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【hirarin、近藤崇晴様】(植草氏の幼馴染の女性が、上告棄却したハゲタカ判事に手紙を書いたようです)
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak23/msg/885.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 7 月 11 日 13:24:50: 4sIKljvd9SgGs
 

近藤崇晴裁判長への手紙 投稿者:ひらりん 投稿日:2009年 7月11日(土)08時55分57秒
みなさま、はじめまして。
「一秀くんの同級生のブログ」の管理人のひらりんです。
植草さんを収監させない手だてはないかと考え、素人なりに抗議の手紙を書いて裁判長に送ってみました。
すると、私のブログの訪問者の中から、自分も送ると言ってくださる方が出てきたので、こちらにいらしている方にも賛同いただけるかもしれないと思い、投稿しました。
なお、植草さんの裁判は、速記録(こちらのHPで参照させていただきました)を作るなどして支援者が注視してきていること、その結果いかにおかしな裁判が行われたかを皆が知るところとなったことなどを簡単にまとめてあります。
貼り付け・転載などして、ご自由にお使いください。
↓長くてすみません。

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最高裁判所第三小法廷裁判長
  近藤崇晴 様
 私は××××に住む主婦です。
 先月下旬、6月23日と25日に相次いで出された、植草一秀氏に対する民事裁判と刑事裁判の二つの裁定に対して異議を持ちましたので、お便りさせていただきます。
 お伝えしたいのは、国民の司法への信頼が今大きく揺らいでいるということです。
 足利事件では、無実の菅谷利和さんが17年半も実刑に処せられてしまいましたが、このうち11年以上は、弁護側の再三にわたる再鑑定請求を無視し続けた最高裁判事の責任であると指摘するジャーナリストがいます。裁判官は一度出された判決を守ろうとする傾向にあるのだそうです。
 国民は、裁判官にあくまで中立・公正な裁定を下してもらえるものと期待しています。
 誠心誠意考えぬいたうえで間違った判断をしたのならまだしも、裁判官のしがらみや保身のために誤った裁定を押しつけられたのでは、国民はたまったものではありません。
 私はなんの組織・団体にも属しておりませんが、個人的に植草一秀氏の事件に興味を持ち、植草氏の二度目の刑事事件の起こった2006年9月から植草氏の裁判やマスコミ報道を注視してきました。
 驚いたのは、大手マスコミ報道が、植草氏が言ってもいない供述を警察のリーク情報として流したり、公判については一貫して植草氏に不利な内容を拾い集めて、時には歪曲してまで報道してきたことです。私になぜそんなことが言えるかというと、植草氏の支援者による裁判傍聴記と、支援者ではない一般の傍聴愛好家による傍聴記のどちらを読んでも、マスコミ報道とかけ離れていたからです。また、いわゆる大手マスコミではない、インターネットのジャーナリストが独自に裁判を取材して書かれた記事をネットで読んでも、やはり大手マスコミの横並びの記事とは違う内容でした。
 刑事事件・一審の東京地裁では、毎回大勢詰めかける傍聴希望者に公判の様子が周知されるのを避けるかのように、常に一般傍聴席が24人分しかない小さな法廷で行われました。このことは結果的に検察と、検察有利な情報を流すマスコミを、裁判所が助けたことになります。同時に、大手マスコミでは大量にアルバイトを雇って傍聴券獲得に並ばせることによって、一般傍聴者や支援者を法廷から遠ざけるのに一役買ってきました。
 植草氏の支援者はこれらの困難にもめげず、速記者を傍聴させて公判速記録を作らせました。速記録は公判後すぐにインターネット上に、誰でも閲覧できる状態で公開されました。これは録音が禁じられている前近代的な制度の下、まったく合法的な手段で得られた正確な公判記録です。私の知る限り、速記録は勾留中だった植草氏の承諾なしに作られたようです。
 これにより、公判に出廷した検察側目撃者のT証人と、被告人を逮捕した検察側のK証人の証言、弁護側の被告人質問と弁護側による反論・論証を我々一般人もつぶさに知ることができました。
 その結果、共に検察側の証人であるT証人とK証人の証言が立ち位置で大きく食い違い、K証人の証言が被告人植草氏の供述を一部裏付けるものであることがわかりました。また、植草氏の犯行を目撃したというT証人は当時の植草氏と違う容貌の犯人像を証言していることも明らかです。
 さらに、速記録ではなく傍聴記からですが、事件を目撃していたという証人が後から名乗り出て、植草氏のアリバイを公判で証言したことがわかりました。そのやり取りの記録を読むと、裁判官自らが弁護側証人に質問したことによって、証人が事前に弁護側と口裏合わせなどしていなかったことと、犯行時間帯に目を閉じてつり革につかまった状態で何もしていない植草氏を目撃した、つまりアリバイ証言をしたことが明らかになっています。不思議なことに、この時のマスコミ報道と同様、一審判決でもこの証言が正当な理由なく無視されています。
 折しも、痴漢裁判の矛盾点をあぶり出した映画「それでもボクはやってない」が公判最中に封切られました。被害者が間違った人を犯人と特定したことに何の疑問も抱かない、被告人の言い分を一切無視する、合理的な再現実験を裁判官は詭弁を弄して退けるといった、痴漢裁判で広く行われている「魔女裁判」ぶりが映画では描き出されていて、植草氏の裁判でもそれと全く同じ事が行われていました。この映画によって、有罪率99%という日本の刑事裁判の異常さが、日本国外でも知られるところとなりました。
 しかし、植草氏の裁判が一般の痴漢裁判以上に異様だった点は、マスコミ報道が常に検察に有利になされてきたこと、裁判官が検察官の顔色を見て弁護側の証拠採用の是非を決めていること、複数の検察側証人の証言が食い違っても、裁判官は矛盾を最小限に解釈して信用できるとしているのに対し、弁護側証人の証言は正当な理由もなく信用できないとして判決を下していることです。
 どうしてそうなるのかは、いろいろな憶測が流れていますがここでは書きません。ただ植草氏の裁判では、検察・マスコミ・裁判所が一体となって有罪判決を導いてきたのです。
 私が申し上げたいのは、このような方法で裁判が行われていることを知った国民は、裁判所に対する信頼を持てなくなるということです。
 控訴審判決は、一審判決に対して植草氏側が指摘している疑問点にはまったく答えず、満足な審理もせずに、一審判決を盲目的に支持したとしか見られないです。
 一審判決に対する合理的疑いを高裁も最高裁も無視するだけならば、なんのための三審制なのかわかりません。
 サンデー毎日への名誉毀損裁判では、二審判決で以前の刑事事件の判決を引き合いに出して「セクハラ癖」を認定するという、前代未聞の裁定をしています。民事裁判は原告の名誉が毀損されたかどうかを吟味するものであり、痴漢をした事実があるかどうかを吟味する刑事事件を参考にするのは筋が通りません。刑事事件で有罪になったという理由で、マスコミによる人権侵害を裁判所が認めた、極めて悪質な判決です。
 今回の最高裁判決では、民事と刑事の二つの裁判で、なぜ同じ裁判長が二回とも植草氏に不利な判決を出したのでしょうか。客観的に見ても偏っており、なんらかの意図を感ぜずにはおられません。
 万が一、裁判長が予断も偏見もなく判断なさり、偶然にも二つとも「控訴棄却」の決定をされたのだとしても、なぜ今なのかという点で重大な疑惑が提起されます。
 2ヶ月以内に衆議院が解散され、総選挙が行われる今の時点での実刑確定は、現政権への強力な批判者である植草氏への「言論封殺」である疑いが浮上します。
 植草氏は現在ではマスメディアには登場しませんが、著書やインターネット上のブログを通して情報発信しており、マスコミが報道しないニュースを伝え、独特の解説をしているとして絶大な支持を集めています。インターネット上に開設されている「ブログ」という植草氏の評論記事は、「政治ブログランキング」で現在一位を保っています。ブログのランキングは、その記事に読む価値があると考えた読者が投票して決まります。政治ランキングで上位に位置する他のブログがほとんど現政権を支持している中で、植草氏のブログだけが異彩を放っています。
 植草氏のブログは、麻生内閣及び現政権が、政権交代阻止のために懸命の工作をしていると伝えます。
 最高裁判事は内閣が指名するそうですが、これでは現政権の批判者を排除するために、本来分立してあるはずの権力が結託して動いたとする批判を免れません。
 日本は今まさに、政権交代が行われるかもしれない政治の転換期です。そういう時期に最高裁判所が政治利用されたというような疑いをもたれる裁定を下すことは、今後においても日本の裁判所の汚点として長く歴史に留められることにはなりませんでしょうか。
 そもそも、近藤裁判長殿は東京都迷惑防止条例違反で実刑が相当とお考えなのでしょうか?
 私は若い頃、電車内の痴漢被害に遭いさんざんイヤな思いをしましたが、その加害者達ですら社会的制裁を受け実刑を課されることが相当だとは思いません。もちろん植草氏は痴漢などしていません。
 植草氏は2004年の品川駅エレベーター事件でも、有罪は確定したけれども無実であると主張しています。著書やネットで発信する事件の詳細を読んで、無実を信じる人が増えています。このような言論活動を封じたいがための有罪判決ではないかと疑う声もインターネットで大きくなっています。
 菅谷利和さんの無実が明らかになったように、植草氏の無実も明らかになり、いずれ裁判でも再審請求で無罪を勝ち取る日がくると信じています。
 裁判員制度も始まり、一般人の声に裁判官も耳を傾ける流れに時代が変わりつつあるのではないかと思いお便りいたしましたが、それが私の思い違いでしたらどうかお許しください。
 「疑わしきは罰せず」の原則に立ち還り、足利事件の菅谷利和さんや富山冤罪事件の柳原浩さんのような冤罪被害者を生まない裁判が行われ、政治権力から独立した裁判所を戴く日本になって欲しいと切に望んでいます。
 なお、この手紙は純粋に私の考えで書いたもので、植草一秀氏とは一切関係ありません。
               平成21年7月5日
                         ××××××拝
最高裁判事 近藤崇晴 様
http://hirarin601.exblog.jp/


 

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