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893 ：無党派さん：2009/07/19(日) 16:57:11 ID:OXFAOMGe
◎民主党政権公約「高等教育の無償化」は極めて当然
民主党が衆院選マニフェストに盛り込む公約として、「高等教育の無償化」を発表した。◇
実際のところ、日本の立場としては、すでに実施されていなければならないことだと、どれだけの人がご存知だろうか。
国連人権規約第１３条 高等教育の無償化
（c） 高等教育は、すべての適当な方法により、特に、無償教育の漸進的な導入により、
能力に応じ、すべての者に対して均等に機会が与えられるものとすること。
日本はこの人権規約を１９７９年に批准していながら、この１３条に関しては未だ留保している。
条約加盟国１５７か国中、この条項を留保しているのは、日本とマダガスカルだけである。
とてもではないが、先進国とはいえない。
とはいえ、公立であれば高校の授業料は安い。１月数千円程度である。
だが、昨今の大不況のため、それさえも支払えない世帯が急増している。
無償化しなければ高校にいけない若者も当たり前のように出てくるのではないか。
高等教育というと、とりあえずは高校だが、大学教育に対しても同様のことを検討すべきだと思う。
筆者がたまたま知り合ったデンマーク大使館員によると、デンマークでは大学の授業料は無償だ。
他の先進国では、日本と比べると大学の授業料が無償、もしくは奨学金制度が充実していて、
少なくとも高校までの成績が良ければ、大学にいけないということはない。◇
家庭の経済状況で若者の将来が決まってしまうという不平等なシステムが温存されている。
今後、貧困層の拡大は避けられない。また、労働市場も激しく流動化している。
高校を出て、大学教育を受けたとしても、必ずしもそれに見合う職業につけるかといえば、かつてと違い、状況は厳しくなっている。
ならば、教育の機会は平等に与え、大学教育を受けるコストも下げるべきではないのか。
仮にも大学を卒業して「派遣」しか就職先がなく、ワーキングプアになっても不満が少なくなるように。◇
民主党は政権を取ったら、是非とも、この公約を実行してほしい。
http://www.news.janjan.jp/government/0907/0907116811/1.php
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