：2009/05/21(木) 03:10:20 ID:vRA2LMoe
野党共闘アピール、岡田幹事長が国民新・亀井氏と会談
民主党の岡田幹事長は２０日、国民新党本部に亀井静香代表代行を訪ね、３０分間会談した。

新執行部としても野党共闘を重視する姿勢をアピールする狙いがあり、会談では、社民党を含めた３党の
連立政権樹立を視野に、政策協議を進めることで一致した。

亀井氏は会談の冒頭、１９９３年に自民党の政治改革論議が紛糾した際、当時同党議員だった岡田氏に
総務会出席を阻まれた件に触れ、「あんたには殴られた。そのくらいじゃないと（衆院選には）勝てない。
今の民主党に欠けているのは戦う姿勢だ」と述べ、政府・与党との対決姿勢を強めるよう求めた。岡田氏は
「（殴るのは）絶対やっていない」と笑みを浮かべながら応じ、和やかなムードを演出した。

亀井氏によると、亀井氏が「政権を取ってからごたごたしないように、政策（協議）をきっちり進めることが
大事だ」と述べたのに対し、岡田氏も「その通りだ」と同調した。近く、両党幹部と全国郵便局長会（全特、
旧全国特定郵便局長会）の幹部で会合を開くことも申し合わせたという。

両党は昨年９月、次期衆院選の政権公約（マニフェスト）に「郵政民営化の抜本的見直しを盛り込む」など
とした合意文書を交わしており、今後さらに調整する方針だ。

岡田氏の幹事長就任については、当初、国民新党から強い反発が出ていた。

民主党幹部によると、亀井氏は執行部人事に先立って鳩山氏に電話し、「岡田氏は郵政民営化に賛成して
いた」として、幹事長起用に難色を示した。このため、鳩山氏は岡田氏に幹事長就任を要請した際、民営化
見直しに関する両党の合意を引き継ぐかどうかを確認。岡田氏も受け入れたという。

鳩山氏は一時、岡田氏が就任を固辞した場合、菅代表代行を幹事長に充てる案も検討したという。２０日の
会談には、こうした国民新党側の岡田氏への不信感を払拭(ふっしょく)する狙いもあった。

ただ、党内には「他の野党に配慮しすぎては小沢代表時代と変わらない」との不満もくすぶっている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090521-OYT1T00072.htm

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