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【yampr7、最高裁は一日も早く植草氏を刑務所に隔離したかった】(大誤審判明直後であり、上告棄却を撤回すべきです)
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak23/msg/309.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 6 月 28 日 23:43:46: 4sIKljvd9SgGs
 

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/d98afcc193a47f516d7dc411b7e74141
《私の視点》 ■最高裁は一日も早く植草一秀氏を刑務所に隔離したかった
2009-06-28 23:22:33 | 政治・社会■ 最高裁は一日も早く植草一秀氏を刑務所に隔離したかった

日本が誇る最も優れた経済学者の一人である植草一秀氏は、「小泉・竹中構造改革」への全面批判、特に2003年5月に実施された「りそな銀行国有化」の際に「国家的なインサイダー取引」があったと指摘したために、小泉・竹中政権の怒りを買い,検察・警察の「謀略」の対象となり、二度にわたり「痴漢行為」をでっち上げられて逮捕・起訴されました。

特に二回目の「謀略」によって一審、二審とも懲役4か月の実刑判決を受け、最高裁への上告がこの6月25日に棄却されて実刑が確定したばかりです。

最初の「謀略」は、2004年4月8日午後早稲田大学大学院公共経営研究科教授であった植草氏が、品川駅のエスカレーターで女子高生のスカートの中を手鏡で覗こうとしたとして、尾行していた鉄道警察隊員に東京都迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されたことです。

二回目の「謀略」は、2006年9月夜飲み会の帰りの酩酊状態で帰宅途中、京急本線電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして「東京都迷惑防止条例」違反容疑で逮捕・起訴されたことです。この逮捕の際にも公安刑事が尾行していたことが裁判で暴露されています。検察は全面否認する植草氏を132日間もの長期にわたって東京拘置所に未決拘留したのです。

検察・警察は、この二つの「謀略」を隠すためにマスコミを大動員して嘘の情報を流させ、植草一秀氏を「痴漢の常習者」「破廉恥な犯罪者」に仕立て上げ社会的信頼を失墜させました。その結果、一回目の「謀略」で早稲田大学大学院教授の職を失い、二回目の「謀略」で名古屋商科大学教授の職を失いました。

植草一秀氏は国家権力の「謀略」の犠牲者だったわけですが、当時はまだ検察・警察への一般国民の信頼が残っていて、マスコミの世論操作もあり、小泉・竹中政権による「謀略」だと真実を見抜いた国民は全体としてはごく少数
でした。

東京地検特捜部が今年3月小沢一郎民主党代表の公設秘書を「政治資金規正法」違反容疑で逮捕・起訴し、マスコミが小沢バッシングを開始したことに対し、多くの国民が政権交代阻止に向けた自公政権による「民主党潰し」の「国策捜査」であると見抜いたのとは雲泥の差があります。

最初の「謀略」の裁判は、一審で「罰金50万円、手鏡1枚没収」の有罪判決をう
けました。植草氏は高等裁判所の信頼性を疑い控訴しませんでした。

二回目の「謀略」の裁判は、一審、二審で「実刑4か月」の有罪判決。2009年6
月25日に最高裁が上告を却下したため4か月の実刑が確定しました。おそらく7月中にも収監されるものと思われますが、135日の未決拘留期間の何日かが実刑4か月から差し引かれますので、実質2-3か月の服役になると思われます。

それにしても、なぜ最高裁が次期総選挙が1−2が月後に予定されているこの時期に上告を棄却して実刑を確定させたのか、その背後に政治的な思惑を感じざるをえ
ません。

なぜなら、植草氏は自公政権を打倒して民主党主体の「政権交代」をブログ「植
草一秀の【知られざる真実】」で強く主張しているからです。彼のブログは一日10,000ー20,000のアクセスを誇る日本のネット世論をリードする中心人物の一人だからです。

政権交代阻止を狙う自公政権にとって一時的にも「消えてもらいたい人物」の一
人なのです。

本日付けブログに公開されました記事を以下に配信します。植草氏は言っています。

「次期総選挙が目前に迫り、日本は歴史上、最も重要な時を迎えている。フラン
ス革命前夜と言い換えてもよいかも知れない。政権交代を実現し、警察・検察・司法制度の前近代性を除去しなければならない。日本に本当の意味での民主主義を初めて確立することが求められている。」

歴史的転換点に立っている我々はこの闘いに絶対勝たねばなりません。


■ 皆様の温かなご支援に感謝申し上げます  植草一秀氏*

2009年6月28日 http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/

日本の警察、検察、司法権力は腐敗している。私は今回の最高裁不当判決が示されるまで、慎重に裁判所批判を避けてきたが、現実は予想通りのものであった。

民主主義制度、基本的人権を守る上で、警察・検察・司法制度における前近代性除去は何よりも優先されるべき事項である。しかし、日本では政治家でさえ、これらの勢力を敵に回したくないとの理由から、本格的な改革に取り組むことを躊(ちゅうちょ)する。

本ブログでしばしば取り上げる「フランス人権宣言」がたった17条の条文のな
かに、「政治的自由」、「法の下の平等」、「罪刑法定主義」、「適法手続き」、「無罪推定の原則」などを定めているのは、人権に対する警察権力行使に内在する危険性を深く認識したからに他ならない。

フランス人権宣言はアメリカ合衆国で自由主義精神の洗礼を受けたラ・ファイエットによって起草され、1789年にフランス国民会議によって議決され、1791年のフランス初の憲法冒頭に掲載されたものである。

爾来(じらい)、220年の時間を経た日本では、いまも警察・検察・司法制度、人権軽視がフランス人権宣言以前の状況に放置されている。この問題の潜在的な
重大さは極めて深い。

日本の議院内閣制は、法令上の規定によって付与されている権能を最大に活用す
ると、三権を掌握する独裁者としての地位を内閣総理大臣に付与しかねない危険性を内包している。

内閣総理大臣は警察・検察権力の上位に位置し、その活動を指揮し得る立場にある。

また、最高裁長官の指名権、および最高裁長官以外の裁判官の任命権は内閣にある。

つまり、内閣総理大臣は司法権を掌握しうる地位にあるのだ。

日本でも建前上は「罪刑法定主義」、「適法手続き」、「無罪推定の原則」、
「法の下の平等」、「政治的自由」を基本に据えていることとされているが、現実が異なる。

白川勝彦氏が指摘されるように「Due Process of Law」=「適法手続き」の取り
扱いが極めて杜撰(ずさん)である。このために、無数の冤罪が生まれている。

足利事件で菅家利和さんの無実が明らかにされ、菅家さんは17年ぶりに自由を
取り戻した。

しかし、17年の時間を誰も埋め合わせることができない。私たちが考えなけれ
ばならないことは、目に見えない水面下に多数の冤罪被害者が存在することである。

今回の最高裁不当判決についてのコメントを掲載したところ、本当に多くの皆さ
まから身に余る温かなお言葉を賜った。心から深く感謝申し上げる。私が罪を犯しているなら、私は潔く事実を認め、罪を償う道を選択している。

98年事件、04年事件、06年事件のいずれについても、私は事実をありのま
まに述べてきた。

天に誓って無実潔白である。心に一点の曇りもない。

「天知る、地知る、汝知る、我知る」との「四知」という言葉があり、拙著『知
られざる真実−勾留地にて−』にも記述した。心に一点の曇りもないから、人の世でいかなる弾圧を受けようとも、恥じることはなく、正々堂々と前に向かって進んでゆくことができる。

同時に、多くの心ある人々が、真実を見つめようとし、私の言葉を信じてくれる。

この心が私を支えてくれている。真実を見つめる皆様のお心に心から感謝を申し上げたい。

副島隆彦氏は著名人の立場にあり、実名を明らかにするなかで、私の言葉を信じ
て下さり、対談として著書を出版下さった。そのご決断に心より感謝申し上げている。一人でも多くの皆様に真実を伝えるうえで、この上ない大きな力を賜った。

ネット上でも本当に多くの皆さまから温かなお言葉を賜っていることに、深く感
謝を申し上げたい。

「神州の泉」様、「カナダde日本語」様、「Aobadai Life」様、「晴天とら日
和」様、「反戦な家づくり」様、「Easy Resistance」様、「東京サバイバル情報」様、「一秀君の同級生のブログ」様、「どなんとぅ ぬ だぁ」様をはじめ、多数の皆さまから本当にありがたいお言葉を賜った。

すべてを紹介申し上げられないが心より感謝申し上げたい。

また、本ブログへの情報伝達の重責を担って下さっている「植草事件の真相掲示
板」様にも、

非常に多くの皆さまからありがたいお言葉を多数賜っている。

また、日本電子新聞社様が、『売国者たちの末路 私たちは国家の暴力と闘う』
について、ありがたい書評を掲載くださった。書評掲載にお礼申し上げるとともに、ご高覧賜りたい。

次期総選挙が目前に迫り、日本は歴史上、最も重要な時を迎えている。フランス革命前夜と言い換えてもよいかも知れない。

政権交代を実現し、警察・検察・司法制度の前近代性を除去しなければならない。

日本に本当の意味での民主主義を初めて確立することが求められている。

既得権益勢力である「悪徳ペンタゴン勢力」は総選挙まで、あらゆる手段
を用いて、本格政権交代阻止に向けての工作活動を展開してくると考えられる。この時期の上告棄却もその一環であると考えられる。

私も残された時間のなかで、可能な限り情報を発信する所存である。

マハトマ・ガンディーの「真実と愛は必ず勝利する」の言葉を刻み、進んで参り
たいと思う。

「Aobadai Life」様が拙著『知られざる真実−勾留地にて−』から、以下の記述
を掲載下さった。

「人として生まれた貴重な時間をどう充実させるか。

それが人生の課題だ。

不条理や理不尽を与えられることもある。

その困難、試練を乗り越える原動力は愛の力だと思う。

『愛を知ること』が生きることの素晴らしさだと感じた。

心と心は時空を超えてつながる。

それを感じることができるなら、いかなる困難も克服できると思う。

苦難を克服し、信念を守って生きてゆきたい。

発言を続けることは危険を伴う。

しかし、人はパンのために生きる存在ではない。

いかなる妨害があろうとも屈服せず、

勇気をもって今後も発言を続ける覚悟だ」

ここで言う「愛」とは人間愛、「無償の愛」である。人を人として慈しむ心=
「無償の愛」の力が人を救済すると思う。

本当に多くの皆様から「無償の愛」を賜り、そのエネルギーは宇宙を貫く。

微力ながら私も自分のできること、自分の使命を果たしてまいる所存である。

なにとぞ今後ともご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

(終わり)
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