkyo62/msg/524.html
投稿者 JAXVN 日時 2009 年 5 月 03 日 14:39:56: fSuEJ1ZfVg3Og

「なぜマスコミは小沢嫌いなのか

小沢一郎が動くたびに、西松事件への説明がなかったと報じ、民主党の誰かが何かを言うたびに、辞任論の高まりに結びつける。

小沢の肩を持つ義理などないが、マスコミの小沢嫌いはいささか目に余る。

知り合いのベテラン政治記者は「虚像をつくって攻撃対象にしている面もある」と指摘する。

小沢をそこまで嫌い、攻撃するのはなぜなのか。ベテラン政治記者はいくつか、原因とおぼしき点をあげてくれた。

すぐに思い浮かぶのは、マスコミの記者たちを「不勉強だ」と馬鹿にしていること。性格が悪いこと。田中角栄の流れをくみ、カネ、不動産への執着が強いこと。司法試験失敗組で、法律論に固執するクセがあることなどだという。

小沢を「剛腕伝説」の主人公として持ち上げた過去を拭い去るがごとく、検察に呼吸を合わせて執拗に金脈問題を断罪する。そこには検察が正義ならマスコミも正義という、司法記者クラブ共同体的な思い上がりが見え隠れする。

加えて、小沢批判の背景に、「霞ヶ関」を敵に回している小沢に手を貸すのは得策ではない、というマスコミ経営陣の思惑もあるだろう。

官庁に設けられている記者クラブへの加盟や、放送の許認可、新聞の価格を自ら決めることのできる再販制度など、霞ヶ関にまつわる既得権を守ることは、マスメディア経営の根幹に関わることに違いない。

小沢は偏屈で、変わり者である。政治家のクセに挨拶や儀礼的なことが嫌いで、これまでの長い政治家人生で委員会の質問に立ったことさえない。

小泉純一郎と小沢一郎の相似性を指摘するのは森喜朗だ。

「(小泉さんは)自民党をぶっ壊すといって党内の議論や手続きを無視する。これはまさに小沢氏のやり方と同じだ」

自民党をぶっ壊すという元祖はたしかに、小沢一郎である。政権交代可能な二大政党制の確立をめざして、衆院総選挙を中選挙区から小選挙区に変えたのも、小沢一郎である。

平成研(旧田中派、竹下派)を、道路や郵政の改革で小泉がたたき潰したように言われるが、実は最初の決定的な一太刀を浴びせたのは、竹下派から四十数人の議員を引き連れて自民党を離れた小沢一郎だった。

ひとことで「剛腕」と称されるが、これほど破壊的な行動力を持っている政治家はほかに見当たらない。

小沢の離党後、小渕元首相の死去を経て竹下派は人材不足となる。元首相、橋本龍太郎(故人)には若手の面倒をみて派内をまとめる力はなかった。

野中弘務の引退後は、参院のドン、青木幹雄が派閥の実権を握り、衆院に有力な総裁候補がいない派閥になってしまった。その凋落は、もとをただせば小沢グループの離党から始まっている。

「足して二で割る」日本的な妥協を嫌う小沢は、常識人から見れば無理難題を押し付ける「独裁者」に近いかもしれない。人を集める求心力も、人が離れる遠心力も、一身に併せ持ち、新党をつくっては壊すことを繰り返した。

多くの政界関係者が彼に浴びせる批判は、常人にはなしえないことをやってのける破壊力への警戒心が底流にある。

日本的な「和」の政治は、仲良し共同体のなかでは麗しいが、国全体の価値を高めるものではない。必ずしも「仲良し」を良しとしない小沢の、一種ネクラで強引な体質は、多くの敵を生みながら、つねに政界に波風を立て続けた。

四十代にして党幹部にのし上がり、官僚に有無を言わせず、建設や通信の市場開放を要求する米国との通商交渉を進めた小沢流は、日本的政治風土のなかでは異彩を放っていた。

海部政権(平成元年〜3年)時代、47歳で自民党幹事長になった小沢は、金丸信の後ろ盾で首相を自在に操った。駐日大使、アマコストと密接な関係を築き、外交さえ、実質的には政府でなく、党幹事長の小沢主導で進めたといわれる。

かつて田中派で自民党の本流を歩き、既存の権力構造のど真ん中にいた男でありながら、「ご説明」と称して政治家をコントロールしようとする官僚組織に反発し、その解体、再編を唱え続けてきた。

海部政権時代、彼の陣取る自民党本部幹事長室に向かう高級官僚の顔は、首相官邸に出向くときより何倍も緊張していたという。

官僚と、官僚が育てた族議員にとって最も警戒すべき男、小沢一郎は、行政官庁共同体の一員である検察組織の「正義」の御旗によって、進退の瀬戸際に立たされている。

いまだに、小沢を「五十年に一人、いや百年に一人の政治家」と評するかつての側近、二階俊博経産相は、麻生内閣の閣僚であるがゆえに、西松事件について検察の「お目こぼし」にあずかる公算が強くなっている。

そして、逮捕された小沢の秘書は、マスコミの「大山鳴動」のきっかけに使われただけだ。菅直人の「捜査を継続しているのかどうかも明らかにせず、政局をもてあそんでいる」という会見での発言が虚空に響く。

政治家とマスコミの不勉強をいいことに、情報を独占してこの国を実質支配する高級官僚たちの保身ネットワークは、こうしてみごとに機能しているのだ。

有力政治家の顔を立てることに腐心し、その実、統治の主導権を握る官僚組織をこのまま、のさぼらせておくのがいいのか。それとも制度疲労をきたしたこの国の統治機構をいったん破壊するために、小沢流を使うのが得策なのか。

「政権選択選挙」という意識を新たにし、一票を投じる前に、よほどしっかり考えてみなければならないだろう。 (敬称略)」
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10252411439.html  
 

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